
ワクチン接種の予約ってどうすればいいの?
よくわからなくて予約できないよー
コロナウイルス感染症のワクチン接種は、自治体によって手続きが異なります。
大津市では、年齢ごとに順次 ワクチン予約が始まっています。
85歳以上 | 4月22日(木曜)9時〜 |
80歳以上 | 5月6日(木曜)9時〜 |
75歳以上 | 5月21日(金曜)9時〜 |
70歳以上 | 6月1日(火曜)9時 |
電話予約は希望者と窓口の人数比から、どうしてもつながりにくいものです。
今回は、スマートフォンでコロナワクチンの接種予約をしてみました。
すぐに空いている日時が埋まってしまう気がして、ハラハラしますよね。大津市では年齢ごとに予約開始時期がずれているので、無事に登録できました。
滋賀県大津市のワクチン予約サイト(2021年5月6日時点)の画面を説明しています。
1. ワクチン予約サイトの流れ
大津市では、電話予約とは別に「ワクチン予約サイト」を用意しています。
予約は、大きく2つのステップに分かれます。

連絡先の登録では、メールアドレスを入力するのが大変でした。
1-1. 予約サイトのログイン
まずは、何をするにも「ログイン」です。
「ワクチン予約サイト(大津市)」にアクセスします。
「大津市 コロナワクチン」で検索すると、すぐに「ワクチン接種予約サイト(大津市)」までアクセスできました。


郵送された書類にある QRコードを読み取っても 予約サイトを表示できます。
「ワクチン予約サイト(大津市)」では、ワクチン接種について説明があったあと、下にスクロールしていくと、ログイン画面があります。

「接種券番号」と「パスワード(生年月日)」を入力して、「ログイン」をタップします。

パスワードは、誕生日を入れたらいいのね。

ですので、接種券番号はコールセンター以外の他人に教えない方がよいです。
万が一 勝手にログインして、予約をキャンセルされたら困りますよね。
細かなことですが、入力するときには、「文字の種類」を変更する必要がありました。
ちなみに「接種券番号」は、大津市から郵送されてきた封筒に入っている、両面にシールで貼ってある券(接種券)に印字されています。

これは切り離さずに接種会場に持っていきます。
1-2. メールアドレスの登録(初回のみ)
はじめて予約サイトに「ログイン」すると、まずはメールアドレスを登録するように表示されます。

メールアドレスを登録すると、確認メールが送られてきます。1分もかからずにメールが届きました。

メール本文にあるリンク(青い文字)をタップすると、メールアドレスの本人確認ページが表示されます。もう一度、先程の接種券番号とパスワードでログインします。


確認メールは何度送ってもエラーになったりしませんが、このメールの本人確認をすると、メールアドレスが登録・確定されます。
ざっと見たところ、登録メールアドレスを変更するページはありませんので、そこはご注意を。

慌てて家族のメールアドレスで登録したら、後から変更できないのね。

いずれはシステムが改良されると思いますが、今のところ(2021年6月2日)無理そうでした。
1-3. 確認メールが届かないときは?
3分待って確認メールが届かない場合は、メールアドレスを間違えたり、迷惑メール扱いになっていることが考えられます。
特に携帯会社のメールアドレスの場合は、知り合い以外のメールが、受信拒否に分類されてしまう設置の場合があります。
もし、スマートフォンの場合は、gmailやicloudメールなど、別のメールアドレスを試すと良いのかもしれませんね。

ちなみに、はじめ ドコモメール(@docomo.ne.jp)で登録しようとしましたが、ハイフンが含まれているメールアドレスだったので、弾かれてしまいました。
ドコモメールは、先頭に . が使えたり、- が使えたり、ちょっと一般のメールの規格を逸脱しているメールアドレスがあります。
予約システムに登録した内容をメモしておきましょう。


パスワードは予約を確認したり、変更するときにも使います。
2. ログインして連絡先情報を登録する
ログインすると「アカウント情報変更」という画面になります。名前と電話番号を入力します。


毎回ログインするたびに、「アカウント情報変更」が表示されました。
変更がない場合でも「登録する」を押して、次のマイページに進みました。

変更がないのに、「登録する」というのは、なんかちょっと気持ち悪いね。
2-1. 接種予約をする
これで無事にログインできました。
予約サイトは、2つの画面だけで構成されています。

