ブラウザに(Safariではなく)Chromeを利用しているなら、「その他のツール」にある「ショートカット作成」から、Macアプリのように扱うことができます。
1. Androidスマホで見つけた記事を後でMacで読み返したい
後で読みたいウェブページをスマホからPCに送る方法として、何がいいか試行錯誤してきました。
今回は、Google Keepにリンクを送って、見終わったら「アーカイブ」にするという使い方を試してみます。
これまで、Chromeの「お使いのデバイスに送信」を利用したり、
LINE Keepメモ を試したり。
私のメイン環境では、AndroidスマートフォンからMac PCに送信することを多いです。
Chromeの「お使いのデバイスに送信」は、Mac PCをスリープにしていると送信できていないことがありました。
LINE Keepメモは、PCからアクセスするには、LINEアプリで定期的に「ログイン」する必要がありました。
Chromeの「リーディングリスト」は、Androidスマートフォンからは追加できませんでした(※)。
Chromeの「Near By Share」は、まだ Mac には対応していませんでした。
すぐにアクセスするには、アプリがあると便利です。ブラウザで開くと、他のタブに紛れて埋もれてしまうからです。
2. ウェブページをアプリ化するFluid(SSB)
「Google Keep」のMac用のデスクトップアプリがないか探してみましたが、今のところはないようです。
「Google Keep 」調べてみると、ウェブページをアプリ化して利用するアプリ「Fluid」を利用する方法が見つかります。
Fluidは、ウェブページをMac用デスクトップアプリに切り替えるアプリです。
・Fluid – Turn any webpage into a real Mac App
実は、Fluidは、「サイト限定ブラウザ(SSB:site-specific browser)」というアプリで、2007年に公開されました。
Fluid is a WebKit2-based site-specific browser (SSB) for Mac OS X created by Todd Ditchendorf.
Fluid (web browser) – Wikipedia
Fluidは、無料アプリです。$5の有料ライセンスもありますが、無料の範囲でも十分利用できます。
Fluid は無料です。あなたは無料でFluidをダウンロードして、好きなだけFluidアプリを作成することができます。
ただし、5ドルで、いくつかの追加機能のロックを解除するFluidライセンスを購入できます。
・MacOSXステータスバーに固定します。
Fluid – Turn any webpage into a real Mac App
・ユーザースクリプトまたはユーザースタイルを使用します。
・フルスクリーンモードを使用します。
3. Chromeのショートカット作成
とはいえ、ウェブページのアプリ化で言えば、2007年当時と違い、今では Chromeにも機能があります。
なるべくなら、システムにインストールするアプリは少ない方がよいです。
Chromeを「Google Keep」で表示して、
メニュー(︙)の「その他のツール」から
「ショートカットを作成」を選びます。
「ウィンドウとして開く」のチェックを有効にして、「作成」すると、ドックにもアイコンが表示されます。
あとは、「Dockに追加」しておけば、すぐにKeepにアクセスすることができます。
この方法は、Macに限らず、Windowsでも同様です。
ブラウザにChromeを使っている場合は、手軽なのでオススメです。
Chromeは、内部エンジンを独立したプロセスにできるので、ウェブページが簡単にアプリになります。この話題は、ElectronやPWAとも関連しますね。
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