スマホに買い替えたいんだけど、どんな料金がかかるのか不安なんだよね。
スマホにかかる主な料金は、「月々の通信料」と「機種代の分割払い」です。
あとは、「追加契約(オプション)」に不要なものが含まれないように気をつければよいです。
ただ、「追加契約」は単価も小さく、あとから自分で変更もできるものが多いので、最初はそこまで気にしなくても大丈夫です。
プランや割引がいっぱいあって、結局 どれを選んだらよいか難しいよね。
1. 月々の料金明細
まずは、実際にスマホに変えたら、どんな請求項目があるのか確認することが大事です。
機種代と通信料、あとは細かいオプションや割引があります。
ただ、大前提として利用するサービスをめいっぱい絞っても、携帯電話の料金よりは割高になる傾向です。機種の買い替えが頻繁になる(だいたい2〜5年ごと)のと、システム維持のためにもインターネット通信が必要になってくるからです。
1-1. データプランは「定額」
毎月の通信料は、「データプラン」と「音声通話料」に分かれます。
「定額データプラン」は、「月〇〇ギガまではインターネット使えて、それがなくなると月末まで低速モードになる」という料金体系です。
各社で異なりますが、だいたい4つの定額プランに分類できます。
「シニア限定プラン」は条件が厳しかったり、ない場合もあります。
基本的には「節約プラン」を選択することが多いと思います。
1-2. 音声通話と通話定額オプション
あとは「音声通話」。
電話を頻繁にやり取りするなら、「通話定額」のオプション契約にするか判断します。
ただし、「LINE通話」など電話回線を使わずに通話するなら、通話定額は不要です。
LINE通話は「電話ではない」んだね。
1-3. スマートフォンを選ぶ
購入するスマートフォンによって、価格帯もさまざまです。
あまり安い機種を選ぶと動作が遅く、すぐに買い替えが必要になってしまいます。
買い替えに伴う設定は大変なので、5万円ほどの予算の「中庸のもの」がオススメです。
なるべく独力で使っていくことが想定されるなら、「シニア向け」は文字も大きく見やすいです。
ただ、家族や友人が手助けしてくれるなら、むしろ標準的なタイプの方が教えてもらいやすいかもしれません。というのも、「シニア向けスマホ」は 操作方法がやや独特なので、標準的なスマホに慣れた人にとっては かえってわかりにくいからです。
また、高性能の機種との違いは、主にカメラの画質(あとはスマホゲームができるか)です。
きれいな写真が撮りたいなら、高性能のスマートフォンもよいですね。
2. 「あんしん」のための追加費用
あとは、「あんしん」のためにいくつか月額費用があります。
すべてが必要なわけではないので、使い方に応じて選んでいきます。
「故障の保険」は、入っておいた方が無難だと思います。
スマホは高価なので、ちょっと落としたときなどの修理が全額自己負担だとつらいです。無料にはならないことが多いですが、かなり負担が減ります。
「詐欺・ウイルス対策アプリ」も、はじめての場合は念のために入れておいた方がいいかもしれません。これはスマホに慣れたらそこまで必要ないのですが、自分が間違って偽サイトに進もうとする操作などを止めてくれます。
そのほか、携帯ショップによっては、「VPN(公衆Wi-Fiでのセキュリティ)」や「広告ブロック」など、追加サービスを提案してくる場合があります。これらは、後日 必要性を感じてから追加するのでも大丈夫です。というのも、あまりインターネットを使わない場合には、そこまで恩恵がないからです。
注意しないといけないのが「月額制」か「分割払い」か。
一見、同じように見えますが、「分割払い」だと途中解約ができません。
あと、けっこう加入したものの設定で有効になっていないケースも見かけます。
それでは「宝の持ち腐れ」になってしまうので要注意です。セキュリティアプリなどは「設定」までしたところで、動き出します。
なかなか「お店任せ」にはできないんだね。
3. 各種の会員登録(アカウント)
スマートフォンの契約時には、たくさんのパスワードを決めます。
これは、利用するサービス会社ごとに「本人確認」できるようにするためです。
契約の最後のほうにパスワードを決める手続きがまとめてあるので、かなり疲れます。
そこまで気力を残しておけるとよいです。
これらの会員登録を「アカウント」といい、ID(名前代わり)・パスワードを決めます。
スマートフォンの購入時に登録するアカウントとしては、
・携帯会社の会員登録(dアカウント、au IDなど)
・Googleの会員登録(Googleアカウント)
・LINEの会員登録(LINEアカウント)
などが代表的です。
また、スマートフォンを使っていると、どんどん会員登録は増えていきます。
頭で記憶するのはほとんど不可能です。
パスワード帳などに、「サービス名」「ID」「パスワード」「利用目的」をわかるように控えておきましょう。
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