

スマホ会社を変えたら、メールアドレスの後半が変わったんだけど、どういうこと?
メールアドレスは、自分で決めるユーザー名と、通信会社を示すドメイン名からなっています。
スマホなら携帯会社を乗り換えたり、パソコンならインターネットプロバイダを変えたり、あるいは新しくウェブメールを取得したりすると、ドメイン名が変わります。
メールアドレスの構造
メールアドレスは、「@(アットマーク)」の前後で分かれています。


「ユーザー名」の部分は、ルールの範囲内で自由に決めることができます。ただし、他の人と重なってはいけません。


名前と生年月日などを組み合わせて作る場合が多いですね。
「ドメイン名」の部分は、メールサーバを表しています。メールを管理してくれる企業ごとに決まっています。


ドメイン名を見ると、メールアドレスを管理している企業がわかるわけです。


ドメイン名は、銀行口座で言えば 銀行コードや支店番号 の部分に相当しているんです。
メールサーバとインターネット
ドメイン名は、「メールサーバ」と関係しています。
電子メールは、二段階で送信される仕組みになっています。
相手から送信されたメールは、まずメールサーバに届きます。パソコンやスマホの方では、定期的にメールサーバにアクセスし、届いたメールを確認します。
つまり、メールを受け取る「私書箱」がメールサーバにあるわけです。


メールサーバは、インターネットにつながっていて、ドメイン名で場所を探すことができるようになっています。
このため、ドメイン名は、送信のときにも、受信のときにも使われます。
メールサーバにたどり着くと、今度はユーザー名でメールボックスを指定します。
ウェブページのドメイン名とメールアドレスのドメイン名
「ドメイン名」の仕組みは、インターネットのウェブページと同じです。


ウェブページのURLアドレスの場合は、はじめのスラッシュまでがドメイン名です。
一方、メールアドレスの場合は、@以降がドメイン名になっています。


パソコンやスマホは、インターネットに接続すると、まず DNSサーバ(Domain Name System)という案内係にドメイン名のIPアドレスを問い合わせて、それからアクセスします。
サービス会社のホームページのドメイン名と、メールサービスのドメイン名は同じであることが、多いです。
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