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SIMありのiPadでもSMSはできない【iPadのSMSとLINE】

スマホ基礎

「iPhoneでは画面が小さくて、iPadとガラホに変えた」というケースで、思わぬ落とし穴に遭遇しました。

今回は、iPhoneとは一味違う(?)、iPadの独特なSMSの特徴についてレポートします。

ポイント
  • iPadは「大きなiPhone」とは言えない違いがある。
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iPadの種類(サイズと通信)

iPadは大きく2種類あります。

大きさのこと?

今回話したい違いは型や大きさの話ではないのですが、せっかくなので紹介しておきますね。

iPadには価格の違う4つのサイズがあります。

iPadの4つのサイズ
  • iPad Pro(プロ) … 大画面タイプで高性能
  • iPad Air(エアー) … 薄型タイプで高性能
  • iPad … 標準タイプ(やや廉価)
  • iPad mini(ミニ) … 小型タイプ
iPadの4つのサイズ
画像引用元:iPadのモデル(Apple、2020年12月時点)

iPadの携帯電話ネットワーク接続

今回、もっとも重要な違いは、携帯電話ネットワーク接続の種類です。

iPadの携帯電話ネットワーク接続
  • Wi-Fiモデル(ワイファイ・モデル)
    SIMカード非対応
  • Wi-Fi+Cellularモデル(ワイファイ・セルラー・モデル)
    SIMカード対応
iPadの携帯電話ネットワーク接続

セルラーモデル(Wi-Fi+Cellular)の方がパーツが増えることもあり、少し重たくて、1万円ほど高価です。

Wi-Fi接続でインターネットにつなぐ

iPadはどちらのモデルでも、Wi-Fiネットワークを使ってインターネットに接続し、ネットサーフィンやEメールの送受信、道順のチェックなどができます。

自宅にワイヤレスインターネットルータがある場合には、安いWi-Fiモデルが適しています。また、カフェ、学校の図書館、空港などのワイヤレスホットスポットの近くでも、インターネットを利用できます。

Wi-Fiだけのモデルは、パソコン代わりに自宅で使うのに適しています。

「セルラー」のメリットは何?

一方、「Wi-Fi + Cellularモデル」のiPadなら、Wi-Fiネットワークが利用できない場所でも、携帯電話データネットワークを使ってインターネットに接続できます。

ただし、携帯電話ネットワークを使用するには、携帯キャリア会社に契約してSIMカードを発行してもらう必要があります。

セルラーモデルだと、スマホと同じようにどこでも使えるのね。

そうですね。そして、スマホと同じように月額の通信料金がかかります。

「セルラー」とは?

セルラー(Cellular)」というのは、電気通信網の種類です。

「セル(cell)」というのはマス目のことです。

「セルラー・ネットワーク」では、たくさんの基地局を設置して、マス目のように無線区域を張り巡らせることで、移動しながら通信ができる通信網です。

(参考:モバイルネットワークの技術(移動体) – NTT技術資料館

画像引用元:Intercell Interference Coordination: Towards a Greener Cellular Network*

Wi-Fi+CellularモデルのiPadは大きなiPhoneではない?

iPadの基本システムは、iPhoneと同じ「iOS(アイオーエス)」。

だからiPhoneでできることは、ほとんどiPadでできます。

しかし、今回のようにiPhoneを利用していた人がiPadを使うと、思わぬ違いに戸惑います。

iPadにSIMがあるのに電話をかけられない

まず、iPadには電話アプリがありませんので、電話番号で通話できません。

まぁ、これは電話じゃないから、しょうがないか……

ただし、SIMカードが挿入されている「Wi-Fi+Cellularモデル」には、電話番号は付加されています。その証拠に設定アプリで「情報」を確認すると、電話番号が表示されます。

しかし、その電話番号にかけてもiPadにはつながりません。

iPadにSIMがあるのにSMSができない

電話ができないのはわかるのですが、iPadの場合はSMSも届きません

SMS(ショート・メッセージ・サービス)」とは、携帯キャリア会社のSIMカードを使って送信するメッセージのことです。SIMカードの中に記憶されている電話番号を利用するため、最大670文字までのメッセージが送信できます。

しかし、iPadに挿入されているSIMカードの電話番号に対して、SMSを送信しても届きません。

iPadは、単独ではSMSに対応していないからです。

iPadの「メッセージ」アプリを詳しく

でも、iPadにも「メッセージ」アプリはあるよー

iPadで利用できるメッセージは、次のケースです。

iPadで利用できるメッセージ
  • iMessage
  • iPhoneのSMS

iMessageとSMSの違いは?

