Windowsのパソコンがインターネットにつながらないです。
何を確認したらいいですか?
インターネットにつながらないときは、その途中経路のどこかに問題があります。
だいたい、再起動するとつながることが多いです。
よくある順番に、点検ポイントを見てみましょう。
インターネット経路のどこに問題があるか?
インターネットに接続できない場合の点検ポイントを、ざっと挙げてみます。




パソコン内の問題と、外部の問題(ルーターとインターネット回線)がありますね。
パソコンは通信できる状態?
まず、一番 最初に確認するのは、パソコンが通信できる状態かどうかです。
Windows画面右下のタスクバーを確認して、Wi-Fi 接続が有効になっているか確認します。


たまに、間違ってクリックして、いつの間にか Wi-Fi 機能をオフにしてしまったり、機内モードにしてしまうことがあります。
ちなみに、パソコンを有線ケーブルでインターネットに接続している場合は、Wi-Fi接続ではなく、「Ethernet接続(イーサネット接続)」といいます。
Wi-Fiのパスワード
Wi-Fi が有効なら、今度は 接続しているネットワークを確認します。


たまにアップデート後に、パソコンに記憶されたWi-Fiの接続パスワードが消えてしまうことがあります。もし、家のWi-Fiネットワークに接続できていなければ、正しいパスワードを入力します。


パスワードは、ルーター機器に印刷されていることが多いです。
ルーターやモデムを再起動する
パソコンの設定が特に変わっていないようなら、ルーターやモデムの調子が悪い可能性があります。
ルーターなどは、24時間つけっぱなしで動かすことになるので、たまに「応答停止(ハングアップ)」状態になっていることがあります。
いったん電源コードを抜いて、(15秒ほどを開けて)付け直すと、インターネットにつながるようになることが多いです。


電源コードを抜いてすぐに付けると、内部の回路にあまりよくないみたいです。
ちょっと待つのがポイント。
パソコンの再起動とUpdateは基本
あとは、一応 パソコンの状態を安定させるために、「再起動」と「Windows Update」を確認しておきます。


インターネット接続に限らず、いろんな原因不明の一時的な不具合が、これで解消されることが多いです。


ただし、更新プログラムによって、不具合が生じることもあるのが、なかなか一筋縄ではいかないところ。
インターネットにつながらなくて、Windows Updateができないときは、再起動だけでOK。
本格的につながらない
ここまでで直らない場合は、本格的にトラブルが発生しています。
いろんな可能性を「切り分け」て、正しい原因を突き止めていく必要があります。


ここから先は、ちょっと設定の知識が必要だね。
間違えて設定を消してしまう危険もあるし、不安なときは詳しい人に頼んだ方がよさそうだね。
トラブルシューティングツールで自動修復する
まずは、「設定」から「ネットワーク」の「トラブルシューティングツール」を利用してみます。
Windowsシステムが、内部の問題を調査して、直せる範囲で修正してくれます。
また、原因の手がかりになる情報を表示してくれることがあります。


エラーメッセージを元に、さらに解決方法を検索していきます。
セキュリティソフトがブロックしている?
もう1つの可能性として、セキュリティソフトがあります。
セキュリティソフトには「ファイアウォール」という機能があり、Windowsシステムとルーターの間で、不審なインターネット接続をブロックしています。しかし、間違えてインターネット接続に必要な通信まで禁止してしまっていることがあります。


とくに変更の操作をしていなくても、セキュリティソフトの自動更新で勝手に変わっていることがあるんです。
セキュリティソフトによって操作が異なりますが、試しにセキュリティソフトを一時停止してみると、ファイアウォールが原因になっているか確かめられます。
ルーターの設定が初期化されている?
ほかには、ルーターの設定が完全に初期化されていて、インターネット接続ができなかった経験があります。
この場合は、Wi-Fi ネットワーク までは接続できるのに、インターネット接続ができませんでした。
ルーターの管理画面にアクセスして、プロバイダー情報などが登録されているか確認します。




この設定は、通信業者にしてもらっている人も多いと思います。


自分で確認するのは、ちょっとハードルが高いかもね。
そのほかの可能性も
ほかには、パソコンのWi-Fi受信機が故障していたケースもありました。
ドライバーの更新で直る場合もあれば、修理が必要な場合もあります。
実際には、パソコン修理するよりは、外付けの Wi-Fi受信機(無線LAN子機)を購入した方が安上がりです。


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