LINE VOOMは、InstagramやTikTokの人気な点を取り入れて、タイムラインを改変したものです。
友だち同士で投稿にコメントする使い方から、流れてくる人気のショート動画を視聴したり、人気のアカウントをフォローしたりできるように変わりました。
プライベートな使い方から、マス・コミュニケーションな使い方に軸足が移ってきたわけですね。
1. タイムラインは友だちの投稿を見る
LINEアプリの真ん中のボタンは、「タイムライン」から「VOOM」に変更になりました。
といっても、「投稿を見る」という基本機能は一緒です。
これまでのタイムラインは、主に写真や文章による「投稿」を見るものでした。
「投稿」は、見たい友だちが見られるように「公開」します。これは、特定の相手に送るのではないので、気軽に投稿できる利点があります。そこまで利用者は多くなかったですが、友だち同士で近況報告をして、コメントをする使い方ができました。
わざわざメッセージで送るほどでもないことを、伝えるのに向いています。
2. VOOMはショート動画を「おすすめ」する
一方、VOOMは、これまで通りの使い方に加えて、
流れてくる人気のショート動画を 次々に見ていく、
という使い方ができるようになりました。
LINEアプリで「VOOM」を選択すると、上部に「おすすめ」と「フォロー中」があります。
「おすすめ」にすると、人気のショート動画が更新されていくので、面白そうなものをどんどん見ていくことができます。
30秒〜2分ぐらいの、ちょうどCMのような長さの 面白い動画が人気になりました。
これは、TikTokの影響を受けていると思います。
3. 投稿は「フォロー中」から見る
これまでのように 投稿を見たい場合は、「フォロー中」を選択します。
ただし、「タイムライン」の投稿は、「LINE友だち」の投稿を見るためのものだったのに対して、「フォロー」という仕組みが増えました。
「フォロー」は、メッセージをやり取りする「LINE友だち」ではないけれど、投稿を見るための仕組みです。
「おすすめ」で表示される投稿は、一期一会です。人気のアカウントを「フォロー」すれば、その投稿を継続してみることができるのです。
このようなSNSで人気のアカウントのことを、「インフルエンサー」と言ったりします。
こっちは、TwitterやInstagramの使い方に近いです。
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