システムがアプリケーションに公開・提供している機能のことを「API:Application Programming Interface」といいます。
今回は、Androidというスマホの基本システムの役割を、「API」というアプリの作られ方を切り口に見てみましょう。
Androidアプリの作られ方


そもそもなんだけど、Androidって何?
どんな役割があるの?
アプリはプログラミングで作られますが、「プログラミング」とは、単純にいえば「機能を組み合わせ、並べること」です。
Androidスマートフォンの場合は、Android OS が このアプリに共通して利用される機能を用意しています。これが「API」です。
Androidバージョンの更新
「Androidを更新すると、何が変わるの?」と聞かれると、まずは セキュリティ機能が強化されることを説明します。
しかし、実際には それだけではありません。
Androidバージョンが更新されると、このAPIが追加・変更されます。より便利なアプリを作ることができるように、少しずつ API が追加されているのです。
ただし、アプリ開発ですぐに最新のAPIを使われるかというと、そうでもありません。古いスマホを利用している人が、そのアプリを使えなくなってしまうからです。
どこまで古いスマホに対応するかは、企業によって考え方が分かれています。
ざっくりいえば、海外のアプリは、比較的 どんどん新しい機能を使って、市場をリードする傾向があり、国産のアプリは、わりと長期間サポートする代わりに、なかなか新機能を利用できない傾向があります。


なかなか国産の新サービスが生まれにくい背景には、このような文化・価値観の違いもあるのかもしれませんね。
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