セキュリティ

急に「OneDriveから削除されました」という通知が表示された iPhone

急に「OneDriveから削除されました」という通知が表示された

OneDriveの共有フォルダへのショートカットが突然削除されたという通知が表示されました。通知には「他のユーザーによって削除されました」と記載されていましたが、アクセス権限は両者とも維持されていました。不正アクセスの可能性を懸念して念のためパスワードを変更しましたが、おそらくOneDriveのシステム変更が原因と考えています。「〜がOneDriveから削除されました」OneDriveに追加してあった共有フォルダへのショートカットが急に削除されました。同様のメールもあり、共有...
Gmailの「アカウントへのアクセスを許可」とは?(代理アクセス権限) とりあえずのメモ

Gmailの「アカウントへのアクセスを許可」とは?(代理アクセス権限)

Gmailには他のGoogleアカウントにメール全体へのアクセス権を許可する機能があります。「アカウントとインポート」から別のアカウントを追加すると、相手に招待メールが送信されます。与えたアクセス権限は後から削除できます。「アカウントへのアクセスを許可」Gmailには、別のGoogleアカウントに、メール全体へのアクセス権を許可する設定があります。これは、代理でメールを閲覧・削除・送信する権限です。Gmail(ウェブ版)の「すべての設定」にある「アカウントとインポート」から設...
[Windows 11] アップデートの失敗でブルースクリーンの多発トラブルがある(2025年3月:KB5053598とCitrix SRA v2411) Windows

[Windows 11] アップデートの失敗でブルースクリーンの多発トラブルがある(2025年3月:KB5053598とCitrix SRA v2411)

Windows 11の最新アップデート「KB5053598」でインストール失敗やブルースクリーンなど様々な問題が発生しています。主に企業向けのセキュリティ監視ツール(Citrix SRA)と競合して、アップデートが失敗するケースがあるようです。「復元ポイント」の設定が有効になっているか確認して、問題が発生した場合にはロールバックできるように、重要なデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。 .title { font-family: 'Meiryo', 'メイリオ...
Google reCAPTCHAキー移行とパフォーマンス改善の検討(Contact Form 7, Cloudflare Turnstile) とりあえずのメモ

Google reCAPTCHAキー移行とパフォーマンス改善の検討(Contact Form 7, Cloudflare Turnstile)

Google reCAPTCHAは2025年末までにGoogle Cloud版へ移行が必要で、多くのユーザーに費用増加をもたらします。Contact Form 7はバージョン6.1で対応する予定ですが、無料の代替案としてCloudflare Turnstileも導入される見込みです。この変更はAI技術の進化やサイバー攻撃の増加に対応するため、より効果的なセキュリティ対策の提供を目指すものみたいです。Google reCAPTCHAのパフォーマンス改善久しぶりにPageSpee...
「ドメイン名」で偽サイトを判別する原理(eTLD+1) スマホ基礎

「ドメイン名」で偽サイトを判別する原理(eTLD+1)

ドメインはウェブサイトの住所であり、アドレスバーに表示されるURLの一部です。詐欺師は正規ドメインで偽サイトを作れないため、似た名前のドメインを使ってユーザーを騙そうとします。偽サイトを見分けるには、トップレベルドメイン直前の部分を確認します。
【要注意】iCloudの偽の「サブスクリプション料金の改定」メール iPhone

【要注意】iCloudの偽の「サブスクリプション料金の改定」メール

最近、Apple IDやクレジットカード情報を狙った巧妙な偽メールがありました。「サブスクリプション料金の改定」と題するメールで、つい慌ててキャンセルしてアクセスしてしまいやすい巧妙な仕掛けでした。偽サイトでパスワードやクレジットカード情報を入力すると、悪用される危険性が大きいです。最近は、Amazonプライムなどいろんなサービスで料金改定のお知らせが届いたりするので、気をつけないと信じ込んでしまいそうです。偽メールが誘導するフィッシングサイト「Apple」を装った偽メールが...
OneDriveの「共有」で「直接アクセス」を許可できなくなった?(リンクと直接アクセス) Windows

