お店をしているのですが、ホームページで商品申込みフォームを作って、Squareのオンライン決済システムと紐付けしたいと考えています。
Squareの手続きは進んでいるのですが、実際にこれを運用するイメージがまだ今一つピンときません。
自分のお店で、インターネットを通してお客さんと取り引きするときには、支払いが一番の関門になります。Squareは、このオンライン決済を仲介するサービスの1つです。
1. オンライン決済は「振込」が便利になった仕組み
Squareが用意するのは、「会計ページ」とそれを動かす「決済システム」です。
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決済サービス・オンライン決済システム | Square(スクエア)
お店側がお客さんを会計ページまで誘導すれば、あとは Square が クレジット決済などで支払い受け付けてくれます。

従来なら、遠方のお客さんに入金してもらうなら、銀行の口座番号を伝えて、振り込んでもらうことが多かったです。
しかし、オンライン決済を仲介してもらえば、かんたんにインターネット経由のクレジット払いにも対応できるわけです。

私のお店も 大手ネットショップと同じように、手軽に買い物できるようになるね。
店舗側がすることは、2つあります。
(1)まずは、Squareに登録して、商品ごとの会計ページを用意することです。
(2)次に、チラシやホームページなどで興味を持ったお客さんを、用意した会計ページに誘導することです。
あとは、お客さんがSquareの決済システムで支払い操作を進めると、支払いが完了します。決済が完了通知を確認すれば、店舗で商品やサービスを提供します。
お客さんの支払いは、Squareのアカウントに貯まるので、あとは必要に応じて引き出します。
1-1. Squareのさまざまなオンライン決済サービスの違い

Squareのサイトをみると、いろんなサービスがあって、どれの話かこんがらがってくるよー。
Squareのオンライン決済には、大きく4つの機能があります。
このうち、小規模なネット決済に適しているのは、「Square オンラインチェックアウト」です。これは、商品の会計用ページを作ります。

もう少し規模が大きくなると、請求書管理や在庫管理など、ネット決済以外の店舗運営全体と連携したシステムを使うと便利です。
ネット通販なら、購入申込み相手にメールで請求書を送る方法も便利です。「Square 請求書」なら、請求メールに支払いリンクを追加できます。

ネット決済の比重が大きくなってきたら、店舗運営と連携した仕組みも便利かもね。

Squareでは、ほかにもPOSレジなど 実店舗 での決済のためのサービスもあります。
1-2. Squareオンラインチェックアウト
「Squareオンラインチェックアウト」は、ネットショップの仕組みのうちの決済部分だけに特化したサービスです。
会員登録をして、商品ごとの会計ページを作成します。

2. Squareの会計ページの編集は反映に3分ほどかかる
会計ページのリンクは、checkout.square.siteのドメインで、出品者と商品をコード化したURLになっています。
https://checkout.square.site/
merchant/〜/
checkout/〜/?src=

ちなみに、Square上で、商品ページの編集を保存しても、すぐには会計ページは更新されませんでした。何度もブラウザを更新していると、だいたい3〜5分ほどして内容が反映されました。
少し 時間をおいてから確認するようにしてみてください。

ページを変更しても、すぐに反映されないと、焦るよね。
2-1. 会計ページから支払いをするには

お客さんは、どうやって支払うの?
Squareの会計ページでは、支払い時に必須の入力項目があります。
クレジットカード番号だけでなく、電話番号・メールアドレス・住所・氏名、といった連絡先の入力が必要です。

2-2. 購入前に同意してほしいことはどうやって伝える?

キャンセルの手続きとかは、どうやって伝えたらいい?
商品説明の欄で、直接リンクを貼ることはできませんが、HTMLタグを挿入することができました。
例えば、
キャンセルポリシーは<a href="〜">こちら</a>をお読みください。
のように同意事項などへの外部リンクを掲載することができました。
3. ボタンやQRコードで会計ページに誘導する
会計ページの用意ができたら、あとは、お客さんにアクセスしてもらうだけです。
例えば、自分のホームページに「購入」ボタンを設置して、作成した会計ページにアクセスできるようにリンクします。

直接 自分のサイト内に会計ページを作成するんじゃないんだね。

はい。Square内に作った会計ページにリンクするんです。
メールやSNSなら、リンクURLを貼り付けるだけでもよいです。
また、チラシなどの紙媒体なら、リンクURLをQRコードにしておくことのも有効ですね。

Squareの会計ページは、「リンクのコピー」の候補にQRコード作成があるので、便利です。
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