2-2. 予約するには、「予約・変更する」
予約するには、「予約・変更する」または、メニューから「ワクチン予約」を選びます。

「変更」になっちゃう気がして、ちょっと戸惑うね。
「接種会場を選択」をタップすると、「接種会場の検索」画面が表示されます。

会場名や住所の一部を入力して「検索」を押します。
2-3. 会場を選んだら一番下にスクロールして「予約」
実は、検索条件を入れずに「検索」をすると、すべての会場が表示されるので、そこから選んでもよいです(大津市内だけなので)。
会場の選択○にチェックをつけます。
しかし、これでは次の画面に進みません。画面一番下までスクロールして「この接種会場を予約」をタップしてくださいね。

①会場にチェックをつけてから、②「この接種会場を予約」ボタンを押す、という操作が、ちょっと戸惑いますね。

らくらくスマートフォンで「検索」したら、黒い画面になったよ。

機種によっては表示位置がおかしくなるようなので、上下にスクロールしてみてください。
ちゃんと検索結果が出てきますね。
あとは、カレンダーから予約日時を決めます。

○と△が予約できる日です。

何も書いていない日は?
空白は、予約を受け付けていない日です。
✕は、予約を受け付けていたけれど、満席になってしまった日です。
接種会場によっては、土日しか予約を受け付けていないことがあります。
2ヶ月以上先の日にちだと、まだ予約受付をしていない場合もありました。

うちの最寄りの会場は、✕と空白だけで、全然 予約できる日にちがないわ……。
人気の会場や小規模な会場は、すぐに予約が埋まってしまうので、何度か会場を探すことになります。
2021年5月6日は9時から、80歳〜84歳の予約開始日でしたが、13時前の時点でも 2週間分は埋まっていました。

ほんとにすぐに予約が埋まるのね……。

予約サイトそのものがパンクする事例もあるので、とりあえず操作できてよかったです。


2-4. 予約画面で「戻る」と「やり直し」
注意点として、この操作画面は、「ワクチン予約」画面の前面に表示されているサブ画面です(元の画面が黒く後ろに表示されているのが見えますね)。「戻る」を押すと、一気に「ワクチン予約」のはじめの画面まで戻ってしまいます。
20分ごとに区切られた中で、都合の良い時間帯がなかった場合は、画面上にある日付の横にある < > を押して、別日に変更するのがスムーズです。


日にちを変更しようと「戻る」を押すと、会場検索からやり直しになるので、けっこうヤキモキしました💦

すぐに埋まってしまうかもと思うから余計に焦るよね。
その後の各地の予約のトラブルを見てみると、大津市は 85歳、80歳、と段階的に範囲を広げていったことも、スムーズにアクセスできた要因になっているようです。
時間帯が決まれば、あとは申し込むだけです。
「1回目接種の予約を 選択した内容で申し込む」をチェックして、「予約」を確定します。


このチェックは、「1回目接種として予約」するという意味です。
後から予約を変更する場合は、ここでチェックした方が上書きされます。
予約が完了すると、すぐに通知メールが送られてきます。
2-5. 2回目の接種予約
「予約が完了しました」の画面を下にスクロールすると、「続けて予約する」があります。もう一度 会場を選ぶ画面に戻ります。
2回目の接種予約の注意としては、会場を選ぶときに、会場名に【2回目接種】とあるものを選びます。また申し込むときに、「2回目接種の予約」にチェックを入れます。


自動的にチェックはついているので、通常はそのままで「予約を確定する」をタップします。
予約を変更するときは、このチェックでどちらの予約を変更するのか選びます。
2-6. 接種の予約間隔のエラー
2回目接種の予約をするときに、「予約を確定」しても画面が進まない場合があります。
その場合は、画面を上にスクロールすると、エラーメッセージを確認できます。

3020e215:2回目の予約は、1回目の予約から21日空けてください(1人目)
2回目のワクチンは1回目接種から20日 間隔を空ける必要があるため、予約システムでは、予約日が近いとエラーになります。日程を選び直す必要があります。
また、2回目接種予約後に、1回目の予約を変更した場合も、20日 間隔がない場合は、2回目接種予約がキャンセルされてしまいます。

逆に2回目接種が遅くなってもいいの?