OneDriveの「共有」で「直接アクセス」を許可できなくなった?(リンクと直接アクセス)

OneDriveの共有機能では「リンク共有」が推奨され、「直接アクセス」が控えめになっています。直接アクセスを許可するには、フォルダの詳細情報からアクセス管理を開いてユーザーを追加できます。この変更はSharePoint由来の「直接アクセス」とOneDrive由来の「共有リンク」が統合されていく過程で生じています。OneDriveでの共有操作がちょっと変わっていました。ユーザーを指定した共有はどうすればいい?すでに許可した共有フォルダのアクセス許可をいったん削除しました。改め...
[iPhone]LINEで新しい写真が選べなくなった? iPhone

[iPhone]LINEで新しい写真が選べなくなった?

LINEで新しい写真が選べない問題は、アクセス権限の設定が原因でした。iPhoneの設定アプリでLINEを選択し、写真のアクセス権限を確認します。「制限付きアクセス」から「フルアクセス」に変更すると、最新の写真を含むすべての写真を使えるようになります。LINEで新しい写真が選べないLINEで写真を送ろうと思っても、新しい写真が選べません。カメラで撮影すると、「写真」アプリでは表示されるのですが、LINEでは出てこないのです。iCloudにバックアップしていないからなのでしょう...
「デバイスが不正に使用されている」と表示された?(Playプロテクト) #非営利

「デバイスが不正に使用されている」と表示された?(Playプロテクト)

スマホにマルウェアアプリが検出された場合は、該当アプリをアンインストールすれば対処できます。すでにPlayプロテクトによりアプリの動作は停止しているため、すぐに大きな被害が出ることはありません。有料契約がないか確認し、怪しいクリーナーアプリなどは使用していなければ削除しましょう。YouTube動画でも話しています「デバイスが不正に使用されている」?家族のスマホのアップデートを確認していると、セキュリティ警告が見つかりました。「5件のマルウェアアプリが検出され、デバイスが不正に...
Myセブン銀行アプリのエラーとシステム障害(2025年2月) アカウント

Myセブン銀行アプリのエラーとシステム障害(2025年2月)

セブン銀行で2025年2月21日に大規模なシステム障害が発生し、アプリを使った銀行取引ができなくなりました。アプリを再インストールしたユーザーは、ATMで認証コードを取得し直す必要がありました。他行からの振り込みは影響を受けませんでしたが、アプリでの残高確認ができず、入金確認に時間がかかりました。システム障害の概要2025年2月21日、セブン銀行で大規模なシステム障害が発生し、「Myセブン銀行」アプリでの銀行取引にも支障が出ました。システム障害は早朝3時30分に発生し、12時...
「インターネットバンキング」の意味を考える(銀行取引の進化) AIの話題

「インターネットバンキング」の意味を考える(銀行取引の進化)

インターネットバンキングは、銀行窓口での対面取引からATMを経て進化した、24時間365日利用できる銀行取引サービスです。多層的な認証システムと暗号化通信により、セキュリティ面での安全性が確保されています。これからはAIエージェントとの連携など、さらなる発展が期待されます。「インターネットバンキング」と銀行取引の進化「インターネットバンキング」って何なの?なんか危ないイメージがあるけど。「インターネットバンキング」の登場で「急に怖くなった」ように感じるものですが、これまでの銀...
Personal Vault.lnkの同期の問題(フルコントロール) Windows

Personal Vault.lnkの同期の問題(フルコントロール)

