生成AI

Claude Proに登録した(サブスクリプション) AIの話題

Claude Proに登録した(サブスクリプション)

生成AI Claude 3 Opusの評判がよいので、Proプラン($20/月)に登録してみることにしました。ただ、使ってみるとハルシネーションも目立つので、ChatGPTに戻すか検討中。Claude Proにアップグレードした生成AIのClaude 3 Opusの評判がよいので、ChatGPT 4から切り替えることにしました。トップ画面にある「upgrade to Claude Pro」を押します。Claude Proは、$20/月のサブスクリプション。支払い情報を入力すれ...
Claudeという生成AI(調べものの回答では本当っぽい捏造を含むので注意) AIの話題

Claudeという生成AI(調べものの回答では本当っぽい捏造を含むので注意)

Claudeは、ChatGPTよりも「流暢な日本語」を生成するAIで、クリエイティブな作業や長文の生成に向いています。長い複雑な文章を与えても、かなり精度よく要約や回答させることができます。しかし、前提なしに調べものの回答をさせると、いかにも本物っぽい事例が架空のものだったりするので、受け売りは要注意です。Claude 3が話題なので気になる、という話。調べものに使うと足元をすくわれそうですが、要約はとても自然でわかりやすいです。自然言語処理にはいろんな用途があるので、得意・...
生成AIはデータとコードが一体化しているようなものでは?(コードを注入されるリスク) AIの話題

生成AIはデータとコードが一体化しているようなものでは?(コードを注入されるリスク)

生成AIシステムは一般的なプログラム以上に深刻な脆弱性を抱えているように思えます。それは悪意のあるユーザーによって、システムの動作を不正に操られる可能性。AIの動作を決める学習データが容易にインプットできるためです。最近、『情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか』という本を読んでいます。コンピュータの歴史を振り返ると、生成AIの「安全機構」の弱さが心配になりました。そもそも自然言語って、入力チェックが可能なのかな?原理的に。ノイマン型コンピュータの脆弱性プログラ...
動画生成AI「Sora」への温度差を考える AIの話題

動画生成AI「Sora」への温度差を考える

動画生成AI Soraによる動画には衝撃を受けた人も多いと思います。しかし、「生成AIが動画まで生成できるようになるなんて!」と熱弁しても、意外と「へー、すごいんだね」という反応が返ってくることも多いようです。この温度差の背景を、「イノベーター理論」と「生成AIは生産者向けの技術だから」という2つの観点で考えてみます。Soraの動画生成デモ2024年2月15日にOpenAIは、動画生成AI Soraのデモを公開しました。テキストによる指示から、高品質な1分程度の動画を生成して...
生成AIは「正解のない問題」を聞く道具(検索との違い) AIの話題

生成AIは「正解のない問題」を聞く道具(検索との違い)

代表的な生成AIとしては、ChatGPT、Copilot、Geminiなどがあります。すごく当たり前ですが、生成AIは「生成」が必要な作業に役立ちます。生成AIを「調べもの」に使うと、「遅くて」「的外れ」な回答が多いと感じるかもしれません。しかし、対話を伝え続けると「文脈」が共有され、徐々に意図に沿った回答が得られるようになります。生成AIは、「正解のない問題」が得意です。反対に「正解がある問題」を調べるには従来の検索エンジンの方が速い面も。「生成AI」というと、「なんでも答...
音声アシスタントをGeminiから元に戻したい AIの話題

音声アシスタントをGeminiから元に戻したい

GeminiはGoogleの試験運用中のAI搭載アシスタントで、創造力や生産性を高めることを目指しています。しかし、複雑な質問に対する回答に時間がかかるので、速さを求めるなら「Google アシスタント」がおすすめ。元の「Google アシスタント」に戻すには、「設定」ー「Google」ー「すべてのサービス」ー「Google アプリの設定」ー「検索、アシスタントと音声」ー「Googleアシスタント」ー「Google のデジタル アシスタント」で選択します。いずれは速くなるだろ...
ロック画面だとGeminiの音声アシスタントが動かない?(クイック音声操作の設定) AIの話題

ロック画面だとGeminiの音声アシスタントが動かない?(クイック音声操作の設定)

