マイナポイントを受け取るには、決済アプリと連携する必要があります。このとき、どのアカウントにポイントを付与するか、を示すのが「決済サービスID」です。
「決済サービスID」は、「銀行コード」のような「決済業者のID」と勘違いされやすいですが、利用者の個人IDです。つまり、「(マイナンバーではなく)決済サービスでのID」という意味です。
1. マイナポイントの申し込みまでの流れ
マイナポイントは、決済アプリへの入金時にポイントが付与されるルールになっています。
例えば、PayPayのチャージでマイナポイントをもらいたい場合、PayPayから申し込みます。
ただし、マイナポイントは、まず「予約」して置かないと、「申込み」できません。
2. マイナポイントの予約
マイナンバーカードは、自治体などで発行してもらいます。発行には時間がかかることもあるので、余裕を持って手続きしましょう。
マイナンバーカードを受け取ることができたら、次は予約と申し込みです。これは、スマホの「マイナポイント」アプリから操作できます。
まずは、マイナポイントの「予約」から、利用の意思表示をします。
ここで本人確認のために、マイナンバーカードのパスワードとICカードを利用します。
これで「予約」できて、申し込みできる状態になりました。
3. 利用決済サービスを選んで申し込む
次は、「利用決済サービス」を選びます。
いろんなサービスで対応しているので、好きなものを選びます。
選んだ決済サービスの IDとセキュリティコードを入力します。
「決済サービスID」は、決済サービスでの会員番号や口座番号のことです。
「セキュリティコード」は、マイナポイントの予約用に与えられているはずなので、確認します。
3-1. 自分の決済サービスIDを確認するには?
決済サービスIDやセキュリティコードは、それぞれのサービスで確認します。
例えば、PayPayアプリでは、「マイナポイント」ボタンから確認できます。
PayPayの場合は、
・決済サービスIDは、登録した電話番号。
・セキュリティコードは、ランダムな4桁の番号でした。
3-2. マイナポイント申込みの本人確認
IDとコード、電話番号の下4ケタを入力して、「決済サービスの本人確認」ができたことになります。
PayPayから受け入れのOKサインをもらったのね。
あとは、もう一度 マイナンバーカードで認証して、マイナンバーの方の本人確認をします。
これで、申し込み完了です。
結果が反映されると(だいたい1日)、決済やチャージしたときにマイナポイントが余分に付加されるようになります。
政府と民間決済事業者が連携する仕組みだから、本人確認が複雑だったね。
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