あまり意識しにくいのですが、そもそもiPhoneの「メッセージ」アプリでは2種類の通信方法を自動的に切り替えながら送受信しています。

スマートなんだけど紛らわしいね💦

どちらの通信方法を利用しているかは、吹き出しの色で区別できます。

「メッセージ」アプリの2種類の通信方法
  1. SMS:送信したメッセージの吹き出しが【緑色】
  2. iMessage:送信したメッセージの吹き出しが【青色】
iMessageとSMSの違い
画像引用元:iMessage と SMS/MMS について(Apple)

SMSは、電話番号を知っている相手ならメッセージを送ることができる手軽さがありますが、使った分だけ携帯料金に加算されるというデメリットがあります。

そこで、iPhone同士ならインターネット通信を利用することで、料金を節約するようになっています。これがiMessageです。

iMessageは吹き出しの色が違うだけで、見た目はSMSとほぼ一緒ですが、iPhoneやiPad同士でしか利用できません。

相手がガラケーやAndroidスマートフォンなら、iMessageではメッセージを送れないのね。

iPhoneと「連係」すればiPadでもSMSできる(ただし……)

もう一つiPadでメッセージを利用する方法は、「iPhoneのSMS」と連係する方法です。

「iPad でも iPhoneと同じApple IDを利用する」と、iPad上でも iPhoneのモバイルデータ通信を使って、SMSメッセージを送受信できます。

iPhoneの「設定」アプリの「メッセージ」から「SMS/MMS転送」を選ぶと、同じApple IDでログインしている端末が表示されるので、転送先を選ぶことができます。

出典:iPhone から iPad、iPod touch、Mac に SMS/MMS テキストメッセージを転送する方法 – Apple サポート (日本)

ただし、設定したiPadでSMS/MMSを送受信するには、iPhone の電源が入っていて、インターネットに接続されている必要があります。

このように iPadでもiPhoneと連係すればSMSを利用できますが、この場合の番号はiPhoneの電話番号です。iPhoneのモバイルデータ通信を利用するので、iPadはWi-Fiモデルでも構いません。

つまり、やっぱりiPad(Cellular)のSIMカードの電話番号ではSMSを送受信できません。

SMSを送受信できないデメリット

iPadでSMSが送受信できないことは、iPhoneと一緒に使っている場合には そんなに気になりません。

しかし、ガラホとiPadを利用している場合には、不便に感じます。

2段階認証が不便

それは、SMSによる2段階認証です。

最近のウェブサービスでは、本人確認手段としてSMSによる電話番号の確認が多くなっています。

せっかくiPadをCellularモデルにしても、本人確認の電話番号として使えません。わざわざ、ガラホに送られてくる確認番号を確認する必要があります。

iPad単体でアプリの操作が完結しないので、iPhoneに比べてちょっと不便です。

iPadのLINEアプリはiPhoneとは違う

追記:2021-10-27

LINE(iPad版)アプリが廃止になって、iPadでもiPhone同様にLINEアカウントを作成できるようになりました。

これに関係して、LINEの利用でも不便があります。

iPhoneやAndroid端末では、電話番号を登録してLINEアカウントを作成することができます。

LINEアプリの登録にはスマホの電話番号が必要

iPad単体ではLINEのアカウント登録ができません。

これは、iPadではSMSを受信できないから、という理由ではありません。というのも、LINEアカウント登録には固定電話の番号を使うこともできるからです。この場合、確認コードは自動音声で聞くことができます。

iPadでLINEアカウントを作成できないのは、そもそもiPad版のLINEアプリが、iPhone版のアプリと異なるからです。iPad版のLINEアプリはパソコンと同じ仕組みで、すでにあるLINEアカウントに「ログイン」する方法になっています。

iPadでLINEを使うには、すでにスマホで取得したLINEアカウントでメールアドレス・パスワードの登録をして「ログイン許可」をしておく必要があります。あくまでスマホのLINEアプリの補助です。

つまり、「iPhoneのLINEを大きなiPadでも見る」という使い方はできるのですが、「iPadで独自のLINEアカウントを運用する」という使い方はできません。

ですので、iPadでLINEを利用するには、あらかじめスマートフォンでLINEを登録しておく必要があります。

LINEログインの制限

ちなみに、パスワードを知られると不正にログインされる危険もあるので、通常は「ログイン許可」はオフにするのがおすすめです。

まとめ:iPadはiPhoneとセットでないと不便

このようにiPadのセルラーモデルは、iPhoneの完全な代替にはなりません。

iPadは、iPhoneと一緒に使ったときに一番シームレスになるように設計されています。

iPhoneと同じLINEアカウント・電話番号で利用できます。

しかし、その分 iPad単体で電話番号を利用できないようになっているので、注意が必要ですね。

SIMを入れたAndroidタブレットと同じように考えると、間違ってしまいます。

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SIMありのiPadでもSMSはできない【iPadのSMSとLINE】
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