- Androidスマートフォンに新たな音声アシスタント機能「Gemini」が登場しました。
- 従来の「Googleアシスタント」から切り替えられて、簡単なスワイプ操作で すぐに生成AIに相談できます。
- スクリーンショットを添付することで、画面内の情報を「見る」能力も備えています。
- 利用には「Google 利用規約」と「生成AIの利用規約」の同意が必要です。
環境
Pixel 5、Android 14
- セキュリティアップデート:2023-11-05
- Google Play システム アップデート:2024-01-01
- ベースバンドバージョン 97250-00264-230619-B-10346159
- カーネルバージョン 4.19.278-9760944645172-ab10812814
- ビルド番号 UP1A.231105.001.B2
1. 「Geminiをお試しください」
Androidスマートフォンには、「音声アシスタント」機能があります。
たとえば、Pixel 3では左下隅から真ん中にスワイプすることで、音声アシスタントが起動できます。
これまでは「Googleアシスタント」という機能だったのが、今日は「Geminiをお試しください」という表示が出てきました。
結論としては、スマートフォンからいつでも生成AIのGeminiに相談できるようになりました。
さすが、Android OSを抑えているGoogleならではの力技だね。
「Geminiをお試しください」で「今すぐ試す」を選択すると、Geminiの説明があります。
使うには「Google 利用規約」と「生成AIの利用規約」、「Google アプリのプライバシーに関するお知らせ」に同意する必要があります。
「同意」すると、音声アシスタントがGeminiに入れ替わります。
2. 従来のアシスタントと同じ使い方もできる
Geminiにこれまでのような指示をすると、いったん「アシスタント」に取り次いでから動作しているようです。
2-1. ロック中はうまく動作しない?
ただし、この「下請構造」には注意点があります。
それは、ロック中だと動作しない場合があることです1。
実は、Geminiアプリの「設定」で、ロック中のアシスタント機能を有効にしておく必要があります。
3. Geminiが画面内の情報を「見る」
Geminiには「この画面を追加」というボタンがあります。
このボタンは、今表示されているスマートフォンの画面をスクリーンショットにして添付します。
ちゃんと画像認識して答えていますね。
4. Googleのデジタル アシスタントを選択し直すには?
元の「Google アシスタント」に戻したいなら、「設定」から変更できます。
「設定」の「Google」から「すべてのサービス」の「Google アプリの設定」を開きます。
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(補足)
- かるぼ@赤色さん: 「GoogleのGemini微妙過ぎる。 単体アプリは米国限定、日本でAndroidから利用しようとするとGoogleアシスタントと差し替える形になるんだけど、Googleアシスタントなら簡単な質問(例えば天気とか)は端末のロックかかったままでも答えてくれたけど、 Geminiだと内部処理の問題なのか一々ロック解除必須。」 / X
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