【スポンサーリンク】

Coke ONアプリでGoogle Fitの歩数が反映されない?

Coke ONアプリでGoogle Fitの歩数が反映されない?
  • Coke ONアプリは、Google Fitと連携していても「身体活動」のアクセス権限が許可されていないと歩数が表示されません。
  • つまり、歩数を表示するには、(A)Googleアカウントでのアクセス許可 と (B)スマートフォンの設定でのアクセス許可 の両方が必要なのです。
  • また、継続して歩数計測したいなら、アプリのバックグラウンド動作を制限せず、権限の自動停止を無効にしておくのがおすすめです。
Coke ONアプリでGoogle Fitの歩数が反映されない?

YouTube動画でも話しています。

\記事が役に立ったらシェアしてね/
【スポンサーリンク】

1. Coke ONアプリで歩数が計測されない?

Coke ONアプリで歩数が計測できなくなりました。
アプリの設定を見ると、「スマホ歩数計データ」は有効になっているはずなのですが……。
どうすればよいですか?

環境:Androidスマートフォン

まずは、Coke ONアプリの「アプリ情報」から「身体活動」の権限が許可されているか、確認してみてください。

Coke ONアプリで歩数が計測されない?

「身体活動」の権限を許可されずに、歩数が読み取れないケースが多いようです。

1-1. Coke ONから「身体活動」へのアクセス権限を許可する

Coke ONウォークの歩数
  • Coke ONウォークの歩数は
    Google Fit で記録されたデータを参照
  • Googleアカウントのログインが必要
  • 身体活動へのアクセス権限が必要

Coke ON」アプリには、歩数に応じてスタンプを集められる「Coke ON ウォーク」があります。

この歩数は、Coke ONアプリが計測しているのではありません。
Androidスマートフォンの場合、Google Fit で記録された歩数を参照しています。

そこで、Coke ONアプリで歩数を表示するには、「身体活動」へのアクセス権限を許可する必要があります。

Coke ONから「身体活動」へのアクセス権限を許可する
  1. 「設定」アプリを開き、「アプリ」の一覧から「Coke ON」を探して選択する
  2. 「アプリ情報」の「権限」から「身体活動」を選択する
  3. 「許可する」に変更する
Coke ONから「身体活動」へのアクセス権限を許可する

これで、Coke ONアプリが歩数データにアクセスできるようになります。

2. Coke ONアプリの初期設定を振り返る

Coke ONアプリの初期設定を振り返る

どうして、わざわざ設定からアプリ権限を許可する必要があったの?

ふつうは、使っていると自然と許可を確認してくるよね?

実は、Coke ONアプリの初期設定の途中では、「身体活動へのアクセス」を確認する画面が出てきません1

Coke ONアプリの初期設定を振り返る

アプリのインストール時に確認されるのは、「位置情報」だけでした。

位置情報

Coke ONアプリの位置情報は、主に近くにある自動販売機などを探すのに利用されます。

2-1. Coke ON ウォーク:歩数目標を設定する

Coke ON ウォークを始めるには、まず「歩数目標」を設定します。

Coke ON ウォーク:歩数目標を設定する
  1. 下部メニューから「チャレンジ」を選択する
  2. 「歩数目標を設定してはじめる」を押す
  3. 1日の歩数目標を入力し、「確定する」を押す

2-2. エラー:「Google Fitから歩数情報を取得できませんでした」

目標を設定してCoke ONウォークを「使ってみる」を押すと、「Google Fitと連携しますか?」という確認が表示されます。

Googleアカウントに保存された Google Fitの身体活動データへのアクセスを許可します。

エラー:「Google Fitから歩数情報を取得できませんでした」

ところが、「続行」を押して許可しても、エラーになりました。

Google Fitから歩数情報を取得できませんでした。

しばらく待ってからお試しください。

おそらく本来はここで、アプリの「身体活動」のアクセス権限を求める確認も必要なのですが、出てこないのです。
そのため、自分で「設定」アプリを開いて許可する必要があったわけです。

エラー:「Google Fitから歩数情報を取得できませんでした」

許可してから、Coke ONウォーク画面を見ると、ちゃんと一週間の歩数が表示されました。

エラー:「Google Fitから歩数情報を取得できませんでした」

Coke ONウォークをはじめてから、歩数を計測し始めるわけではないんだね。

2-3. Coke ONアプリの「スマホ歩数計データの連携」

ちなみに、Coke ONの「スマホ歩数計データの連携」は、メニューにある「アプリ設定」からも変更できます。

Coke ONアプリの「スマホ歩数計データの連携」

3. どうしてGoogle Fitの身体活動データへのアクセスが必要なの?

