- 先日、ドコモの料金プランの名前が大きく変わりました。
- 大ざっぱに言えば、メインの料金プランが
「ギガホ」・「ギガライト」から、
「eximo」・「irumo」と「ahamo」になりました。 - 「irumo」が「節約型プラン」ということで、これまでの「ギガライト」に対応している、と思っていたのですが、そうとも言えないようです。
- irumoでは、予め月のモバイルデータ通信量を決めて契約します。
追加チャージがないのが特徴です。
1. irumoは4つの料金プラン(ステップではない)
irumoには、3GB, 6GB, 9GBと少し特殊な 0.5GBの4つのプランがあります。
irumoで1つの料金プランではないのです。
これまでの「ギガライト」では 1GB, 3GB, 5GB, 7GBなどの段階が自動的に進みましたが、
irumoでは事前に決めたデータ容量に達すると「鈍足状態(300kbps)」になってしまいます。
(4G LTEの約10分の1)。
むしろ、段階的に進むのは「eximo」の方です(1GB/3GB/∞)。
irumoのオプションサービスには、1GBごとの追加チャージはありません。
irumoの開始と同時に、ドコモが斡旋していた「エコノミーMVNO」が終了します。
いわゆる「格安SIM」に取って代わるプランのようです。
2. irumo(0.5GB)はirumo(3/6/9GB)とは別もの
もう1つは、「irumo(0.5GB)」の存在。
一方、「irumo(0.5GB)」は、ほかの料金プランとはちょっと別ものです。
接続ネットワークは「4G(LTE)」で、5Gに比べると通信速度が遅い(3Mbps)です。
また、ドコモの「家族割」の対象にも含まれません。
(キッズケータイなどと同様の扱いです)。
どうも、従来の「スマホはじめてプラン」に近い印象です。
もっとも「スマホはじめてプラン」では、容量1GB/月でしたが…。
「スマートフォンは電話だけ」という人向けなのか、
「インターネットは ほとんどWi-Fi 環境で使う」という人向けなのか、
あいまいな感じです。
3. 一見、矛盾する「ドコモメールが使えなくなるけど、使い続けられる」の意味
irumoではドコモメールが「オプション扱い」になります。
つまり、そのままだと、ドコモメール(@docomo.ne.jpのメールアドレス)が使えなくなります。
ただ、有料のオプション契約(330円/月 税込)をすれば、メールアドレスを維持できます。
つまり、「irumoだとドコモメールが使えなくなる」とも言えるし、
「irumoでもドコモメールを使い続けられる」とも言えるわけです。