OneDriveで発生するPersonal Vault.lnkの同期エラーは、ファイルのアクセス権限の問題が原因です。エラーを解決するには、ファイルのプロパティでユーザーアカウントに「フルコントロール」の権限を付与するか、不要な場合は削除できます。Personal Vaultは重要な情報を二段階認証で保護し、20分間未使用で自動ロックがかかる安全な保管機能です。「Personal Vault.lnk が許可されていません」OneDriveに「Personal Vault.ln...
リダイレクトの仕組みと悪用パターン インターネット小話

リダイレクトの仕組みと悪用パターン

リダイレクトは、ウェブサイトの移転や端末に応じた表示切り替えなどで活用される自動転送の仕組みです。企業のキャンペーンサイトや商品案内など、様々な用途で便利に使用できます。しかし、フィッシング詐欺などの犯罪者が追跡を困難にする目的で悪用するケースがあるため、注意が必要です。リダイレクトとは?インターネット上では、「リダイレクト(redirect)」という仕組みがよく使われています。これは「自動転送」とも呼ばれ、私たちの便利なウェブ閲覧を支える重要な技術です。リダイレクトの一般的...
「多層防御」とは? スマホ基礎

「多層防御」とは?

セキュリティ対策は、物理的・管理的・技術的という3つの方法で守ります。システムへの攻撃は入口・内部・出口の3段階で防ぎます。複数の守りを重ねると、一つの対策が破られても別の対策で防げます。【入門】セキュリティ対策の全体像私たちのスマートフォンやパソコンを守るセキュリティ対策には、守りを何重にも重ねる「多層防御(multi-layered security, defense in depth)」という考え方があります。一つの防御が破られても、別の防御で食い止められるようにする方...
「脆弱性」ってどれぐらい怖いの?(セキュリティ脅威の入門) とりあえずのメモ

「脆弱性」ってどれぐらい怖いの?(セキュリティ脅威の入門)

セキュリティ脅威は、一般的なマルウェア、標的型攻撃、詐欺の3種類に分類できます。標的型攻撃は組織を狙った持続的な攻撃であり、多層的な防御体制が必要です。新しい技術の発展により攻撃手法は巧妙化し、複数の手法を組み合わせた攻撃が増加しています。脆弱性ってどれぐらい怖いの?よくニュースで「脆弱性」という言葉を目にするんだけど、なんか怖そうだよね。「脆弱性」とは、プログラムの不備や設計ミスで「期待される動作」ができていないことです。たとえば、本来アクセスできないはずの情報が見えてしま...
[LINE]「友だちではないユーザーです」って大丈夫? スマホ基礎

[LINE]「友だちではないユーザーです」って大丈夫?

LINEでは、未登録のユーザーとメッセージをやり取りするには警告が表示されます。知人からの友だち追加なら安全ですが、見知らぬユーザーからの突然のメッセージには注意が必要です。詐欺被害を防ぐため、不審な場合はブロックや通報機能を活用しましょう。友だちなのに「友だちではないユーザーです」?知人にLINEで友だち登録してもらったら、「友だちではないユーザーです」と表示されました。なにか乗っ取られてしまったのでしょうか?友だちではないユーザーです。このユーザーを不審に思ったら、ブロッ...
iOSのUSB制限モードの脆弱性とリスクの評価(iOS 18.3.1のアップデート) iPhone

iOSのUSB制限モードの脆弱性とリスクの評価(iOS 18.3.1のアップデート)

ロックされたiPhoneからUSB接続でデータを取り出せることがある脆弱性が見つかりました。この問題は、iOS 18.3.1のセキュリティ・アップデートで修正されました。物理的なUSB接続での不具合なので、不特定多数への攻撃では悪用しにくいと考えられますが、早めのアップデートが推奨されます。セキュリティのニュースはたくさんあるけど、結局こまめなアップデートと日ごろの注意が一番大事なんだね。YouTube動画でも話しています。iOSのアップデートをしないと危険?iOS 18.3...
ウイルスバスターの動作が重いときは?(負荷を軽くする設定) Windows

ウイルスバスターの動作が重いときは?(負荷を軽くする設定)

