LINE Payが終了するということで、残高の払い戻しなどが心配です。
- 2025年4月30日に LINE Payのサービスが終了することが告知されました1。
- ただし、LINE Payのチャージ残高は最終的に利用者に払い戻しされる予定ですので、基本的には慌てる必要はありません。
YouTube動画でも話しています。
1. LINE Payを出金するには?
2. LINE Payの残高を出金する(2025年4月末まで)
LINE Payの残高は、2025年4月末までいつも通り利用できます。
銀行からの出金についても同様で、
- セブン銀行のATM、
- 登録した銀行口座から出金、
- 銀行振込
ができます。
ただし、出金には身分証などによる本人確認手続きが必要で、手数料がかかります。
出金方法 | 現時点の手数料 | 利用限度額 |
---|---|---|
セブン銀行ATMから出金 ※セブン銀行口座を 持っていなくても 利用可能 | 220円 | 1日 10,000円まで (1,000円〜) |
登録した出金用の 銀行口座へ出金 | 220円 | 1日 100,000円 |
銀行振込み | 176円2 | 1日 100,000円 1,000,000円/月 LINEの友だちへの送金との合算 |
2-1. LINE Payの銀行振込
2-2. LINE Payの出金
LINE Payの出金は、「設定」から「出金」を選びます。
出金用の銀行口座は、セブン銀行ATMや「銀行口座」で指定した銀行から出金できます。
本人確認のサポートが2024年12月で終了予定なので、特に2025年1月以降に出金する場合は注意。
LINE Payライト残高は、出金・振込できません。
LINE Payライトは、LINE Payが提供していた決済サービスの一つで、本人確認が不要な代わりに利用上限額が設定されていたサービスです。
個人間の少額のやり取りに特化しています。
3. LINE PayからPayPayへ残高を移行できるようにする(2025年2月末ごろ〜)
2025年2月末までに、LINE PayからPayPayへ残高を移行できるようにするそうです。
現時点(2024年6月)では、LINE PayからPayPayへ残高を直接移行することはできません。
4. 残っている残高を払い戻し(2025年5月以降)
LINE Payが終了する2025年5月以降は、法律に基づいて、残っている残高を払い戻しする予定です。
ただし、払い戻しの手続きについては、まだ具体的には決まっていません。
LINEPayの終了に伴い、利用者の残高を返金する必要があります。
資金決済法に基づいて、以下の2つの方法で返金が行われる予定だということです。
- 利用者の口座に直接返金する方法
(第20条第1項に基づく「払戻し」) - 利用者がLINEPayの残高を他の事業者のサービス(電子マネーやQRコード決済サービスなど)に移行できるようにする方法
(第61条第5項に基づく「為替取引に関し負担する債務の履行」)
残高の出金・サービス終了後の払戻しについて
なお、2025年5月以降「LINE Pay」サービス終了後のLINE Payの残高に関しては、LINE Payアカウントの種類を問わず、資金決済法第20条第1項に基づく払戻しまたは第61条第5項に基づく為替取引に関し負担する債務の履行を予定しています。
LINE Payサービス終了に関するお知らせ
詳細につきましては、確定次第に改めて本特設サイトにてご案内いたします。
つまり、LINEPayは法律に従って、利用者の残高を直接返金するか、他のサービスに移行できるようにすることで、決済サービス終了時の債務を果たす予定だと説明しています。
おそらく利用者は自分の残高の受取方法を選択できるようになると思われます。
(補足)
- LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)とLINE Pay株式会社(以下、LINE Pay)は、日本国内におけるモバイル送金(送付)・決済サービス「LINE Pay」を2025年4月30日(水)までに順次終了することをお知らせします。タイおよび台湾の「LINE Pay」は、本サービス終了の対象外であり、サービスは継続されます。- LINE Payサービス終了に関するお知らせ(2024年6月13日)
- LINE Payの送金方法 – LINE Pay