[iPhone] Bluetooth がオンになっていても大丈夫?【ペアリングとアップデート】

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iOS のアップデートをすると、オフにしてある Bluetoothが自動でオンになるんですね。

AirDrop や位置情報はオフにしてあるのですが(これはオフが継続)、Bluetooth がオンになっていると、誰かと自動に繋がったり、スマホ中身を盗み見されるなど、何かセキュリティ上よくないことはありますか?

Bluetoothがオンでも、それだけで誰かと自動的につながることはありません。
iPhoneは、何かにつながる前には基本的に通知で「許可」を聞いてくる仕組みペアリング)になっています。

システムを定期的にアップデートして、不審なデバイスとペアリングしないように確認すれば、基本的には大丈夫です。

もし、そうなら今ごろ 世の中、ほとんどの人が被害になっているはずだよね。

「とりあえず許可」という姿勢だと危険もありますが、ちゃんと慎重にメッセージを読んでいれば大丈夫ですよ。

この記事では、わかりやすさを重視して説明しています(やや厳密さには欠ける表現もあります)。イメージが掴めたら、より専門的な解説へと進んでください。

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Bluetoothのセキュリティリスクとは?

Bluetoothは、手軽にデバイス同士を接続できる便利な技術です。
しかし、その反面、確かにセキュリティリスクもあります。

もちろん、Bluetooth にはセキュリティの仕組みがあります。
それは、「ペアリング」という手順です。

つまり、第三者による傍受や不正アクセスを防ぐためには、間違ったペアリングをしないようにすればよいわけです。

Bluetoothのペアリング

デバイス同士で「秘密鍵」を交換・保存することで、お互いに通信できるようにします。

そのために「Bluetoothを使わないときはオフにする」方が安全と言われています。
また、「ペアリングする際は周囲の状況や相手のデバイスを確認する」ことでも、間違ったペアリングを避けることができます。

定期的にペアリング済みのデバイスを削除

とはいえ、それでもリスクは残ります。
何らかの理由でペアリングが中途半端になっていたり、既にペアリングしたデバイスを紛失したりした場合、悪意のある人に Bluetooth通信を乗っ取られたり、デバイスの中身を盗み見されたりする恐れがあるからです。

しかし、それについても対処法はあります。
定期的にペアリング済みのデバイスを削除すればよいのです。

使っていない Bluetooth機器は設定上も削除しておけば、より安心ですね。

Bluetoothの仕組みにも新旧がある

あとは、iOSの「アップデート」です。
これまで、Bluetoothの仕組みの中に「不備(脆弱性)」が見つかり、攻撃者に悪用されてきました。

Bluetoothの脆弱性と攻撃
  • BlueBorne(2017年9月)
  • Apple Bleee(2019年7月)
  • KNOB攻撃(2019年8月)
  • BlueFragの脆弱性(2020年2月)

そのたびにアップデートが提供され、攻撃を防いでいます。
なるべく最新版にすることで、Bluetoothの通信方法やシステムのセキュリティを上げることができます。

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