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macOS Sonoma 14.4.1のアップデートを様子見る(Javaプロセスのバグ修正)

macOS Sonoma 14.4.1のアップデートを様子見る(Javaプロセスのバグ修正)
  • macOS Sonoma 14.4.1のアップデートの通知が来ました(2024-3-25)。
  • 前回のSonoma 14.4.0(2024-3-7)では、「Javaに関するエラーがひどい」という話を聞いていたので、実行を見送っていました1
  • 今回のアップデートで改善されているとは思いますが、別の不具合があっても困ります。
    1週間ほど様子を見て、4月ごろに実行しようと思います。
    【追記】実行しました。
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1. macOS Sonoma 14.4で出てきた不具合(Javaの強制終了)

2024年3月7日に公開された macOS Sonoma 14.4 は、絵文字の追加やセキュリティとプライバシーの強化、システムの安定性向上を目的としたアップデートでした。

しかし、アップデート公開から1週間のうちに、いくつかの深刻な不具合が報告されました2

  1. Javaプロセスが予期せず終了する問題
  2. Macに接続しているモニターのUSBハブ機能が使えなくなる問題
  3. ScanSnap専用ソフトウェア「ScanSnap Home」が正常にセットアップできない問題

特に Javaはソフトウェア開発(IntelliJ IDEA、Eclipse、NetBeans)や文書作成(Apache OpenOffice、LibreOffice)など、多くのソフトウェアで使用されているため、Javaプロセスの強制終了は影響の範囲が大きいものでした。

2. macOS Sonoma 14.4.1の公開

この不具合に対処するために、3月25日に macOS Sonoma 14.4.1 が公開されました。

macOS Sonoma 14.4.1の公開
macOS Sonoma 14.4.1の公開

今は、まだ Sonoma 14.3.1のまま待っています。

macOS Sonoma 14.4.1 で修正された主なバグを見ると、14.4の不具合がすぐに対応されたことがわかります。

macOS Sonoma 14.4.1の公開
  1. Javaを含むアプリが突然終了することがある問題を修正。
  2. 外部ディスプレイに接続されたUSBハブが認識されないことがある問題を修正。
  3. プロフェッショナル向けの音楽制作アプリ用に設計されたコピー保護済みのAudio Unitプラグインが開かない、または検証がパスしないことがある問題を修正。

また、macOS Sonoma 14.4.1 では、CoreMedia と WebRTC における境界外書き込みの欠陥(CVE-2024-1580)にも対処し、セキュリティ面での改善も行われました。

macOS Sonoma 14.4.1の公開

とはいえ、まだ心配なので 1週間ほどは様子を見てからアップデートしたいと思います。

3. 【追記】アップデートの通知が表示されたので実行した【2024年4月3日】

アップデートを保留したまま忘れていたら、4月3日に通知がありました。

【追記】アップデートの通知が表示されたので実行した【2024年4月3日】

ざっと調べてみて問題なさそうだったので、アップデートをすることにしました。
古いWi-Fiカードで不調が出てきた事例もあったようですが、OpenCore Legacy Patcherで追加したkextの更新で解決したようです3

【追記】アップデートの通知が表示されたので実行した【2024年4月3日】

私の環境では、今のところ問題なく動いています。

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(補足)

  1. 「macOS Sonoma 14.4」で「Java」がクラッシュ ~回避策なし、更新の延期の検討を【16:55追記】 – 窓の杜
  2. 米Oracleは3月15日(現地時間)、注意を喚起するブログ記事を公開した。- 「macOS Sonoma 14.4」で「Java」がクラッシュ ~回避策なし、更新の延期の検討を【16:55追記】 – 窓の杜
  3. IOSkywalkFamily.kextが、3週間前に更新されていることがわかりました。Sonoma 14.4のベータに合わせて、更新されていたようです。使用中のkextを、最新のものに置き換えることで、無事、Wi-Fiが復活しました。 – macOS Sonoma 14.4.1 に更新 – Boot macOS
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macOS Sonoma 14.4.1のアップデートを様子見る(Javaプロセスのバグ修正)
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