iPhoneでは、ロックを解除せずとも「カメラ」ボタンから写真を撮ることができます。
他の人にカメラ撮影を依頼するときには便利な機能ですが、充電などで置いていた iPhoneで勝手に写真を撮られてしまう問題点もあります。
ロック画面の「カメラ」ボタンをオフにするには、「カメラ」アプリそのものを無効化します。
しかし、同時にふだんのカメラ撮影もできなくなってしまうので、ちょっと使いにくいです。
ロック画面のカメラボタンだけをオフにしたいのに……
iPhone 11、iOS 16.1.1
1. 子どもに勝手に写真が撮られる
iPhoneを充電で置いておくと、子どもに知らないうちに写真を撮られていることがあります。
これは、iPhoneをパスコードなどでロックしていても、ロック画面のカメラボタンから写真撮影ができるからです。
iPhoneの本体容量だけでなく、iCloud写真の容量も消費してしまうので、いちいち消さないといけないのですが、ちょっと煩わしいです。
ちゃんと「犯人」がバッチリ写っていますね。
2. カメラを無効化するには?
「設定」から「カメラ」アプリを制限すれば、ロック画面のカメラを無効にすることができます。
「設定」の「スクリーンタイム」から「コンテンツとプライバシーの制限」を選びます。
まず、「コンテンツとプライバシーの制限」を有効にして、
それから「許可されたApp」から「カメラ」を無効にします。
「カメラ」アプリの許可を外すと、ロック画面のカメラボタンはグレーになって反応しなくなります。
しかし、それだけでなく、ホーム画面や「Appライブラリ」からも、「カメラ」アプリがなくなってしまいました。
「カメラ」アプリそのものを無効化する設定なのです。
3. ロック画面の設定やカスタマイズでも……
iPhoneのカメラは、キレイに撮影できるので、使えないのは困るなー。
ロック画面のカメラだけを「設定」でオフにできないの?
iPhoneのロック画面の設定やカスタマイズ機能を確認しましたが、カメラボタンを消すことはできませんでした。
ロック画面に関係する「設定」は、「通知」、「壁紙」、「カメラ」です。
しかし、いずれにも「ロック画面」のカメラの項目はありませんでした。
3-1. ロック画面を長押し(カスタマイズ)
ロックを解除してから「ロック画面(通知画面)」を表示すると、「長押し(ロングタッチ)」して「カスタマイズ」することができます。
ただし、このカスタマイズは、ロック画面を切り替えできるようにして、壁紙やウィジェットを追加する機能です。これは、「設定」の「壁紙」と同じです。
「カメラ」と「ライト」のボタンは、そもそもウィジェットではないので、非表示にできませんでした。
iOS 16 ではロック画面のカメラだけを無効にできませんでしたが、今後のアップデートでできるようになるかもしれません。
改良されるといいね。
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