「Google Authenticator」は、いろんなサービスでの二段階認証を補助するアプリです。
認証アプリは、SMSを受信できない端末でも一時的な認証コードを取得できる仕組みです。
対応しているサービスなら、あらかじめ二段階認証の設定をしておくことでアカウントのセキュリティを向上できます。
- ユーザーは、事前に利用しているサービス(たとえば、Instagramなど)の設定で「二段階認証」を有効にし、表示されるQRコードをAuthenticatorに登録しておきます(共有シークレット)。
- 登録したサービスごとに、30秒置きに新しい6桁の認証コードを生成されるようになります(時間ベースのワンタイムパスワード)。
- ユーザーがサービスにログインする際、パスワードに加えてGoogle Authenticatorが生成した認証コードの入力が求められます。
サービス側でも同じ認証コードが生成されているので照合できます。
認証アプリが導入されるのは、「SIMハイジャック」対策という意味合いもあります。
Google Authenticatorは、Googleアカウントでログインすると、別の端末でも利用できることです。
端末を紛失したときなどでも、ログインできるのがメリットです。
ただし、Googleアカウントの不正アクセスには注意が必要ですね。
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