ウイルスバスターの動作が重いときは、起動時の処理を後回しにする設定変更で改善できます。リアルタイムスキャンはシステム負荷の主な要因ですが、ウイルス対策の中核機能のため無効化は推奨されません。フォルダシールドなど、他のサービスと重複している機能があれば、無効化してシステム負荷を軽減できます。起動時の設定は、ウイルスバスタークラウドのメイン画面、「パソコンを守る」、「パソコンの保護設定」の「その他の設定」にあります。ウイルスバスタークラウドの設定画面ウイルスバスターは定期的なシス...
[X]知らない人から通知が来たけど大丈夫?(アプリ連携と「乗っ取り」) SNS

[X]知らない人から通知が来たけど大丈夫?(アプリ連携と「乗っ取り」)

Xで見知らぬ人からメンションされても、アカウントのセキュリティは大丈夫。不審なアカウントからのメンションは、ブロックや通知オフの設定で対処します。アカウント分析ツールは広範な権限を要求するため、連携する際は慎重な判断が必要です。フォローしていない人から「リプ」が来た?Xで先程、特にフォローしていない人から「リプ」が来ました。これはスパムですか?怖くなってこのアカウントをブロックしたのですが、私のアカウントのパスワードを変更した方がいいでしょうか?連携アプリを確認したところ、見...
Googleアカウントの「セキュリティ保護」 とりあえずのメモ

Googleアカウントの「セキュリティ保護」

Googleアカウントの不正ログインが疑われる場合、パスワード変更で現在使用中のデバイス以外はログアウトにできます。もし、パスワードの使いまわしがある場合は他のサービスのパスワードも変更し、クレジットカードを登録している場合はカード明細の確認も推奨されます。表示される「アカウントの保護手続き」などの警告は一般的なアドバイスであり、Googleアカウントの基本的な保護対策が完了していれば、直ちに追加の対応は必要ありません。アカウントの保護手続きが完了していない?Googleアカ...
[Excel]マクロ付きExcelファイルを有効化する(トラストセンター) Word・Excelなど

[Excel]マクロ付きExcelファイルを有効化する(トラストセンター)

Excelのマクロ機能は作業効率を向上させる便利な機能ですが、セキュリティ上の理由から初期状態では無効になっています。「マクロ付きブック」を有効化したい場合は、ユーザーがトラストセンターで許可する必要があります。専用の作業フォルダを「信頼できる場所」として設定すると、より効率的にマクロを活用することができます。マクロの便利さと危険性マクロは、Excelで同じ作業を何度も繰り返す必要がある場合に便利な機能です。しかし、安全のため、最初は使用できない設定になっています。マクロを使...
[Windows] バックアップを有効にすると容量不足になるパターン Windows

[Windows] バックアップを有効にすると容量不足になるパターン

Windowsパソコンの「バックアップ」機能を有効にすると、OneDrive の容量不足が発生することがよくあります。ただし、ファイルをすぐに削除するのは危険です。「バックアップ」は「シンボリックリンク」を使用して保存場所をOneDriveに変更する仕組みだからです。解決するには、有料プランに変更するか、正しい手順でファイルを元の場所に戻す必要があります。慌ててファイル削除するとデータを失う可能性があります。バックアップしたら容量不足になる?Windowsパソコンで「OneD...
iOSのApp Sandboxの仕組み iPhone

iOSのApp Sandboxの仕組み

「App Sandbox」は、iOSの重要なセキュリティ機能で、アプリケーションごとに独立した実行環境を提供します。アプリごとのコンテナディレクトリ構造各アプリは、独自のコンテナディレクトリ構造を持っています。これは主に3つの重要なコンテナで構成されています。Bundle Containerアプリの実行可能なコードやリソースファイルが格納されています。インストール時に暗号化された署名で保護されており、改ざんを防止しています。Data Containerアプリやユーザーのデータ...
「iPhoneにはウイルスが実質的に存在しない」とはどういうこと? iPhone