既に Google Fit と連携しているスマートフォンやウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)が歩数を記録していれば、Coke ONアプリが改めて独自に歩数を計測する必要がなくなるからです。

3-1. 健康管理情報はGoogle Fitに集約されている

もし、いろんなアプリがバラバラに健康管理情報を収集すると、バッテリー消費が増え、データの一貫性や網羅性がなくなってしまいます。

そこで、様々なデバイスやアプリからの健康・フィットネスデータを集約するプラットフォームとして作られたのが「Google Fit」です。

ただし、プライバシーを重視するユーザーのため、身体活動データの共有はユーザーの同意なしにはできない仕組みです。

健康管理情報はGoogle Fitに集約されている

Coke ONアプリがこのデータにアクセスすることで、ユーザーの歩数や活動量を正確に把握できます。

健康管理情報はGoogle Fitに集約されている

多くのスマートフォンには Google Fitアプリが初期状態でインストールされていると思います。
なければ、必要に応じてGoogle Fitアプリをインストールして設定します。

4. Coke ONアプリのバックグラウンド動作を制限しない

もう一つ注意点があります。
それは、Coke ON や Google Fit のバックグラウンド動作です。

スマートフォンの省電力設定によっては、Coke ONアプリのバックグラウンド動作が制限され、正確な歩数計測ができない場合があるのです。

Coke ONアプリのバックグラウンド動作を制限しない
  1. 「設定」アプリのアプリ情報から「アプリのバッテリー使用量」2を選択する
  2. 「アプリのバッテリー最適化」から「制限なし」に設定します。

アプリがバックグラウンドでも正常に動作し、歩数を継続的に計測できるようになります。

4-1. アプリ権限の自動停止も無効にする

また、許可したアプリ権限がいつの間にか「停止」されることがあります。

歩数が計測できなくなると困るので、自動的なアプリ権限の無効化をオフにしました。

  1. Coke ONアプリの「権限」を開く
  2. 下にスクロールして「使用していないアプリを一時的に停止する」をオフにする

こちらもどうぞ。
「Googleアカウント」とは?
「Googleアカウント」とは?
「グーグル」と言えば、インターネット検索が有名ですが、GmailやYouTubeなどさまざまなサービスを展開しています。「アカウント」は、平たく言えば「会員カードのデジタル版」です。実店舗なら会員カードなどで会員かどうかを確認できますが、対面しないインターネットではできません。そこで、利用されるのが「アカウント」で、IDやパスワードによって本人確認をします。

心配になったのでGoogleアカウントの古いパスワードを変更した
心配になったのでGoogleアカウントの古いパスワードを変更した
最近 パスワード流出事件などで不正アクセスの被害(Apple IDへの中国国内からの侵入)を見聞きすることが多いので、Googleアカウントのパスワードを複雑にしておきました。 もとから2段階認証にしているのですが、それに加え パスワードの文字数を増やし記号も含めるようにしました。 そのままだとスマホだと入力に時間がかかるので、少しキーボード切り替えを減らす工夫をしています。 古くから使っている大事なアカウントほど、意外とパスワードが昔のままだったりするよね。 たまには見直す...

Googleアカウントの「サードパーティのアクセス」は許可して大丈夫? 【LINEのGoogle Driveへのアクセス】
Googleアカウントの「サードパーティのアクセス」は許可して大丈夫? 【LINEのGoogle Driveへのアクセス】
Googleアカウントの「セキュリティ診断」をみたら、LINEによるデータアクセスが許可になっていました。 この設定でも問題ないのでしょうか? 一般的な設定なので 問題ないです。 LINEのデータアクセスが許可されたのは、「トーク履歴のバックアップ」を有効にしたからです。バックアップを Googleドライブに保存するために必要なアクセス権限なのです。 ポイント 「サードパーティによるアクセス」では、Googleサービスの機能と連携している他社アプリが確認できる。 LINEによ...

[Android]「使用されていないアプリ権限と一時ファイルを削除」【アプリ権限とプライバシー】
[Android]「使用されていないアプリ権限と一時ファイルを削除」【アプリ権限とプライバシー】
「使用されていないアプリ」の通知は、3か月以上使っていないアプリのアクセス権限などを、システムが自動的に解除したことを知らせています。アプリ権限のほかに、通知やキャッシュ(一時ファイル)をオフにすることで、データ通信や空き容量も節約してくれます。Android 12では、自動的に不要なアプリ権限を削除して、内部データを保護してくれます。

アプリの権限を許可してよいのか不安なときの考え方 【クーポンアプリの権限】
アプリの権限を許可してよいのか不安なときの考え方 【クーポンアプリの権限】
今回は「アプリの権限を許可してよいのか不安」という質問がありました。 スマートフォンでアプリを使うと「アプリの権限」の確認が表示されることがあります。最近は「乗っ取りアプリ」などの報道もあるので、心配になりますよね。 もちろん「不安なアプリは利用しない」という考え方もありますが、ほとんどのアプリは安全に利用できます。どんなアプリなら信頼できるか、一緒に考えてみましょう。 検証 ・スマートフォン:らくらくスマートフォン・アプリ:サンワ パラーダSS公式アプリ 本当に権限を許可し...

(補足)

  1. 2024-06-22現在
  2. 「バッテリー」または「電池」などの項目からも設定できます。
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

Coke ONアプリでGoogle Fitの歩数が反映されない?
【スポンサーリンク】
タイトルとURLをコピーしました