MacBook Air がたまにスリープしたまま、シャットダウンしてしまっていることがあります。
エラーレポートを見ると、グラフィックの負荷が大きかったようです。
思い当たるのは、サブディスプレイ(2台)の接続です。
1. スリープしたまま戻らない
MacBook Air をスリープから起動しようとしたら、起動音が鳴りました。
パスワードを入れてログインすると、エラー画面が表示されました。
こういうことはたまにあります。
「レポート」をクリックすると、問題の詳細が表示されます。
レポートを細かく読むのは大変ですが、タイトルやはじめの数行だけでも確認してみると、問題の手がかりになります。
「macOSの問題レポート」に「panic(cpu 2 caller)」とありました。
「カーネルパニック」というエラーです。
panic (cpu 2 caller 0xffffff80230d3941) : userspace watchdog timeout: no successful checkins from WindowServer in 120 seconds
WindowServer has not exited since first loaded
watchdog は、何かが失敗したときにコンピューターを再起動するプロセスです。
WindowServer プロセスが応答停止していたために、再起動されたようです。
2. サブディスプレイがグラフィック負荷になっていた?
WindowsSever が応答停止してしまった原因としては、「GPU」などグラフィック負荷が影響しているようです。
macOS Catalinaでの事例が見つかりました。
GPUを使用するアプリケーションの使用時に起こる
Catalina-カーネルパニックWindowServerからのwatchdog timeout | デザぐり
WindowServer-watchdogという事でスクリーンセーバーから復帰する際に起こる事が多い
以前の macOS バージョンとは対照的に、[システム環境設定] – [アクセシビリティ] – [ディスプレイ] で [モーションの削減]、[透明度の削減]、および特にコントラストの増加を有効にすると、Catalina で WindowServer の CPU 使用率が高くなるようです。
Constant Kernel Panics – userspace watchdog timeout: no successful checkins from com.apple.WindowServer | MacRumors Forums
AppleのiMovieやFinal Cut Pro X、写真アプリ、外部ディスプレイの接続などでもWindowServerサービスが反応しなくなり、カーネルパニックに陥る
macOS 10.15 Catalinaでは「watchdog timeout」によりMacがカーネルパニックに陥る不具合があるもよう。 | AAPL Ch.
この中で思い当たるのは、外部ディスプレイです。
2台の外部ディスプレイを接続して作業していたので、負荷が大きかったのかもしれません。
MacBook Airは、そこまでCPU性能に余裕がないようです。
2台 外部ディスプレイを接続していると、入力がもたついたり、本体が熱を持ったりしています。
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