おそらく、もうすぐ検索しなくなる

最近、流行りに乗っかって、生成AIを使うことが増えました。
すると、かつては容易だった検索結果の確認が、急に煩わしく感じるようになってしまいました。

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MS-DOSを懐しみつつも

古い話ですが、Windowsの登場当初は、まだ多くの人々がMS-DOSの速さと使い勝手を好んでいました。
しかし、時が経つにつれて、Windowsへの移行は進みました。

結局、技術に精通する一部の人々を除き、GUIが主流に(それも圧倒的に)なったのです。

直感的なインターフェースへの傾倒

時代の流れで、情報探索の手法も変わろうとしています。
かつて、検索エンジンにキーワードを入力し、目当ての情報を見つけ出すのが日常でした。
しかし今、生成AIの新風が吹き始めています。

もちろん、検索エンジンに比べるし、生成AIはまだ遅いし精度もまだまだ。

しかし、新しい探索形式にはそれを補う魅力があります。
検索エンジンが提供する数千のページを通じて目的の情報を探す代わりに、生成AIは直接的な答えを提供します。

調べものがより直感的になったんだよね。

AIに慣れると検索がしんどい

これに慣れると、今さら一つずつ検索結果を見ていくのがしんどくなります。

たとえば、今度 友だちと夕食を食べる、と言っても候補はたくさんあります。
むしろ、ありすぎます。
そんな検索結果から選んでいくのは疲れるのです。

もちろん、まだ、生成AIもこなれてはいません。
プロンプトという指示文を長くタイプするのが大変です。
しかし、これも そのうち話すだけでよくなるでしょう。

もうすぐ「検索」は、パソコンの片隅にある「コマンドプロンプト(いつの間にか PowerShellと名前を替えている)」と同じように、たまに引っ張り出す道具になるかもしれません。

検索エンジンに内包する生成AI的なもの

検索エンジンの進化を振り返ると、その起源と成長の過程で、私たちが今日見ている生成AIと同じ根底にあるかもしれません。

すでに、ただのキーワード検索ではなかった

初期の検索エンジンは、単純に「キーワードマッチング」の原理に基づいていました。

しかし、時代が進むにつれて、ただキーワードを探すだけではなく、「検索意図」を理解しようとする方向へと進化してきました。

この変化は、検索エンジンが単なる情報のインデックス作成から、ユーザーの質問や疑問への最も適切な答えを提供する「知識の学習者」へと変わったことを示しています。
この過程で、検索エンジンは膨大なデータを分析し、ユーザーの検索行動やクエリの文脈を学習し、それに基づいて検索結果を最適化してきました。

検索意図のパターン学習

検索エンジンの「学習」は、生成AIが行っていることと酷似しています。

生成AIは、テキスト、画像、音声などの膨大なデータセットから学習し、それを基に新しいコンテンツを生成する能力を持っています。
この学習プロセスは、データの解釈やパターンの認識に依存しています。

これは検索エンジンが行ってきた「検索意図」の理解と、本質的には似たプロセスです。
検索エンジンがユーザーの意図をより深く理解しようとすることは、生成AIの目指す「理解と応答」の能力の基礎を形成していると言えます。

検索エンジンと生成AIには、情報を処理し、ユーザーのニーズに応えるために「学習」を続けるという共通性があるんだね。

生成AIは順当な進化

こうして見ると、検索エンジンの進化は、生成AIへの道を開く一歩だったのかもしれません。

情報の索引作成から始まり、ユーザーの検索意図を理解し、さらにはそれに沿った最適な回答を提供する能力へと進化してきた検索エンジンは、生成AIの発展において重要な基盤となっているのです。
検索エンジンが積み重ねてきた「学習」とは、情報技術の進化における連続性を示しており、私たちが目の当たりにしている技術革新の一部なのです。

検索の未来はまだ予測できませんが、新しい技術を学んでいくことが新たな視界を開く一歩となります。
かつてMS-DOSからWindowsへの移行があったように、人は変化に適応し、前進していくのでしょう。

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