- Blueskyは、これまで「招待コード」を用いてきましたが、これからは自由に参加できるようになります。
- 2024年2月16日から利用規約が更新されます。
コミュニティガイドラインの強化し、利用規約の明瞭化しました。
「ベンチャーが上場した」みたいな感じだね。
1. 利用者が増えた
Blueskyからメールが届きました。
130万人の新規ユーザーを迎え、合計で450万人のユーザーを持つまでに成長したそうです。
プラットフォームが急速に拡大していることから、利用規約が明確化されることになりました。
2. どうして招待コードを廃止したの?
これまで、新しいユーザーがBlueskyに参加するためには、既存のユーザーから招待コードを受け取る必要がありました。
「招待コード」は、プラットフォームの成長を段階的に管理し、初期の段階でコミュニティの質を維持するための手法です。
「招待コード」って面倒だな、と思っていたけど、ちゃんと意味があったんだね。
Blueskyが招待コードを廃止して一般の利用を可能にしたことは、プラットフォームが新たな段階に入ったことを意味します。
誰でも自由にBlueskyに登録できるようになると、利用者の拡大ペースが速まるので、プラットフォーム上で多様な意見やコンテンツが増えます。
3. どんな発信はダメか?
しかし、多様な人々が集まれば、それに軋轢も生まれかねません。
そこで、ルールを明確にする必要が生まれます。
それが、この利用規約の更新です。
特に若年層の保護を強化し、選挙の公正性を守り、ルールを破る行為への対策を厳しくすることを明らかにしています。
- 未成年者の保護:
Blueskyは特に未成年ユーザーを保護するための措置を強化し、安全なオンライン環境の維持に注力しています。 - 選挙妨害への対策:
有権者を誤解させる情報の拡散を防ぐための措置や、禁止された行為(例えば、嫌がらせ、虚偽の情報拡散など)を行ったユーザーに対する制裁を強化することが含まれます。
アメリカは大統領選挙の年だしね。
4. 個人情報がどう扱われるか?
一方、Blueskyには、たくさんの個人情報が集まることにもなります。
パーソナライズされた体験を提供するために重要ですが、同時にプライバシーの保護が大きな課題となります。
SNSを利用していくと、投稿したテキスト、画像、動画、位置情報などのデータが蓄積されていきます。
また、登録時に名前、メールアドレス、生年月日などの個人情報を入力しています。
- プライバシーポリシーの透明性:
Blueskyは、どのような個人情報を収集し、それをどのように使用するのかを明確に記述したプライバシーポリシーを公開します。
例えば、ユーザーが投稿したコンテンツがどのように共有されるのか、第三者とのデータ共有はあるのか、などの詳細が含まれます。 - データの使用目的の明確化:
収集した個人情報は、ユーザーにより良いサービスを提供するためにのみ使用されます。
これには、カスタマイズされたフィードの提供や、ユーザーの興味に基づいた広告の表示などが含まれます。
Blueskyは、これらの目的以外でユーザーのデータを使用することはないことを保証します。 - セキュリティ対策の実施:
ユーザーの情報を保護するために、Blueskyはデータの暗号化や、アクセス制御などのセキュリティ対策を講じます。 - ユーザーのコントロール権の強化:
ユーザーは自分のプライバシー設定を管理でき、どの情報を公開し、どの情報を非公開にするかを選択できます。また、自分のデータに対するアクセス権や削除権を行使することも可能です。 - 透明なコミュニケーション:
プライバシーポリシーの変更や、データ漏洩などのセキュリティインシデントが発生した場合、Blueskyは迅速にユーザーに通知し、必要な情報を提供します。
「BlueskyアプリとATプロトコルネットワークサービスのプライバシーポリシー」とは、このソーシャルメディアプラットフォームとその基盤となる技術(ATプロトコル)がどのようにユーザーの情報を取り扱うかについてのルールや方針を定めたものです。