「iCloud写真」をオフにしたいけど iPhoneの写真は残したい 【オリジナルとサムネイル】

インターネット小話スマホ基礎操作には要注意
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「iCloud写真 をオフにすると、iPhoneの写真が消えてしまう」と、ネットでみました。

どうすれば、写真を消さないで、オフにできますか?

iPhoneの容量が十分あれば、iCloud写真をオフにしても写真は消えません。

ただし、iPhoneの容量が足りないと一部の古い写真が消えてしまう場合があるので、注意が必要です。

今回は、iCloud写真とiPhoneストレージの関係について、見てみましょう

免責事項

なるべく正確な情報になるよう努力していますが、個々のPC/スマホにより状況は異なり、結果の保証はできません。
操作の際には、十分に注意の上、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。

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iPhone内の写真は勝手に圧縮されている

iPhoneは通常「iPhoneのストレージを最適化」と設定されています。

この設定にすると、
▶ iPhone本体の保存領域(ストレージ容量)が不足したら、
▶ iCloudに保管できた写真のオリジナルを iPhone内から削除して、
▶ 圧縮(最適化)した写真だけを残すようになります。

この圧縮した写真が、iCloud写真をオフにしたときに、消えてしまうのです。

もし、「写真」にiPhone内で圧縮されている写真が含まれている場合には、「オリジナルの完全版をダウンロードするか」確認する画面が表示されます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-21-3-1024x576.jpg

iPhoneに残したい場合には、「写真とビデオをダウンロード」するようにしてください。

ちなみに「iPhoneから削除」は、「圧縮されている古い写真を残さない」という意味で、iPhoneのすべての写真を削除するわけではありません。また、もちろん オリジナルの写真は iCloudサーバに残っているので、後で インターネットからアクセスしてダウンロードすることができます。

ところで、実際には iPhone内にダウンロードできないことも多いです。

というのも、iPhone内の写真が圧縮されている場合は、すでに iPhoneストレージの容量が不足していることが多いからです。

iPhoneの「写真」アプリと「iCloud写真」の関係

iCloud写真と、iPhone上にある写真アプリ、何が違うのかな?

直感的にはわかりにくいのですが、iPhoneの「写真」アプリは、iPhone内の写真だけを閲覧するアプリではありません。標準的な設定(iCloud写真がオン)だと「iCloud写真」を表示しています。

iPhone単体では違いがわかりにくいですが、iPadなど他の端末を持っている場合は、それらの写真も同じように iPhone から見ることできます。

反対に、iPadの写真アプリでも、iPhoneで撮影した写真をそのまま見られます。

いちいち転送しなくてもいいんですよー。すごくないですか?

また、iCloud写真がオンの場合、iPhoneのすべての写真は、iCloudにアップロードされます。

写真アプリを見てみると、一番下に「アップロードが完了しました」と表示されているので、確認できます。

写真や動画を撮影していると、すぐにいっぱいになってしまいます。

iPhone内のオリジナル写真を自動削除する(iPhoneのストレージを最適化)

iPhoneで撮影した写真は、アップロードしても削除されるわけではありません。iPhone内にも元の写真は残っています。

しかし、iPhoneのストレージが少なくなると、不要なオリジナル写真を削除する設定(iPhoneのストレージを最適化)があります。

iCloud写真の設定は、「設定」アプリから表示します。

iCloud写真を表示する

iCloud写真のデータ管理方法は2種類あります。

iCloud写真の設定
  • iPhoneのストレージを最適化(iCloudが主)
  • オリジナルをダウンロード(iPhone本体が主)

「オリジナルをダウンロード」では、撮影した写真は iCloudストレージとiPhoneストレージの両方にオリジナルのデータが保存されます。つまり、最適化は実行されません。

「iPhoneのストレージを最適化」にすると、iPhoneの空き容量が足りなくなると、iPhone本体の写真を削除して、低画質のサムネイル画像に置き換えます。撮影したオリジナル写真は、iCloudストレージにだけ保存されて、iPhoneには残りません。

iCloud写真をオフにする(iPhoneの同期を止める)

「iCloud写真」をオフにすると、iPhoneとiCloud写真のリンクが切り離されます。

このとき iPhone内の「サムネイル画像」は、iCloudのデータを消すと一緒になくなってしまいます。

これが、iCloudをオフにすると、iPhoneの写真が消える仕組みです。

iPhoneのストレージを最適化
お使いのiPhoneの空き容量が少なくなった場合に、フル解像度の写真とビデオが、デバイスのサイズに小さくされたバージョンに自動的に置き換わります。

iPhoneiCloud
iPhoneのストレージを最適化仮データ原本
オリジナルをダウンロード原本原本

「オリジナルをダウンロード」に設定し直せば、iCloud写真はすべて iPhone内にダウンロードされます。

ダウンロードには時間がかかるので、少し待ちます。

iCloudの写真は残る

iCloudに預けた写真の方はどうなるの?

iCloud写真は、Apple IDのサービスの一つです。

“iCloud写真”を使用してすべてのデバイスからすべての写真にアクセスできます。

Apple IDの利用開始 手続き

一つのiPhoneの「iCloud写真」をオフにしても、iCloud内の写真は残ります。

他の端末からApple IDにサインインすれば、iCloud上の写真データを閲覧することができます。

iCloudからも写真をすべて削除する場合の操作

そっか。iCloud写真をオフにしても、iCloudの写真は残るのね。
それじゃあ、どうするとiCloudの写真は消えてしまうの?

ついでに、iCloudの写真を全て削除する操作についても確認しておきましょう。

iCloudから全て写真を消す場合の操作は、iCloudの「ストレージを管理」から操作します。
「写真」を選んで、「無効化して削除」します。

ここでも、iPhone内に残っていないデータがある場合には、警告が表示されます。

iCloudに保存されている写真の一部は、このiPhoneにダウンロードされていません

iCloud写真は、間違えて削除してしまったときのために、「iCloudストレージ」の管理から、30日以内なら取り消すことができます。

「無効化して削除を取り消す」
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