「クライアント・アプリケーション」は、インターネットやネットワークにつながっている別のコンピュータ(サーバ)から情報をもらったり、送ったりするためのソフトウェアです。
スマホのアプリには、「クライアント・アプリケーション」が多いです。
スマホ単体ではなく、サーバとの連携で動作します。
例えば、スマートフォンに入っている LINEや Twitterなどのアプリは、クライアント・アプリケーションです。
クライアント・アプリケーションのメリット・デメリット
クライアント・アプリケーションのメリットは、サーバの処理の一部を 自分のパソコンやスマホで肩代わりすることです。全部 サーバに任せるのに比べて、システムの処理を速くできます。
サーバとクライアント
「クライアント」と「サーバ」はセットです。
「サーバ(Server:給仕)」は、ずっと動いていて「サービス」を提供する役割です。
一方、「クライアント(Client:顧客)」は、それを利用する側のことです。
しかし、クライアント・アプリケーションは、単独では動作できません。
サーバとの通信のために、インターネットに接続する必要があります。
また、サーバがシステム障害で動作していない場合も動きません。
また、サーバのシステムの改修に合わせて、クライアント・アプリケーションも「アップデート」する必要があります。
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