- Macを起動すると「ログイン項目」の通知が表示されたのですが、これはクリップボード管理アプリClipyが原因のようです。
- Clipyアプリを起動するたびに、アプリ自身がログイン項目を更新する仕様になっているため、macOS Ventura以降では通知が表示されてしまうのです。
- この通知を回避するには、Clipyの自動ログインを無効にし、Automatorでオートメーションを作成してログイン項目に追加する方法があります。
1. ログイン項目の通知があるけれど意味がわからない
Macを起動すると、なぜか「ログイン項目」という通知が表示されます。
ところが、押しても「設定」ー「一般」にある「ログイン項目」が開かれるだけ。
何の通知かわからず、気持ち悪い思いをしていました。
2. Clipyの自動ログインの仕組み
実は、クリップボード管理アプリのClipyが原因のようです。
Clipyアプリを起動するたびに、アプリ自身がログイン項目を更新する仕様になっているようです。
しかし、macOS Venturaでは、アプリがログイン項目に追加されると通知が表示されるようになりました。
そのため、Clipyを起動するたびに通知が表示されてしまいます。
2-1. Clipyの更新が止まっている
根本的な解決には、アプリ開発者側の対応が必要だと考えられます。
しかし、Clipyの最後の更新は「1.2.1(2018-11-11)」。
macOS 10.14 Mojaveへの対応を最後に、すでに7年以上 開発が停滞しています。
有志によるフォークもありますが、それでも更新は「1.2.12(2021-12-11)」までです。
3. Automatorで起動する
macOSを起動するたびに表示される通知を回避するには、Clipy.appの自動ログインを無効にし、Automatorでオートメーションを作成します1。
そして、作成したアプリケーションをログイン項目に追加し、Macを再起動して設定を完了させます。
これで、macOSがClipyを直接起動するのではなく、間接的な起動方法に置き換わり、通知が出現しなくなるはずです。
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(補足)
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