SDカードから写真を読み込んだら、よくわからないエラーが表示されました。
どうすればいいですか?
一見 難しいエラーメッセージも、少しずつほぐしていくと単純な原因にたどり着くことがあります。
今回は、SDカードの規格の違いと読み込みエラーについて、見てみましょう。
1. Adobe Bridgeのエラー
まずは、表示されたエラーメッセージを読んでみます。
Adobe Bridge
Bridge で問題が発生し、キャッシュを読み込めません。この状況を解決するには、環境設定のキャッシュの項目でキャッシュをクリアしてください。
「Adobe Bridge」は、写真やロゴなどのファイルを管理するためのアプリケーションです。
「キャッシュ」というのは、ファイル一覧を高速に表示するための一時データのことです。「キャッシュ」は作り直すことができるので、問題があるときはいったんクリア(消去)すれば解決します。
しかし、キャッシュをクリアしても、問題が解決しない場合があります。それは「キャッシュ」が読み込めない原因が、Adobe Bridgeの不具合とは限らないからです。ほかの機能との連結がうまくいかなかったり(競合)、パソコン内のファイルが「破損」していたりしても、エラーになってしまいます。
2. ファイルアクセスのエラー(ファンクションが間違っています)
今回は、「SDカードを読み込んだときに、エラーになった」ので、改めてSDカードを読み込んでみます。
すると、今度は別のエラーが表示されました。
場所が利用できません
F:¥ にアクセスできません。
ファンクションが間違っています。
「ファンクションが間違っています」というエラーの意味がよくわかりません。この原因はいろいろあるようです。
エラーの共通点としては、ドライブ(外部メモリ)のエラーが関係していることです。
3. SD、SDHC、SDXC
今回の事例では、まず はじめに「SDカードが故障しているのか」という原因を考えました。
しかし、読み込めなかったSDカードをデジカメに入れると、ちゃんと中身の写真が認識されるんですよね。つまり、デジカメでは読み込めるのに、パソコンでは読み込めないのです。
実は、SDカードには、容量によっていくつかのバージョンがあります。
今回のSDカードを確認してみると、16GB(SDHC)でした。メモリーカードリーダーがSDHCに対応していなくて、認識できなかったようです。
別のメモリーカードリーダーで読み込み直したところ、中の写真を表示することができました。
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