- 2024年5月10日の夕方、Googleのサイトに一時的につながりませんでした。
- 「ERR_CONNECTION_REFUSED」というエラーが表示され、これはGoogleのサーバー側が接続を拒否したことを示しています。
- 数分後には復旧したことから、一時的なサーバーの不具合やメンテナンスが原因だったのかもしれません。
「太陽フレア」がたくさん観測されているのと関係していたのでしょうか?
1. 一時的にGoogleにつながらない
昨日の夕方(2024年5月10日18:34)、一時的にGoogleのサイトにアクセスできないことがありました。
エラーメッセージには「接続が拒否されました(ERR_CONNECTION_REFUSED)」と表示されていました。
このサイトにアクセスできません
www.google.com で接続が拒否されました。
次をお試しください
接続を確認するERR_CONNECTION_REFUSED
ERR_CONNECTION_REFUSED
は、インターネットユーザーがGoogleのサーバーに接続しようとしたときに、Googleのサーバーが接続を拒否したことを示すエラーメッセージです
「再読み込み」をしても同じの状態が数分ほど続きましたが、その後、再度アクセスを試みると、いつも通りのGoogleの検索画面が表示されました。
2. ERR_CONNECTION_REFUSEDとほかの接続エラーとの違い
一体何が原因だったんだろう?
「ERR_CONNECTION_REFUSED
」のエラーは、他の接続エラーと少し異なります。
通常、インターネットに接続できないときによく見かけるエラーコードは、以下のようなものです。
- 接続がタイムアウトしました
(ERR_CONNECTION_TIMED_OUT
) - インターネット接続が切断されました
(ERR_INTERNET_DISCONNECTED
) - ネットワークが変更されました
(ERR_NETWORK_CHANGED
)
これらは、ネットワークの状態やセキュリティ設定などの要因に関連していることが多いです。
つまり、途中経路の問題です。
一方、「ERR_CONNECTION_REFUSED」というエラーコードは、クライアントからサーバーへの接続が拒否されたことを示しています。
つまり、Googleのサーバー側で意図的に接続を拒否している可能性があります。
3. 一時的なサーバー側の不具合の可能性
数分で解決したということから、恒常的な問題ではないことがわかります。
とすると、一時的なサーバーの不具合や、サーバーメンテナンスなどが原因である可能性が考えられます。
エラーメッセージには「接続を確認する」という提案が含まれていますが、実際にはユーザー側のインターネット接続に問題がある可能性は低いと考えられます。
なぜなら、Googleのようなメジャーなサイトが接続を拒否するケースは、ユーザー側の問題よりもサーバー側の問題である可能性が高いためです。
Googleのアカウント利用停止などならともかく、個々のユーザーをIPアドレスなどで接続自体を拒否するのは考えにくいですよね。
このように、エラーメッセージから、Googleのサーバー側で一時的な問題が発生し、意図的に接続を拒否していたことが推測できます。
3-1. もしかして太陽フレアによる障害?
ちょうど5月8日〜12日にかけて太陽フレアが連続で観測されていて、地球の磁気の乱れや通信障害などの影響が懸念されていました。
情報通信研究機構によると、太陽表面で起きる爆発・太陽フレアが8日~10日に連続で観測されていて、これから12日にかけて、地球の磁気が大きく乱れるおそれがあるという。
「太陽フレア」連続で観測 12日にかけて地球の磁気が大きく乱れる恐れ 携帯電話など通信障害の可能性も|FNNプライムオンライン
ただし、Googleからの公式な説明はなかったので、詳細な原因についてはわかりません。
Downdetecterの障害記録を見ても、同じ時刻に同様の報告が多いわけではありませんでした。
軽微なエラーだったのだと思います。