最近、世間ではいろいろなシステム障害のニュースを耳にします。
ドコモとか、ゆうちょ銀行とか、東京証券取引所とか……
とはいえ、ほとんどのエラーは慌てなくても大丈夫。今回は、通帳アプリの「連携エラー」について、説明します。
1. 「連携できていません」というエラーメッセージ
わたしは京都信用金庫の「かんたん通帳」アプリを使っています。ほかにも滋賀銀行の「デジタル通帳」アプリも使っていますが、開発元が一緒なのでほとんどそっくりです。
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ちょっとしたエラーでもびっくりしてしまいますよね。
最近使っていたら、こんなメッセージが表示されました。
「連携できていません」というメッセージが表示され、通帳を更新できません。
「更新」ボタンを押してみますが、更新できません。
2. 3つの対処方法
「青い文字」はボタンになっているので、タッチしてみます。
薄くて小さい文字がいっぱいで、ちょっとムリかも……
連携失敗
連携できませんでしたが、以下の方法で解決する場合がこざいます。以下の方法で解決しない場合は、お手数ですが、当アプリよりお問い合わせください。
・インターネットバンキングをログオフしていない可能性があります。再度インターネットバンキングにログインして、ログオフボタンを押下したのに、ホーム画面の「更新」ボタンを押してください。
・アプリのご利用が集中している、メンテナンス中などの理由で、連携に失敗している可能性があります。しばらくお待ち頂いたのち、ホーム画面の「更新」ボタンを押してください。
・上記2つで解決しない場合、下にある「再連携する」ボタンから再度情報を入力して再連携してください。
この画面をちょっと解説してみます。
対処方法としては3つあることがわかります。
2-1. インターネットバンキングからログオフする
まず第1は、インターネットバンキングから「ログオフ」です。
そもそもインターネットバンキング、つまり通帳を見るだけでなくて、振込などを利用していなければ関係ありません。
デジタル通帳アプリには、「インターネットバンキング」の画面に移行するリンクがあります。
パスワードを入れて操作している最中にアプリを中断したなど、正しく終了できていない場合があります。
誰かが勝手にスマートフォンを取って、操作されてしまうと危険なので、もう一度インターネットバンキングの画面を表示して、改めて「ログオフ」してください。
2-2. サーバーのメンテナンス中
デジタル通帳は24時間、いつでも確認できますが、システムのメンテナンス中である場合があります。その場合は、少し時間を置いてから「更新」してください。
このパターンが一番多いと思います。
わたしも翌日改めて表示したら、正しく表示できました。
2-3. 口座情報を入力して再連携する
これは、「再設定」ということになります。
デジタル通帳の「初期設定」と一緒で、口座情報をイチから入力していきます。
その場合、過去の取引履歴が表示されない場合もありますので、注意が必要です。
3. 【まとめ】一時的なサーバーエラーは慌てないでも大丈夫
ということで、今回の表示では「一時的にサーバーにつながらなかった」ことがわかります。
ほとんどのサーバー障害は半日ほど、早ければ数時間で解決していますので、まずは慌てずに様子を見てみても良いと思います。
もし、日をまたいでも解決しない場合は、問合せたり、設定をやり直してみるのが定石です。
お金のことは「完璧」でないと不安になりますが、システムに完璧はありません。
うまく付き合っていけるお手伝いができたら嬉しいです。
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