家のWi-Fiがインターネットにつながらなくなったんだけど、どうしたらいい?
インターネット接続機器は、たまに不具合を起こすことがあります。
そんなときは、電源を入れ直すことで改善することが多いです。
1. ルータと回線終端装置(ONU)
家にインターネットにつなぐ機械があるんだけど、なんでいくつもコードでつながっているの?
家庭の中のインターネット接続機器は、一か所にまとめて設置してあると思います。
インターネット接続用の機械としては、回線終端装置と無線ルーターの2つの機械があることが一般的です。
とはいえ、最近では、「光回線ルーター」として一台にまとまっていることも少なくありません。
慣れないとケーブルが「むちゃくちゃに」つながっているように見えます。
しかし、実は ルーターから光回線の入口まで一方通行で遡ることができるはずです。
「インターネットにつなぐ機械」というと、「ルーター」を思い浮かべます。
しかし、「ルーター」のメインの役割は「中継機」です。
つまり、家庭内のスマホやパソコンのインターネット接続をとりまとめるのが、主な仕事です。
インターネットの光回線を直接 受けるのは、「回線終端機器(ONU:Optical Network Unit)」という機械です。
光回線とコンピュータの橋渡しをするのが、回線終端機器の役割です。
回線終端機器は、光コンセントに細いケーブルでつながっています。
ちなみに光回線には3つの方式があります。
詳しくは、「VDSL方式とは?ADSLや光配線方式の違い・ルーターの有無を解説!」がわかりやすいです。
2. 自宅でインターネット接続が急にできなくなったら
自宅でインターネット接続が急にできなくなる原因の一番は、ルーターや回線終端装置の内部処理で不具合が起きることです。
ルータや回線終端装置は、パソコンのようなコンピュータです。
基本的には常に電源をオンにして使いますが、処理の結果が内部メモリに記録されていきます。
使用していくと、徐々にメモリ内に「ゴミ」が溜まり、不具合を起こすことがあるのです。
そんなときには、いったん電源コードを抜いて、差し込み直すことで仕切り直しができます。
ただし、急な電圧の変化は故障のもとです。
電子回路にとっては、コードを差し込み直す前に 10秒ほど待つ方がよいです。
あと、通信ケーブルを無計画に抜き差しなどすると、元に戻せなくなることがあります。
事前に写真などで撮って、慎重に作業しましょう。
寝不足で作業をしてくれているんだね。
たまには休憩も必要。
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