「iPhoneにはウイルスが実質的に存在しない」とはどういうこと?

iPhoneには一般的にイメージする「コンピュータウイルス」はほとんど存在しません。実際の脅威は標的型攻撃や詐欺で、これらは正しいセキュリティ知識が大切。iPhoneにウイルス対策ソフトは必要なのかという問題は、多くの人が関心を持つ重要なテーマですよね。特にプライバシーやセキュリティ、個人情報の保護に不安を感じている方々のヒントになれば嬉しいです。「ウイルス対策ソフト」市場とiPhoneiPhone向けの「ウイルス対策ソフト(あるいはセキュリティ対策ソフト)」は、主にNort...
Windowsの「Best-Fit」機能の脆弱性はパソコンに関係あるの?(自動文字変換の落とし穴) Windows

Windowsの「Best-Fit」機能の脆弱性はパソコンに関係あるの?(自動文字変換の落とし穴)

Windowsの文字変換機能「Best-Fit」に「重大な脆弱性」が発見されました。この脆弱性は、主に東アジアの言語設定を使用しているWindowsサーバー環境で外部入力からコマンドを注入される問題になります。ただし、一般ユーザーの Windows PCで日常的な使用をする分には影響は限定的です。以前から使っているフリーソフトなどがあれば、アップデートがないか確認しておきましょう。また、インターネットでファイルをダウンロードするときには、特殊な記号を含むファイル名に特に注意し...
iOS の多層的セキュリティ設計 iPad

iOS の多層的セキュリティ設計

iOSは、ハードウェアからアプリケーションまで複数の層で構成された保護システムを採用しています。セキュアエンクレーブによる暗号化処理や、システム完全性保護など、高度なセキュリティ機能を備えています。ユーザーによる適切な管理と基本的な注意により、さらに高い安全性を実現することができます。iOSセキュリティの多層構造iOS(iPhoneやiPadのOS)は、複数の層による保護システムを採用しています。ハードウェアによる保護セキュアエンクレーブ(専用の保護チップ)システムレベルでの...
iPhoneに「ウイルススキャン」がないのはどうして?(iOSの予防型セキュリティモデル) iPad

iPhoneに「ウイルススキャン」がないのはどうして?(iOSの予防型セキュリティモデル)

リアルタイムスキャンはバッテリー消費が大きいですが、iOS環境では効果が限定的です。iOSではアプリのインストールをApp Storeからに限定している上、アプリ間のデータアクセスも厳しく制限しているからです。仮に悪意のあるプログラムがあっても、ユーザーのアクセス許可なしには、iPadやiPhone内にあるデータにアクセスできません。つまり、アクセス権限の確認で従来の「スキャン」を前倒しにしているわけです。従来型のウイルス対策ソフトが前提としていた脅威モデルそのものを、システ...
iPadで意図せずインストーラーをダウンロードしてしまった?(〜.dmg) iPad

iPadで意図せずインストーラーをダウンロードしてしまった?(〜.dmg)

「iPadでフリーフォントを探している際に、誤って広告ボタンをクリックしてしまい、不明なファイルをダウンロードしまった」という相談がありました。ダウンロードされたファイルは危険なソフトではなく、パソコン用の「体験版ソフト」でした。iPadは 原則 AppStore以外からアプリを追加できないので、インストーラーのファイルを削除すれば十分です。YouTube動画でも話しています。フリーフォントを探していたら不明なファイルをダウンロードしてしまったフリーフォントを探していた際に、...
Windows 11 24H2でセキュリティ更新できなくなる「皮肉な不具合」 いろんな周辺機器

