コンビニで販売されている「LINEプリペイドカード」は、LINEアプリでは「直接は」使えません。
「LINE STORE」のサイトでしか使えないカードだからです。
スタンプショップで買い物をするなら、Appleギフトカード や Google Playカードなどを購入します。
ただし、ちょっと手順がややこしいですが、ブラウザで LINE STORE にアクセスすれば、ちゃんと LINEスタンプを購入できます。
コンビニなどの目立つところに置いてあるから、てっきり LINEのスタンプショップで使えるのかと思っていたよー。
1. LINEプリペイドカードとLINEコインの違い
あれっ?
LINEのプリペイドカードを買ってきたんだけど、どうやってスタンプショップで使えばいいの?
LINEプリペイドカードは、LINEのスタンプショップでは使えません。
ややこしいのですが、「LINEプリペイドカード」は、
▶ 「LINEクレジット」をチャージするためのプリペイドカードで、
▶ 「LINE STORE」というウェブサイトでしか使えません。
LINEプリペイドカードは、日本国内向けLINE STOREでLINEクレジットをチャージするためにのみ使用することができます。
えー💦
スタンプショップは、LINE STOREじゃないの?
一方、LINEアプリの「スタンプショップ」で使えるのは、「LINEコイン」です。
これは LINEのアプリ内購入でチャージします。
つまり、「LINEコイン」と「LINEクレジット」は、まったく別の電子マネーです。
1-1. LINEコインはアプリ内購入でチャージする
LINEアプリのスタンプショップで購入するには、LINEコインが必要です。
LINEコインは、LINEの「アプリ内購入」で入手します。
アプリ内購入の支払い方法は、
▶ クレジットカード払い、
▶ キャリア決済、あるいは
▶ プリペイドカード
から選ぶことができます。
ただし、この場合のプリペイドカードは、
▶ Apple ギフトカード(iPhoneなら)
▶ Google Playカード(Androidスマートフォンなら)
になります。
LINEプリペイドカードではLINEコインは買えないのです。
これは、「アプリ内購入」が Google PlayストアやApple ID 経由で支払う仕組みだからです。
1-2. LINEプリペイドカードを買ってしまったら
えっ、じゃあ LINEプリペイドカードではスタンプが買えないの?
そんなこともありません。
LINE STOREでも LINEスタンプは販売されているからです。
ちょっと面倒ですが、LINE STORE でログインしてスタンプを買えば、ちゃんと LINEアプリでも使えます。
2. LINEコインの価値は1コイン1円ではない
LINEコインとLINEクレジットは、1ポイントの価値も異なります。
「LINEコイン」は、「1コイン=1円」ではありません。
まとめ買いで価値が変わりますが、だいたい「1コイン=2.5円」です。
例えば、130コインで320円です。
標準的なスタンプ(100コイン)は、約246円相当になります。
(ちょっと前までは100コイン250円でしたが、円安や物価高騰で価格とコイン数が改定されています)。
一方、「LINEクレジット」は、1ポイント1円に対応しています。
標準的なスタンプは、250円で販売されています。
スタンプに必要な金額自体はそんなに変わらないのね。
3. LINEコインはアプリ内通貨
どうして、LINEコインは 1コイン=1円ではないの?
LINEコインは、「電子マネー」ではなく「アプリ内通貨」として設計されたからだと考えられます。
「1円=1ポイント」に固定しなければ、「まとめ買い」の割引ができるからです。
このようなアプリ内通貨と円の価値をずらす方法は、LINEがスタンプ販売を開始したころには、すでにほかのソーシャルゲーム(例えば、パズドラの「魔法石」)で効果が表れていました。
そこで、LINEコインでも同じ手法が導入されたと考えられます。
そういえば、パズドラは、1魔法石=99円(当時)だったけど、
30魔法石=2000円のように、「まとめ買い」の割引があったんだよね。
せっかくなら多めに買っておこうか、と思うね。
また、LINEコインが1コイン=1円にしなかったのは、「割安感」を出すためだと思われます。
はじめから「スタンプ250円」と表示するより、
「スタンプ100コイン」の方が、なんとなく安く見えるからです。
確かに、途中まで購入手続きしたら、そのまま購入することも多いよね。
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