- 「スパムメッセージ」とは、私たちの許可を得ずに大量に送られてくる「迷惑メッセージ」のことです。
- 欲求を煽るものや、不安につけこんで騙そうとするものがあります。
- ほとんどはリンクによって偽サイトに誘導し、個人情報などを聞き出そうとします。
- 無視してメッセージをすれば大丈夫です。
1. メッセージにあふれている
インターネットが普及した今日では、毎日 多くの情報がメッセージなどを通じて届きます。
中には、商品の宣伝や広告、さらには出会い系サイトへの誘導など、興味がないものも多く含まれていますよね。
これらを「スパムメッセージ」といいます。
もし、メッセージに従うと、偽サイトに誘導されてしまいます。
マルウェアをインストールさせられたり、パスワード入力を求められたりすることになってしまうのです。
スパムフィルター
アプリによっては、迷惑メッセージ対策の仕組みがあります。
自動的にスパムメッセージを振り分けて、受信トレイに届かないようにできます。
2. スパムメッセージを見分ける方法
スパムメッセージを受け取っても、そのまま削除すれば大丈夫です。
スパムメッセージを見分けるには、いくつかのポイントがあります。
まず、過度に煽るような言葉が使われているものは、スパムである可能性が高いです。
2-1. とにかく焦らない
でも、ひっかかりやすいのは煽るものより不安にさせるタイプ。
実は、「確認」「重要」「セキュリティ」といった言葉を強調しているメールも、スパムメッセージの可能性が高いです。
本物か偽物か迷う場合は、すぐに一人で判断しないことが大事です。
家族や友人、信頼できる専門家に相談しても遅くはありません。
スパムメッセージは、電子メールだけでなく、テキストメッセージやソーシャルメディア、インスタントメッセージングアプリなど、さまざまな方法で送られてきます。
3. 騙すためにリンクで誘導する
スパム送信者の目的は、
- 商品やサービスを売るために宣伝したい
- 受信者の個人情報を不正に取得したい
多くの迷惑メッセージには、「リンク」があります。
これを押させて偽サイトに誘導して騙すのです。
- 不正なアプリ(マルウェア)を入れさせる画面
- 個人情報を盗み取るための偽のログイン画面
どちらかというと、偽のログイン画面が多いです。
実際に反応する人はごくわずかです。
しかし、それでもそこで騙して得られる利益が大きいからか、スパムメッセージは後を絶たないです。
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