まだ よくわかっていないのが現状です。
厚生労働省の資料(2021年3月18日)によると、20日以後は「できるだけ速やかに」と書いてあります。

予防接種基本方針部会:2021年3月18日)
一方で、ニュースを見ていたら、少し間があいても問題はないという意見もありました(日本ワクチン学会の奥野良信理事による(MBSのニュースより)。
(大吉アナウンサー)このファイザー社製のものでいうと、21日経ったら『できるだけすみやかに』と厚労省は呼び掛けているんですが、奥野理事からあったように“あけすぎても問題ない”という部分でいきますと、42日までを目安に打ってくださいと。これも43日になったり、44日になったりと、現場の医師の判断に任せますと書かれています。必ずしも3週間で絶対打たなければというものではない
【なんで?解説】日本ワクチン学会理事「接種1回目と2回目の間隔あいても問題ない」 | MBS 関西のニュース 2021/05/20

この接種間隔の縛りがあるので、1回目接種を後の日程にすると、2回目の候補が少なくなってしまうんですよね。
なにはともあれ、これで予約はできました。あとは、接種券や身分証、予診表など当日必要なものを確認しておきましょうね。
もし、予約を変更する場合は、再度 別の予約をすることで「上書き」されます。予約を申し込むときにチェックする方が変更されます。

いったんキャンセルせずに、変更できるのね。
予約サイトの更新マニュアル(パソコン画面)
2-7. 同じ会場名が2種類あるのはなぜ?
ところで、接種会場を選ぶときに、会場名の前に【1回目接種】などと表記されていることに気づいたと思います。


ほんとだ! 同じ会場名ね。
一緒じゃないの?
これは、予約できる日にちが違うからです。
同じ会場でも【1回目接種】で表示される予約カレンダーを見ると、5/7-5/31までしか予約日がありませんでした。【2回目接種】では、5/27-6/15の期間に予約日があります。
1回目接種が遅くなりすぎたり、2回目接種が早くなりすぎないように、別々に予約日が設定されているのです。
3. 予約サイト(v-yoyaku.jp)のリダイレクトの仕組み
ここから先は余談になりますが、予約サイトの構造について考えてみます。
このリンクURLで興味深いのは、大津市のページにあるURLアドレス(緑のボタン)と予約サイトのアドレスが異なることです。
大津市の緑のボタンのアドレスは、「https://v-yoyaku.jp/252018-otsu」、ログインページのアドレスは、「https://v-yoyaku.jp/login」になっています。

この仕組みを「リダイレクト」といいます。
https://v-yoyaku.jp/252018-otsu
→ https://v-yoyaku.jp/login
3-1. 予約サイトに直接アクセスするとエラーになる
注意しておきたいのは、「v-yoyaku.jp/login」に直接アクセスしても、エラーになってしまうことがあります。リンクの「252018-otsu」を押したときに、「大津市」の情報が含まれるんですね。

一度でも正しいアドレスからアクセスすると、ブラウザの閲覧データ(Cookie:クッキー)にどの地域からアクセスしたかの情報が保存されます。

もし、閲覧履歴を削除したり、別のブラウザで「v-yoyaku.jp/login」に直接アクセスすると、エラーになります。
「v-yoyaku.jp」のトップページにアクセスしてみると、
このサイトは、コロナワクチンの接種を予約するためのWebサイトです。
各自治体でご案内しているURLからアクセスしてください。
と表示されます。大津市だけではないんですね。
3-2. 「v-yoyaku.jp」のドメイン所有者は両備システムズ
このように、v-yoyaku.jp は「大津市独自のシステム」というわけではありません。
「v-yoyaku.jp」のドメイン所有者を確認してみると、岡山の株式会社両備システムズ が管理・運営していることがわかります。
Domain Information: [ドメイン情報]
[Domain Name] V-YOYAKU.JP[登録者名] Ryobi Systems Co.,Ltd.
[登録年月日] 2021/02/08
[有効期限] 2022/02/28[郵便番号] 700-8504
引用:WHOIS検索 | ドメインの所有者情報を簡単検索 | すぐに使える便利なWEBツール | Tech-Unlimited
[住所] 2-7-16 Toyonari Minami-ku, Okayama-shi

岡山の会社がシステムを開発して、大津市や千歳市で採用されているんですね。
3-3. 北海道千歳市でも同じ予約システムを採用している
「v-yoyaku.jp」でキーワード検索してみると、他の自治体としては、北海道千歳市でも運用されていました。
千歳市の場合は、「https://v-yoyaku.jp/012246-chitose」にアクセスします。

同じ「v-yoyaku.jp/login」のアドレスでも、千歳市の情報が表示されていますね。
このようにログインページは同じだけど、アクセスするアドレスで表示内容が変えることができる、というのは面白いですね。
3-4. 予約方式は地域で違う
ワクチン予約は地方自治体に任されていて、地域によって様々です。
例えば、京都市では、「直接電話等で病院・診療所に予約する方式」でした。
本当に地域によってさまざま違うんですね。


全部同じにすればわかりやすいのに……

それも一理ありますが、同じシステムだと、全国一斉にパンクしてしまうと大変というリスクもありますね。
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