Twitter Blueに限った話ではないですが、
アプリ内購入とウェブ上での支払いには、価格差があります。
これは、アプリストアへの手数料が含まれているからです。
アプリ内購入は手軽ですが、ちょっと割高になることを知っておきましょう。
1. Twitterのサブスクリプション
Twitterアプリから「サブスクリプション(継続課金サービス)」の登録をすると、400円/月 高くなっています。
継続されるから、長い目で見ると大きな違いだね。
Androidアプリから「購入する」と、Google Playの「定期購入」になります。
iPhoneアプリから「購入する」と、Apple IDの「サブスクリプション」になります。
一方、ウェブ版のTwitterから購入手続きをする場合は、クレジットカード情報の入力画面になります。
これは、Twitterで直接支払うことになります。
1-1. アプリストアの手数料
この400円の価格差は、アプリストアの手数料です。
アプリ内購入の場合は、GoogleやAppleのアプリストアの決済機能を利用するため、手数料が発生しているからです。 これは支払い金額の15〜30%と言われていて、アプリ開発企業にとっては大きな負担になっています。
iPhoneに唯一アプリを入れる経路であるApp Storeのアプリ内課金方式は、アプリ内でデジタルコンテンツを購入する際に使用することが開発者に義務付けられており、購入された商品の15~30%の手数料がAppleに支払われます。
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つまり、Twitter社が受け取る金額を同程度に確保しようとすると、その分 価格を高く設定する必要があるのです。
このアプリ内購入の手数料を、俗に「Google税」や「Apple税」などと言うことがあります。
したがって、サブスクリプションの登録をするときには、まず ウェブサイト上で直接 手続きできないか確認してみるのがオススメです。
2. どこがクレジットカード情報を持つのか?
ただし、ウェブサイトで手続きする場合にも、注意点があります。
それは、サービス運営会社に直接 クレジットカード情報などを伝える、ということです。
アプリ内購入であれば、決済情報はGoogleやAppleが管理しています。
しかし、直接 ウェブサイトで支払い登録をすると、そのサービス運営会社に直接 伝える必要があります。
もちろん、Twitterのような利用者が多いサービスなら、そこまで心配はありません。
しかし、あまり名前の知らないウェブサービスだと、安易に支払い情報を入力するのは気をつけた方がいいでしょう。
3. 割高なアプリ内購入の利点とは?
割高になるアプリ内購入ですが、メリットもあります。
1つは、支払い情報をアプリごとに入力する手間がないことです。
一度、アプリストアにクレジットカード情報を登録したら、いろんなアプリで利用できてスムーズです。
思い立ったら すぐに購入できるのがメリットです。
もう1つは、いろんなサブスクリプションが、アプリストアで まとめて管理できることです。
アプリ内購入で、加入したサブスクリプションは、アプリストアで一覧で見たり、停止することができます。
うっかり解約し忘れたまま になりにくいんだね。
たまにしか使わないサービスは、「アプリ内購入」、
よく使うサービスは、「直接支払い」、
というように使い分けるとよいでしょう。
アプリストアの手数料は大きいですが、決済のスムーズさという「価値」も提供しているわけです。
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