Windows PCで急に画面表示がおかしくなって、サインインできなくなってしまいました。
パスワード入力欄が見つかりません。
Windows PCでは、急に画面が拡大表示になって、全体が見られなくなってしまうことがあります。
この場合は、Windows + Escキーで拡大表示を終了できます。
「拡大鏡」は、視覚障害などで小さな画面が識別しにくい方向けの機能です。
1. Windows+「;」キーで拡大鏡
これは、Windowsの「拡大鏡」機能です。
Windows(田)キー を押しながら「;」キーを押すと、「拡大鏡」アプリが起動して有効化されます。
「拡大鏡」は、パソコンのサインイン画面でも起動します。
うっかり拡大表示にしてしまうと、パスワード入力欄が見えなくなってしまうことがあります。
拡大表示の状態でも、マウスポインターを画面の端に動かしていくと、表示範囲自体を移動できます。
Microsoft サポートによると、「Windows +『+』キーを押す」と記載されています。
しかし、日本語配列のキーボードで試すと、「Windows+『;』キーを押す」で起動します。
わざわざ、シフトキーを押して「;」を「+」にする必要はないようです。
2. サインイン画面のアクセシビリティ
どうして、拡大表示になってしまったんだろう?
サインイン画面の右下にある「人のマーク(アクセシビリティ)」ボタンから、「拡大鏡」を有効にしてしまうことがあります。
2-1. ExcelのCtrl+「;」と間違いがち
他には、Excelの操作で間違えることがあります。
Excelで 今日の日付を入力しようと Ctrl+「;」を押すつもりが、間違って Windows+「;」になって戸惑うことがあります。
特に、Windows/Mac/スマホ 共用の Bluetoothキーボードだと、Windowsキーの位置がわかりにくいです。
ふだん、「Z」の下にCtrlキーがあるキーボードも多いからね。
3. 拡大鏡の終了は Windows + Esc
「拡大鏡」ウィンドウを「閉じる」ことで、拡大表示は終了できます。
ただし、ややこしいのは、画面全体が拡大表示されるため「拡大鏡」ウィンドウが見つからないことがあることです。
そんなときは、Windows + Esc(エスケープ)キーで 拡大鏡を終了できます。
「拡大鏡」のショートカットキーは、Windows 8.1以降で有効です。
Windows 7までは「拡大鏡」アプリは、「スタート」の「すべてのプログラム」ー「アクセサリ」の「簡単操作」内から起動しました。
Windows 11では、「すべてのプログラム」の「アクセシビリティ」内にあります。
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