Windows 11 24H2でセキュリティ更新できなくなる「皮肉な不具合」

マイクロソフト社はWindows 11の最新版で、特定の方法でインストールした場合にセキュリティ更新ができなくなる不具合を発表しました。ただし、この問題は2024年10月から11月の間にCDやUSBメモリでインストールした場合にのみ発生し、通常のWindows Updateでは問題ありません。現在マイクロソフト社が解決に取り組んでおり、新規インストールの場合は2024年12月以降のバージョンを使用することを推奨しています。Windows 11 24H2でセキュリティ更新ができ...
偽の「ウイルス警告!!」が出てきた(広告からのサポート詐欺) Windows

偽の「ウイルス警告!!」が出てきた(広告からのサポート詐欺)

インターネット閲覧中に、「ウイルス警告」などと出てきても、表示されている電話番号には連絡しないでください。多くは偽の警告画面で、ブラウザの強制終了(Alt+F4)で消せます。偽警告画面内にある「✕」ボタンも偽物。押すとかんたんには消せなくなってしまうので、ブラウザのタブから閉じるようにしましょう。正規のMicrosoftサポートは、このような形で警告を表示したり、電話番号を表示したりすることはありません。YouTube動画でも話しています。「ウイルス警告!!」がうるさいニュー...
「確認コード」を捨てて良い理由(OTP) スマホはじめて

「確認コード」を捨てて良い理由(OTP)

「確認コード」は、スマートフォンに送られてくる一時的な認証用の数字です。「なりすまし」を防ぐための「折り返し連絡」と同じような本人確認の仕組みで、パスワード確認を補強する意味があります。確認コードは一度使用したら不要になりますが、予期せぬコードを受け取った場合には、理由を確認しておく必要があります。身元を確認する「折り返し連絡」スマートフォンを使っていると、メッセージにランダムな数字が書かれた「確認コード」が送られて来ることがあります。確認コードは短い文字列で突然送られてくる...
「迷惑メールを完全になくしたい」けれど……(迷惑メール対策の基本) とりあえずのメモ

「迷惑メールを完全になくしたい」けれど……(迷惑メール対策の基本)

迷惑メールは完全な防止が難しく、これは電子メールが事前登録なしでも連絡可能な手段であるためです。メールアドレスの流出や送信者の手口変更により、迷惑メールの根絶は困難な状況となっています。快適なメール環境を作るためには、フィルター機能の活用やメールアドレスの使い分けなど、複数の対策を組み合わせる必要があります。迷惑メールを根絶しにくい理由「迷惑メールを完全になくしたい」という相談は多いです。迷惑メールを減らすことは可能ですが、完全になくすとなると難しいです。これは、電子メールが...
[iPhone]電話アプリでできる迷惑電話対策の機能と設定(不明な発信者を留守番電話に) iPhone

[iPhone]電話アプリでできる迷惑電話対策の機能と設定(不明な発信者を留守番電話に)

iPhoneの電話アプリには「不明な発信者を消音」機能があり、連絡先未登録の着信を自動的に留守番電話に転送します。「ライブ留守番電話」機能を使用すると、留守番電話の内容をリアルタイムで文字起こしで確認できます。「通話録音」機能では、通話中に録音ボタンを押すことで会話を記録し、メモアプリに保存することができます。電話アプリの「不明な発信者を消音」機能iPhoneの「電話」アプリには迷惑電話対策の機能が充実しています。iPhoneの「電話」アプリの設定は、「設定」アプリの「アプリ...
とりあえずのメモ

セキュリティ対策ソフトとカーネルモード

セキュリティ対策ソフトは、OSが提供する機能を活用して、セキュリティ対策を行っています。しかし、このような強い機能は、システムが独占する方向に進んでいます。システム標準のセキュリティが「正規軍」なら、サードパーティ製のセキュリティ対策ソフトは「傭兵部隊」なんだね。カーネルモードドライバーセキュリティ対策ソフトは、プログラムの不審な動作を監視できるっていうけど、どうしてそんなことができるの?ほかのプログラムの動作がわかるって、考えたら怖いし、セキュリティ上どうなの?セキュリティ...
ウイルスバスターのランサムウェアから保護するフォルダ(フォルダシールド) とりあえずのメモ

