「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」でアプリがインストールできない？

大まかに言うと、スマートフォンを買い替える必要がありそうです。

というのも、「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」という表記は、スマートフォンのシステムが古いことを意味しています。

1. 「動作対象」の基本システムのバージョン

公式サイトで動作対象を確認してみると、
「Androidバージョンは、13以上です」とあります。

iOS/Androidの最新版
上記推奨環境であっても、機種・端末の設定などによりご利用いただけない場合があります
AppStoreからアプリ入手できるiOSバージョンは、17以上です
GooglePlayからインストールできるAndroidバージョンは、13以上です

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2. 製造年によって基本システムが少しずつ異なる

Android 13が公式リリースされたのは2022年8月です。
これをAndroidスマートフォンの製造年に換算すると、
メーカーのアップデート保証期間によって異なりますが、
・2021年以前に販売されたスマートフォンはほぼ全て対象外となります。
・2022年発売機種でも、アップデート保証やメーカー対応状況によっては対象外となる場合があります。

一方、iPhoneの方は、もう少し前の機種でも動作します。
iOS 17の公開は2023年9月ですが、iOS 17 非対応となった主なiPhoneは、
・iPhone 8 / 8 Plus（2017年発売）、iPhone X（2017年発売）、 iPhone 7シリーズ以前（2016年発売）、 初代iPhone SE。

つまり、2017年以前に販売されたiPhone（およびiPhone X、8/8 Plus）が対象外となります。

iPhoneの場合は、システム開発とメーカーが一体なので、長期サポートの傾向があります。
そのため、7年前の機種でも動作します。
一方、Androidスマートフォンは、基本システムを更新できる期間は短く、3年前の機種が対象外になっています。

3. 基本システムはバージョンアップできることもある

その場合は、「ソフトウェアアップデート」に対応している可能性が高そうです。
「設定」から基本システムの「ソフトウェアアップデート」を確認して実行すると、インストールできるようになります。

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