スマートフォンの画面に「アップデート」などと表示されました。
このままの状態でよいのでしょうか?
- シニア世代で「仕方なくガラケーからスマートフォンに替えた」
- スマホの料金プランは「節約型」で月のデータ通信容量が1~3ギガと少なめ。
- ひとり暮らしで、自宅にネット回線・Wi-Fi環境はない
スマートフォンで定期的にある「アップデート」は、
データ通信量が減りすぎないように気をつけながらも、
なるべくちゃんと実行しておいた方がよいです。
YouTube動画でも話しています。
1. 大事なメンテナンス
「アップデート」は、定期的にお知らせが届きます。
スマートフォンを使っていく上で大事な「メンテナンス」です。
何もせずに放っておくとアプリの細かな問題点が修正されないまま。
誤動作やセキュリティ上の危険の原因にもなってしまいます。
個々のアプリのアップデートはすぐに済みますが、
基本システムのアップデートは時間がかかります。
2. データ通信量に気をつけながら
なるべくこまめに実行した方がよいのですが、注意も必要です。
それは、データ通信量です。
とくに、家庭でインターネット回線の契約をしていない場合は、
スマートフォンの「電波が遅くなって」しまう原因にもなります。
アプリやシステムの更新データは、
100メガ(0.1ギガ)〜1ギガを超えるような大きい場合もあります。
スマートフォンには月のモバイルデータ通信の利用限度があります。
スマートフォン契約の料金プランによって違います。
それを超えてしまうと、月末まで通信速度がガタ落ちしてしまうのです。
ネット・メール、LINEなどがうまく送受信できなくなります。
「アップデート」は なるべく早めにした方がよいですが、
一方で、しなかったからと言ってすぐに被害が発生するわけでもありません。
月のモバイルデータ通信量の残量が少ないときには、後回しにするのも選択肢です。
3. 必要な更新でも通信料負担がある
アップデートは必要なのに、月の通信量が減ってしまうの?
なんか腑に落ちないなぁ。
スマートフォンの更新は、利用に必要なものです。
しかし、そのデータ通信料は「個人持ち」です。
といっても、スマホ契約は「データ定額」がほとんどで、
直接 通信料が発生するわけではありません。
ただし、プランによっては料金段階(ステップ)が変わって、利用料が上がることもあります。
ちょっと「理不尽」な気もしますが、そういうものと割り切るしかないです。
自動車の点検のようなもので、使う以上はメンテナンスして利用しないと、リスクがあります。