[WordPress] “x-litespeed-cache: miss”になっている

サイトのレスポンスヘッダーを見ていたら、「x-litespeed-cache: miss」と標示されました。
LiteSpeed Cacheがうまく動作していないのかと思いましたが、キャッシュ削除の直後だっただけでした。

1. サーバキャッシュが見つからない（x-litespeed-cache: miss）？

前回はこちら。

サーバで gzip圧縮できているか確認した（cPanel, LiteSpeed, mixhost）

Pingdomで改善提案に「gzip圧縮」があったので、設定を確認しました。設定方法がいまいちよくわからなかったものの、Gzipサイトのチェッカーで確認したらすでに有効になっていたようでした。LiteSpeed Cacheプラグインを無効にして計測し直したら、gzip圧縮の項目スコアが下がっていました。一応、効いているみたいです。勉強にはなりました。gzip圧縮できている？前回は、Pingdomのテストで「gzip圧縮」を提案されました。まず、大事なことはページが gzi...

gzip対応を確認するときにサイトのヘッダー情報を見ていたら、「サーバキャッシュが見つからない（x-litespeed-cache: miss）」と言う表記が気になりました。

gzipに対応しています!!

HTTP/1.1 200 OK
Connection: Keep-Alive
Keep-Alive: timeout=5, max=100
x-dns-prefetch-control: on
content-type: text/html; charset=UTF-8
link: ; rel="https://api.w.org/"
link: ; rel="alternate"; type="application/json"
link: ; rel=shortlink
x-litespeed-cache-control: public,max-age=18000
x-litespeed-tag: be5_HTTP.200,be5_front,be5_URL.6666cd76f96956469e7be39d750cc7d9,be5_F,be5_Po.29,be5_PGS,be5_guest,be5_,be5_CCSS.080bb59073f25ab3ebfe5d1d9e121889,be5_MIN.5e2ab29921b87dabc4c6e03b85fa5d1b.js
etag: "23173-1690074713;gz"
x-litespeed-cache: miss
transfer-encoding: chunked
content-encoding: gzip

vary: Accept-Encoding
date: Sun, 23 Jul 2023 01:11:53 GMT
server: LiteSpeed
alt-svc: h3=":443"; ma=2592000, h3-29=":443"; ma=2592000, h3-Q050=":443"; ma=2592000, h3-Q046=":443"; ma=2592000, h3-Q043=":443"; ma=2592000, quic=":443"; ma=2592000; v="43,46"

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2. .htaccessがおかしい？

「x-litespeed-cache: miss」で調べてみると、LiteSpeed プラグインが間違った .htaccess を編集してしまうと、正しくキャッシュを有効化できない場合があるようです。

今回の問題は LiteSpeed プラグインが編集するべき「.htaccess」が違うということです。
そのため、正しい「.htaccess」のパスをLiteSpeed プラグインに教えてあげればよいのです。
「.htaccess」のパス設定方法は「LiteSpeed プラグイン」->「ツールボックス」->「[3] .htaccess の表示」タブで説明されていました。
LiteSpeedCacheのキャッシュが無効になる理由と解決方法 | ギチギーク

ところが、自サイトで確認すると正しく設定できていました。

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3. キャッシュを削除すると miss になる

実は、キャッシュを削除した直後は、「miss」になるのが正常です。
次にアクセスしたときに「hit」に切り替わるのです。

X-LiteSpeed-Cache: miss
X-LiteSpeed-Cache-Control:public,max-age=1800
X-LiteSpeed-Tag:B1_F,B1_ 
これらの見出しは、ページがまだキャッシュされていないが、LiteSpeed によって保存されており、次のリクエストでキャッシュから提供されることを意味します。
インストール | WordPress 用 LSCache | LiteSpeed ドキュメント

実際に、もう一度 Chrome 開発ツールでレスポンスヘッダを見てみると、ちゃんと「X-Litespeed-Cache: hit」になっていました。

Content-Type: text/html; charset=UTF-8
Date: Sun, 23 Jul 2023 01:23:47 GMT
Etag: "23569-1690075411;br"

Link: <https://chiilabo.com/>; rel=shortlink
Link: <https://chiilabo.com/wp-json/>; rel="https://api.w.org/"
Link: <https://chiilabo.com/wp-json/wp/v2/pages/29>; rel="alternate"; type="application/json"
Server: LiteSpeed
X-Litespeed-Cache: hit

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