ウイルスバスターのランサムウェアから保護するフォルダ(フォルダシールド)

ウイルスバスターの「フォルダシールド」機能は、ランサムウェアからファイルを保護する機能です。初期設定では「ドキュメント」「ピクチャ」「OneDrive」などの重要フォルダが保護対象となっています。不審な変更を検知した際は自動的にバックアップを作成し、ファイルの暗号化をブロックして復元することができます。「データをランサムウェアから保護」というメッセージウイルスバスターを使っていたら、「データをランサムウェアから保護」というメッセージが出てきました。「初期設定の保護を使用」でも...
ウイルスバスタークラウドはOS標準のセキュリティ保護とどう違う? とりあえずのメモ

ウイルスバスタークラウドはOS標準のセキュリティ保護とどう違う?

「ウイルスバスター クラウド」を入れる意味とは?「ウイルスバスター クラウド(モバイル端末向け)」の機能について、OS標準のセキュリティ保護に比べてどのような点が優れているのか、具体的に教えてください。「ウイルスバスター」という名前ですが、現代では「コンピュータウイルスやハッカーへの対策」というより、フィッシングや迷惑メッセージ対策という意味合いが強いです。これは、個人へのサイバー攻撃の主流が、システムを直接攻撃する技術的な手法から「ソーシャルエンジニアリング(ユーザーの心理...
もう有料のセキュリティ対策ソフトにこだわる必要はない インターネット小話

もう有料のセキュリティ対策ソフトにこだわる必要はない

現代のパソコンやスマートフォンには、OSやブラウザに標準的なセキュリティ機能が搭載されているため、有料のセキュリティ対策ソフトは必須ではなくなっています。むしろ、標準のセキュリティ機能の方が、システムの深い部分まで保護できる点で優れています。セキュリティ対策で最も重要なのは、ソフトウェアの更新、強固なパスワード設定、不用意なインストール防止といった基本的な対策を実施することです。YouTube動画でも話しています。「セキュリティ対策ソフトはいらない」?セキュリティ対策ソフトに...
「メモリ整合性」とは? Windows

「メモリ整合性」とは?

「メモリ整合性」は、Windowsのセキュリティ機能の一つで、信頼できるドライバーのみをシステムに読み込めるようにする保護機能です。悪意のあるドライバーからシステムを保護するために、事前にドライバーのコードを仮想環境で実行し安全性を検証します。
[Windows 11] vmdrv.sysというドライバーが読み込めない? Windows

[Windows 11] vmdrv.sysというドライバーが読み込めない?

Windowsセキュリティ機能は、脆弱性のあるドライバー(vmdrv.sys)を検出すると読み込みをブロックします。Voicemodのインストールで追加された仮想オーディオデバイスだったので、いったんアンインストールしました。ドライバーが読み込めない?先日、Windows 11(24H2)にアップデートしたら、「このデバイスにドライバーを読み込めません」というエラーが出て来るようになりました。また、パソコンの起動にも時間がかかるようになった気がします。この vmdrv.sys...
偽の「ヤマト運輸」の配達通知メールにだまされた?(QRコードの偽サイト) とりあえずのメモ

偽の「ヤマト運輸」の配達通知メールにだまされた?(QRコードの偽サイト)

ヤマト運輸を装った偽の配達通知メールが出回っているようです。このメールはQRコードを使用して偽サイトに誘導し、個人情報やクレジットカード情報を窃取しようとする手口です。不審なメールを受け取った場合は、QRコードを読み取らず、公式サイトで直接確認することが重要です。YouTube動画でも話しています。「荷物の配送先住所に誤りがある」という電子メール?先日、ヤマト運輸から「配送先住所に誤りがあります」という電子メールが届きました。書かれていた送り状番号を公式サイトで確認してみると...