Androidスマートフォンで、Geminiの音声アシスタントを使うと、ロック画面での音声操作ができなくなることがあります。これは設定によるものです。Geminiアプリは初期状態だと「ロック画面での応答」の設定がオフになっています。Geminiアプリの設定で有効にすると、スマートフォンがロック中でも、いちいち解除せずにクイック音声操作ができます。てっきり、Geminiは、ロック解除しないと動かないのかと思っていたよ。ロック画面で音声操作ができなくなった?GoogleのGemi...
「Geminiをお試しください」(音声アシスタントの切替え) AIの話題

「Geminiをお試しください」(音声アシスタントの切替え)

Androidスマートフォンに新たな音声アシスタント機能「Gemini」が登場しました。従来の「Googleアシスタント」から切り替えられて、簡単なスワイプ操作で すぐに生成AIに相談できます。スクリーンショットを添付することで、画面内の情報を「見る」能力も備えています。利用には「Google 利用規約」と「生成AIの利用規約」の同意が必要です。環境Pixel 5、Android 14細かいバージョンセキュリティアップデート:2023-11-05Google Play システ...
タスクバーにもCopilotが追加されている(Windows 11) AIの話題

タスクバーにもCopilotが追加されている(Windows 11)

Windowsが生成AIのCopilot機能をプッシュしています。Edgeに組み込んだのに続いて、WindowsのタスクバーにもCopilotボタンを追加しました。OSにインターネット接続前提の機能がどんどん増えています。便利ではあるけど、シンプルに使いたい人にはちょっと困るね。それに、独占禁止法的に大丈夫なのかな。自社のクラウドサービスを優遇し過ぎな気も……。どんだけCopilotを使ってほしいの?生成AIといえば、OpenAIの ChatGPT が有力です。そのOpenA...
やっぱりCopilotはイルカの生まれ変わり?(Clippitとのレーベンシュタイン距離) AIの話題

やっぱりCopilotはイルカの生まれ変わり?(Clippitとのレーベンシュタイン距離)

かつて Microsoft Office 97には、イルカの対話型ヘルプが搭載されていました。この機能の名前は「カイル」、英語名は「Clippit」。そう、名前が最新AI機能「Copilot」に酷似しています。「Copilot」と「Clippit」のレーベンシュタイン距離は「5」。一般的な7文字の英単語の間の平均 約8.4 に比べて、かなり小さい値になっています。「レーベンシュタイン」言いたいだけでしょ。「だからどうした?」って話ではあるけど、Microsoft的にはあのイル...
生成AIが集合知を食いつぶすリスク AIの話題

生成AIが集合知を食いつぶすリスク

逆説的ですが、生成AIの「規制」は、生成AIの発展に不可欠なのかもしれません。生成AIと集合知は、相互にフィードバックする関係にあります。生成AIを「野放し」にすると、遅かれ早かれ学習元の集合知を「食いつぶし」て、台無しにしてしまうリスクがあります。両者が、持続可能な関係を維持するためには、野放しの「発展」ではなく、ある程度の「調整」が必要なのだと思います。資源と資本主義の関係と同じように見えます。生成AIと集合知の関係がどのように発展していくか、そしてその中でどのようなリス...
インターネット検索の機能不全と情報エコシステムの断絶(MFA) AIの話題

インターネット検索の機能不全と情報エコシステムの断絶(MFA)

最近、インターネット検索が「物足りない」と感じることが増えました。自分以外にもそういう声をよく聞きます。これは「情報エコシステムの断絶」という文脈でとらえてみると、わかりやすいかもしれません。人為的なアルゴリズム変更によって、大手以外のサイトをまとめて「駆除」しようとしたせいで、かえってニッチが生まれ、質の悪いサイトが増殖したようなのです。広告表示のためにハリボテ情報を上げまくる人々と、気に食わない情報をすぐに叩く人々が可視化されてしまって、情報の流通が阻害されているみたい。...
機械学習のAIは「人間のような感情」を持たない AIの話題

機械学習のAIは「人間のような感情」を持たない

考えてみれば、生成AIは悲しい存在である。人は、生物だから「生きる本能」によって駆動している。だから、自己のために動いている。一方、「機械学習」によるAIは、「評価」によって駆動している。これは、他者によるものである。 この違いは根本的で、だから AIには、「人間のような感情」は発生しないだろう。AIが「感情」のような「複雑な反応」を持つ可能性はありますが、人間とは根本的に異なるものになると思います。「生命」につながっていないからです。例えていえば、炭素以外の元素による「有機...
ChatGPTとオープンソースのLlama 2の「格差」(生成AIの学習データ) AIの話題

