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[Windows] 「自動修復を準備しています」から進まない【Dell Vostro 15-3568の事例(1)】

パソコン基礎知識操作には要注意

PCが急にエラーになって、「自動修復を準備しています」から進まなくなってしまいました。
延々と、くるくる回っています。

PCの修復作業の途中で、
▶ 「回復ドライブの破損」や
▶ 「Bitlocker暗号化」、
▶ 「HDDの劣化」など、
いろいろなトラブルが複合的にあったので、事例としてまとめておきます。

まずは、本体の回復ドライブから修復しようと試みました。

環境

Windows 10、Dell Vostro 15-3568(2016年発売、2018年製造)

まとめ

Windows PCが「自動修復を準備しています」から起動が進まなくなったので、USBメモリに作成した回復ドライブから起動して修復します。

外部メモリから起動するには、BIOSから起動オプションを変更する必要があります。
Dell Vostro 15-3568で BIOSを表示するには、起動時にF2キーを押します。

免責事項

なるべく正確な情報になるよう努力していますが、個々のPC/スマホにより状況は異なり、結果の保証はできません。
操作の際には、十分に注意の上、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。

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自動修復を準備したまま進まない

PCを使っていたら、急に英語の画面になって強制終了してしまいました。

こんな感じの画面(上記は後日撮影したもの)でしたが、そのときは内容を読むことができませんでした。

おそらくなんらかの機械的なエラーが発生していたものと思います。

その後、電源ボタンを押しても、「自動修復を準備しています」と表示されたまま、進まなくなってしまいました。

6時間ほど放置してみましたが、全く処理が進んでいる様子がありません。
HDDランプを見ても点滅していませんので、処理が止まっています。

「自動修復の準備」は、回復ドライブを起動するための処理です。
どうも Windowsの回復ドライブの起動プロセスでも、なにかの無限ループに陥ってしまっているようです。

回復ドライブが起動できない

「回復ドライブ」って何?

Windowsには、軽微なシステムエラーなら自動修復する仕組みがあります。「回復ドライブ」は、システム修復用のプログラムだけで構成されている、ミニ版のWindowsです。

船で言えば、「救命ボート」みたいなものだね。

外部メモリから起動するには?

Windowsの回復ドライブが動かないのは、厄介な状態です。
DVDやUSBメモリーをつないで、別の回復環境から起動する必要があります。

ただし、最近のPCは、システムを入れた外部メモリーをつないでも、起動してくれません。
まず PCの BIOS で、起動方法の設定を変更します。

BIOS画面にする方法は、PCによって 押すキーが異なります。
まずは、メーカーのサポートページを確認します。

Dell Vostro 15の場合は、ロゴが表示された状態で
F2キーを押すと、BIOSセットアップ画面
F12キーを押すと、起動オプションが表示されます。

キー入力を受け付ける時間が短いので、電源ボタンを押してからF12キーを連打しました。

起動オプション(F12キー)

「起動オプション」では、起動方法を変更することができます。

通常の起動は「Windows Boot Manager」から起動する方法です。

SupportAssist OS Recovery

起動オプションを見ると、ほかの選択肢に「SupportAssist OS Recovery」を見つけました。

これは、メーカーであるDell製の修復ツールです。

こちらは無事だったようです。
もしかすると、修復できるかもしれません。

ハードウェアのスキャンでは問題が検出されず

まずは、機械的な問題がないか、「ハードウェアのスキャン」をしておきます。

ここでは、問題は検出されませんでした。

後で振り返ってみると、これが不思議なのですが……

システムの修復はうまくいかず

「システムの修復」を選択すると、パーティションテーブル、ブートファイル、Windowsの正常性で「問題が検出されました」。

「今すぐ修復」から破損しているシステムファイルを再インストールしようとします。

ところが、画面が再起動すると、英語で「ハードウェアの問題の検出」になってしまいました。

やっぱり、ここでもハードウェアの問題は見つかりませんでした。

ハードウェアの問題を検出したということは、システム修復の処理の途中で、ハードウェア的なエラーが発生した可能性も考えられます。

システムの復元やバックアップは後回し

残りの選択肢は?

今回は、事前にバックアップを用意していないPCだったので、「復元」といっても、工場出荷状態にもとされてしまいます。

できれば、PC内のデータを残して置きたいので、最後の選択肢に取っておきます。

USBメモリーから回復環境を起動する

メインのWindowsも、回復ドライブも起動できず、メーカーの修復ツールも機能しないので、外部の回復環境から修復を試みます。

別のPCで回復ドライブを作成する

まずは、USBメモリーに回復ドライブを作成します。

別のWindows PCを利用して、スタート検索から「回復ドライブの作成」を検索すると、コントロールパネル内のプログラムが出てきます。

Windows PCなら、基本的にはどのPCでもいいんだね。

Windows 10でも、Windows 11でも、回復ドライブの中身には大差がないので、どちらでも構いません。

回復ドライブは、単に 修復用ツールを動作させるためだけの環境だからです。

16GB以上のUSBメモリーを選択して、書き込みます。

ちなみに、この16GBのUSBメモリー、エクスプローラー上では、「14.4GB」と表示されていましたが、ちゃんと回復ドライブを作成できました。

エクスプローラーで表示される空き容量は、ファイルシステムの管理データ分が減っているので、実際よりも少なく表示されているのですね。

USBメモリーの中身は完全に上書きされます。

USBメモリーの中に、簡易版のWindowsが入ったよ!

BIOSでセキュアブートをオフにする

最近のPCは初期設定では、外部メモリーから起動できません。これは、「セキュアブート」という機能があるからです。

セキュアブート」は、BIOSで設定されている セキュリティ保護機能です。勝手に別のシステムが起動できないようにブロックしています。

そこで、外部メモリーから起動するには、いったんBIOS画面からセキュアブートをオフにします。

BIOSって何?

BIOS」は、OSを起動させる前段階のシステムです。
PCのシステム情報や起動設定を確認したり、変更することができます。

正確には、この画面は「BIOS(Basic Input Output System)」ではなく、「UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)」といいます。BIOSより高機能になっていますが、やっていることは基本的には同じです。

実用上は、BIOSとUEFIをひっくるめて、「BIOS」と考えてもオッケーね。

細かな機能の違いは、おいおい見ていきましょう。

Secure Bootを「無効(Disabled)」に設定して、設定を保存します。

セキュアブートをオフにすると、注意画面が表示されました。

現在の起動モードは UEFI 、セキュアブートは 有効 です。

警告:

UEFIセキュアブートを無効にする変更が適用されました。

Apply The Changes(変更を適用する)」で、USBメモリの回復ドライブから起動できるようになりました。

起動オプションからUSBメモリーを選択して、起動します。

すると、正方形のWindowsのロゴが表示されて、「キーボード レイアウトを選択」という青い画面が表示されました。

内蔵の回復ドライブと違って、外部メモリの回復ドライブは、PC本体に関する情報がありません。なので、どのキーがどこにあるのか、まずはキーボード レイアウトを選ぶところから起動します。

回復ドライブの詳細オプション

「回復ドライブ」は、PCの初期化や修復、コマンドプロンプトによる修正などができるようになっています。

問題が単純な場合は、「スタートアップ修復」で、Cドライブの破損したシステムファイルを正常なものに置き換えることで修復できます。

より複雑な修復作業をするには、「コマンドプロンプト」から、修復コマンドを実行していきます。

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