1. 「緊急情報サービス」はGoogleアカウントとの連携が必要
「緊急情報サービス」アプリ(Personal Safety App)は、Googleの提供する防災・防犯・危機管理アプリです。
Googleアカウントとの連携が必要で、「アカウントなしで緊急情報サービスを利用」から進んでも、ほとんどの機能は使えません。
1-1. 2つの役割:緊急情報と緊急通報
「緊急情報」は自然災害の早期検知と警報に、
「緊急通報」は緊急事態への対応に特化したサービスです。
- 緊急情報:
地震や津波などの自然災害の発生を検知し、Android デバイスに自動で警報を送信するサービスです。
発生前の数秒で警報を受け取れるため、迅速に状況を把握し避難することができます。
位置情報は使用されますが、緊急通報のように通報先に送信されることはありません。 - 緊急通報:
事故やけが、火災など、緊急事態に遭遇した際に、110番や119番などの緊急通報番号に通報できるサービスです。
デバイスの位置情報が自動的に通報先に送信されるため、迅速な救助活動につながります。
SMS や音声通話などを使用して通報することができます。
両者を併せて活用することで、より迅速かつ適切な対応が可能になります。
2. 災害情報アラートと位置情報(緊急情報サービス)
「災害情報アラート」をセットアップするには、まず Googleアカウントでログインします。
その後、位置情報を許可します。
一度、位置情報を許可してから、再度 設定で「常に許可」を選択する必要があります。
3. 緊急SOSの設定
「緊急SOS」がOFFの状態でも、Pixelの電源ボタンを5回連続で押すと、緊急通報画面になりました。
以前は、カウントダウンですぐに通報されました。
しかし、今は 画面中央を 3秒押し続ける操作が必要になっています(設定でカウントダウンにも変更できます)。
誤操作になりにくいように改善されたんだね。
3-1. 緊急SOSのデモ
緊急SOS機能は、Googleアカウントにログインしなくても試すことができます。
「確認あり」と「確認なし」の2パターンがあります。
- 確認あり
3秒間押し続けると、緊急SOSが開始します。 - 確認なし
カウントダウンの後、緊急SOSが開始します。
今回は、「確認あり」にしました。
4. 緊急情報サービスアプリのヘルプについて
緊急情報サービス アプリを使用すると、緊急時情報を保存して共有できます。一部の国や特定の携帯通信会社では、スマートフォンから緊急サービスに自動的に連絡することもできます
緊急情報サービスアプリは、すべての Google Pixel でご利用いただけます。Google Pixel 4 以降のスマートフォンでは、自動的にダウンロードされます。
緊急情報サービス アプリがインストールされている場合: 緊急 SOS、緊急事態の共有、安全確認、災害情報アラート、自動車事故検出を使用できます。自動車事故検出は、Google Pixel 4a 以降(Google Pixel Fold を含む)でご利用いただけます
Google Pixel を使用して緊急時に救援を求める – Google Pixel ヘルプ
地震アラートをオンまたはオフにする
重要: アラートを受け取るには、Wi-Fi またはデータ通信をオンにする必要があります。
地震アラートはデフォルトでオンになっています。お住まいの地域の地震に関するアラートがすべて届くとは限りません。また、受信できるのはサポート対象の国のアラートのみです。アラートが届いても、お住まいの地域で地震が感じられない場合もあります。
Google Pixel を使用して緊急時に救援を求める – Google Pixel ヘルプ
緊急通報アシストを使って緊急通報を発信する
Pixel スマートフォンで緊急通報番号(米国での 911 など)にダイヤルすると、[緊急通報番号] 画面に緊急時に役立つ情報や機能が表示されます。
- 緊急サービスのオペレーターはこの機能について知っています(通常の音声通話に戻すこともできます)
- インターネット接続は必要ありません
- セットアップは必要ありません
オペレーターに無音で通知する(一部の地域のみ)
重要: この機能は、オーストラリア、カナダ、デンマーク、フランス、アイルランド、イタリア、日本、オランダ、ノルウェー、プエルトリコ、シンガポール、スペイン、スウェーデン、台湾、英国、米国でのみご利用いただけます。
Google Pixel を使用して緊急時に救援を求める – Google Pixel ヘルプ