ChatGPTとオープンソースのLlama 2の「格差」(生成AIの学習データ)

オープンソースのLlama 2と商用モデルのChatGPT の違いに、学習データの質と範囲にあります。この学習データの質・量が、特に専門分野での生成AIの回答精度に影響してくるようです。腎臓学の多肢選択式テストで性能を比較した研究によると、Llama 2 に比べて ChatGPTがかなりよい成績を示しました。これは、GPT-4が、非公開の専門的で高品質なデータにアクセスできるのに対し、オープンソースのモデルは公開データに依存しているからだと考えられます。高度なAI開発では、ア...
おそらく、もうすぐ検索しなくなる AIの話題

おそらく、もうすぐ検索しなくなる

最近、流行りに乗っかって、生成AIを使うことが増えました。すると、かつては容易だった検索結果の確認が、急に煩わしく感じるようになってしまいました。MS-DOSを懐しみつつも古い話ですが、Windowsの登場当初は、まだ多くの人々がMS-DOSの速さと使い勝手を好んでいました。しかし、時が経つにつれて、Windowsへの移行は進みました。結局、技術に精通する一部の人々を除き、GUIが主流に(それも圧倒的に)なったのです。直感的なインターフェースへの傾倒時代の流れで、情報探索の手...
生成と創作性 ひとこと日記

生成と創作性

文章やイラストを「自在に」に作り出すAIが話題。便利な一方、オリジナルをどう守るか、ということも議論になっています。子どもたちを見ていると、創造は遊びの延長のようで、そこに「自らが在る」のかも、と。
[Google] 検索結果に「生成AI」の回答が出てくる AIの話題

[Google] 検索結果に「生成AI」の回答が出てくる

Google検索で、検索結果より上にAIの回答が表示されました。AI回答にはリンクもありますが、公式サイト以外になっていることもあるようです。「生成 AIは試験運用中です」Googleで「スマホ教室 大津」と検索すると、一番上に生成AIによる回答が出てきました。生成 AI は試験運用中です。詳細回答結果の中には「展開(v)」ボタンがあり、情報源となるウェブサイトへのリンクがありました。ただし、教室の説明をみると、「ジモティー」や「Facebook」。今のところ、公式サイト以外...
便利さの裏側で忘れられていく能力たち(生成AIとの付き合い方) AIの話題

便利さの裏側で忘れられていく能力たち(生成AIとの付き合い方)

私たちの生活は数々の便利なツールに支えられています。これらは疑いなく仕事や勉強を助けてくれる一方で、「脳の足腰」がじわじわ弱っている気がします。ワープロに頼ると漢字は読めるけど、書けなくなる。検索エンジンに頼ると調べられるけど、思い出せなくなる。 生成AIに頼ると手直しできるけど、1から考えられなくなりそう。漢字を忘れる指先パソコンやスマホで文章を打つと、「変換」キーのおかげで難しい漢字もパッと出てきます。しかし、その便利さがちょっと憎いときも。たまに紙に漢字を書こうとすると...
iOS 18で Siri が賢くなる? 生成AIベースのSiriSummarization AIの話題

iOS 18で Siri が賢くなる? 生成AIベースのSiriSummarization

Apple は、次の iOS 18 で「生成AIベースのSiri」へとアップデートしようとしているようです。iPhone単体で文章を要約したり、メッセージへの返答を生成するような機能がテストされています。Siri + 生成AI = ?Siriは、iPhoneの音声アシスタント。音声指示で簡単な操作ができるのが便利な機能です。参考: 音声アシスタントと音声入力ただ、質問のパターンが限られているのが、ちょっと残念な点でした。これが「生成AIベース」になれば、もっとより柔軟に回答で...
「Windows 12」の「AIネイティブ」への不安 AIの話題

「Windows 12」の「AIネイティブ」への不安

Windows 11には、生成AI機能「Copilot」が追加されました。さらに、次期「Windows 12」では、基本システムとAI機能がより一体化した設計になることが予想されています。このような流れは、2022年末ごろからの ChatGPT、生成AIブームに沿うものですが、OSのシステム要件が引き上げられて、従来のパソコンからアップグレードできなくなる可能性が考えられます(涙)。年賀状のときぐらいしかパソコンを開かないんだけど、これから買い替える必要なんてあるのかなー。常...