- 迷惑メールのリンク先の不審なサイトを開くと、「LINE Notify」との連携を求められました。
- 連携すると、LINE Notifyのトークルームに迷惑メッセージが送られるようになりました。
- 不要な連携を解除するには、LINE Notifyの管理ページから操作します。
LINE Notifyは主に開発者向けのサービスで、GitHubやIFTTTなどのウェブサービスと連携して利用されます。
1. 「これは不審なサイトです」と表示された
「早急に設定をお願いします。」という件名のメールが届きました。
慌ててリンクを押したら、「これは不審なサイトです」と表示されました。
この画面は、セキュリティソフトのマカフィー(McAfee)によるものです。
セキュリティアプリはアクセスするURLを監視し、不審なページを検出すると警告を表示します。
マカフィーって何?
この画面そのものが偽物なの?
それを確認するには、アドレスを確認します。
今回は、「mcafeemobilesecurity.com」だったので、本物です。
らくらくスマートフォンに入っている「ドコモあんしんセキュリティ」は、マカフィーと提携しているからです。
2. 「不審なサイト」の中身とは?
「警告を無視して開く」と、出会い系サイトのようなサイトで高額当選のお知らせが表示されました。
続きを表示すると、「登録してお得な情報を受け取る」ボタンからLINE Notifyと連携するように表示されました。
LINE Notifyは、「同意して連携する」を押すとサイトとの連携が完了します。
サイトからのお知らせが LINE Notifyのトークルームに届くようになりました。
3. LINE Notityとは?
LINE Notifyって何なの?
ブロックすればいいの?
LINE Notifyを利用していない人が多いと思うので、ブロックしても構いません。
ただし、正しい操作では連携を解除すればよいです。
LINE Notifyそのものは、主に開発者向けに使われているサービスです。
通常は、GitHubやIFTTT、Mackerelなどのウェブサービスと連携して利用します。
- GitHub:
開発者向けのコード管理プラットフォーム。
リポジトリへの新しいコミットが通知できる。 - IFTTT:
様々なウェブサービスを連携させるプラットフォーム。
天気予報やニュース、スマートホームデバイスの状態変化などを通知できる。 - Mackerel:
サーバー監視サービス。
サーバーの負荷状況、エラーやダウンタイムの発生を通知できる。
LINE公式アカウントの登録に似ているけど、よりプログラム開発向けな感じだね。
3-1. LINE Notityの連携を解除する
連携の解除は、LINE Notifyの管理ページ(notify-bot.line.me)から操作します。
サービスとの連携を解除すれば、これ以上 通知は来なくなります。