- iPhoneストレージの容量を主に占めているのは、アプリと写真・ビデオです。
- 一般的なアプリは200MB以下が多いですが、ゲームアプリは5GB以上になることもあります。
- 写真やビデオは画質や形式によってサイズが変わり、特にライブ写真はオンにすると通常の約3倍の容量を使用します。
1. 「iPhoneのストレージがいっぱい」という通知
iPhoneにアプリをいくつかインストールしていたら、「iPhoneのストレージがいっぱい」になってしまいました。
「設定」アプリにも通知バッジがついて、対応が必要なことを示しています。
残り1GBを切ってしまっていて、写真やスクリーンショットも撮影できない状態です。
使い方にもよりますが、ストレージを占めているのは、主に アプリや写真・ビデオ。
「iPhoneストレージ」は、iPhone本体の中にどれぐらいデータを保存できるか、という容量です。
購入した iPhoneのモデルによって異なります。
2. アプリのサイズ
一般的なアプリは、200MB以下のものが多いです。
大きいものでも だいたい 500MB(つまり、0.5GB) 〜 1 GB程度に収まります。
しかし、ゲームアプリだと 一つで 5GB や 10GBを超えるようなものも少なくありません。
一般的なアプリでも、LINEアプリのように、アプリ内に個人データを保存するタイプのものは、利用期間が長いと数十GBになることもあります。
3. 写真・ビデオのサイズ
容量を空けるためには ビデオ を集中的に確認するのが手っ取り早いです。
写真・ビデオは、画質や形式によって1枚あたりのサイズが変わりますが、10分ほどのビデオでも1GBになることがあります。
iPhoneのライブ写真のデータサイズは、「写真」アプリ上は表示されませんが、ちゃんとあります。
パソコンや「HashPhoto」など別のアプリで確認すると、動画部分のファイルサイズは概ね 4 〜 5 MBです1。
ライブ写真がオンだと、写真を約3分の1しか保存できなくなってしまうんですね。
4. iPhoneは自動で容量を空けている
iPhoneには、本体の外にももう一つ保存場所があります。
それは、「iCloudストレージ」です。
無料プランでも 5GBまで保管でき、有料プランの金額を増やすと かなり大容量のデータまで保管できます。
iPhoneには、本体ストレージが少なくなると、クラウド上に保管されているデータを自動削除する仕組みがあります。
写真やアプリは、この機能によって自動的に消されていることもあります。