前回は、はじめての iPhone で Apple IDを作成して、初期設定ができました。
しかし、Apple ID の登録では、もうひと頑張り必要です。
このままでは、まだ アプリのインストールができません。
アプリをインストールするためには、請求先情報として、住所・氏名の入力が必要です。
ここでも、数え方にもよりますが、あと 14ステップぐらいの画面操作が必要になります。
これで、Apple IDの登録が完了します。
これが完了しないと、アプリの購入(無料アプリであっても)ができません。
はじめてApp Storeアプリを起動する
まずは、App Storeアプリを起動します。

はじめて起動したときには、「位置情報の利用を許可するか」メッセージが表示されます。
位置情報の利用が気になる場合は、許可しなくても大丈夫です。
アプリストアの仕組み
App Storeは、Appleの運営する アプリが並んでいる市場 です。
アプリ開発元は、便利なアプリができあがったら、App Storeに公開し、陳列します。
利用者は、App Storeに並んでいるアプリから好きなものを購入し、自分のiPhoneに追加します。

試しに LINE アプリを検索する
試しに、App Storeでアプリを追加してみましょう。
ここでは、右下の「検索」ボタンから「LINE」を入力して、探しました。

既存のApple IDにサインインして請求先を登録する
アプリ情報の「入手」をタップすると、「サインイン」のメッセージが表示されます。

すでに、Apple IDは作成しているので、「既存のApple IDを使用」を選びます。
Apple IDのメールアドレスとパスワードを入力して、「OK」をタップします。
通常ならこれでアプリのインストールができますが、はじめての場合はメッセージが表示されます。

このApple IDは、iTunes Storeで使用されたことがありません。
「レビュー」をタップしてサインインしてから、アカウント情報を確認します。
「レビュー」をタップすると、Apple メディア利用規約の同意画面になります。

レビュー? アプリの口コミのことですか?
「レビュー(review)」は、もともと「見直す・振り返る」という意味です。
そこから、商品やアプリの「批評・評価」のことをいうケースもあります。
今回は、設定を「見直す」ということですね。

ご利用の Apple ID で購入するには、Apple メディア利用規約に同意して、お支払い方法を追加する必要があります。
請求先の氏名と住所を入力して、「Apple ID作成完了」になります。

請求先氏名、住所の入力は必須ですが、「お支払い方法」は「なし」を選択することができます。
この場合は、有料アプリの購入はできません。
実際にアプリをインストールする(決済)
Apple IDでの購入の設定ができると、App Storeに戻ります。
改めて、アプリの「入手」をします。

アプリ情報が表示されるので、「インストール」をタップします。
ここで、もう一度 Apple IDのパスワード入力が必要です。

これは「決済を承認」するためのサインインです。
Apple IDでサインイン
この決済を承認するには、〜のパスワードを入力してください。
0円のアプリですが、「決済」になります。
毎回 アプリのインストールのたびに、パスワードを入力するのは大変なので、15分間はまとめてインストールできるようにすることもできます。
このデバイス上で追加の購入を行うときにパスワードの入力を要求しますか?
この設定は「設定」App の「iTunes & App Store」でいつでも変更できます。
[常に要求] [15分後に要求]
これで、アプリの決済も完了して、iPhoneにインストールすることができました。

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