- Windowsには「近距離共有(Nearby Sharing)」というファイル転送機能があります。
- 同じWi-FiネットワークにあるWindows PCに、ファイルを直接送ることができます。
- ただし、Androidの「ニアバイシェア(NearBy Share)」とは別物。
今のところアプリなしではスマホとのやり取りできないのが残念(2024-02-28現在)。
かんたんに言うと、iPhoneのAirDropのような機能です。
Windows 11(23H2)からは、Wi-Fi Directを使って高速転送ができるようになりました。
1. 近距離共有の手順
エクスプローラーで共有したいファイルや写真を選択し、「右クリック」から「共有」を選びます。
Wi-Fi につながっているデバイス一覧から宛先を選択します。
デバイスを選択すると、ファイルを送信します。
相手のデバイスが送信を受け入れると、ファイルの共有が始まります。
ただし、送信側も受信側のデバイスも「近距離共有(Nearby Sharing)」をオンにしている必要があります。
機能が有効でなければ、送信時に「オンにする」というボタンが表示されます。
また、「設定」ー「システム」、「近距離共有」を開いても、近距離共有の対象範囲を選択できます。
プライバシーが気になるなら、オフにしておけばよいんだね。
1-1. 基本的にはパソコン同士のやり取りのみ
Windowsの「近距離共有(Nearby Sharing)」は、基本的にはWindows 10やWindows 11のPC間でファイルをやり取りするために設計されています。
BluetoothやWi-Fiを利用して、近くにいる他のPCと簡単にファイルやリンクを送受信できます。
標準的な使い方では、スマートフォンとの直接的なやり取りはできません。
Windowsの「近距離共有機能」は、
Googleの「クイック共有(旧 Nearby Share)」や
iOSの「AirDrop」とは互換性がありません。
2. スマートフォンとやり取りするには「スマホ同期管理アプリ」アプリ
Windows PCとAndroidスマートフォンでやり取りするには、スマートフォンにMicrosoftの「Windows にリンク(Your Phone)」をインストールします。
このアプリには、AndroidデバイスとWindows PC間でも写真やメッセージなどを共有する機能があります。
2-1. Windows用の「クイック共有」をインストールする方法も
もう一つの方法として、Window PCにAndroidスマートフォンとの共有機能(クイック共有)をインストールする方法があります。
Androidスマートフォンと直接やり取りするには、「クイック共有(旧 Nearby Share)」をインストールします。