「Google検索リエゾン(Google SearchLiaison)」は、Google検索の仕組み(アルゴリズム)について発信している公式アカウントです。
「中の人」がジャーナリスト出身で、一般にもわかりやすく情報発信しています。
フランス語で「結びつき」「連絡」を意味する。
英語で言えば「link」。
1. Google検索リエゾンのアカウント
Google検索への一般理解を深めることで、Google検索の透明性を高め、ユーザーとの関係を改善することを目指しています。
2. 検索の仕組みを公開する上で
Google検索は常に私たちの疑問や好奇心の答えを提供してくれますが、その働きは長らく謎に包まれていました。
いまや Google検索は、「公共」に近いです。
その情報のランク付けには透明性が求められるものの、詳細な仕組みを公開するのも難しいです。
SEOが悪用されてしまうのを防ぐためです。
3. Google検索リエゾンの「中の人」
そこで、検索の世界をよりわかりやすく解説するために、Googleは ベテランジャーナリストのダニー・サリバン氏をスカウトしました。
ダニー・サリバンは、デジタルマーケティングとSEOの先駆者であり、1990年代からこの分野で活動しています。
1997年に業界をリードするウェブサイトであるSearch Engine Watchを設立するなど、デジタルマーケティング業界における最新ニュースと分析の提供を続けてきました。
2017年、サリバンはジャーナリズムの世界からGoogleに転身し、「Google検索リエゾン」として、Google検索の透明性向上とユーザー教育に貢献しています。
サリバン氏は、Xアカウント「Google SearchLiaison」を通じて、日々 Google検索の仕組みに関する洞察を共有し、検索アルゴリズムの変更や新機能の紹介など、様々な情報を発信しています。
エンジニア目線ではなく、ジャーナリスト目線なんだね。
また、フェイクニュースや誤情報の拡散も大きな問題です。
検索した情報の最終的な判断は、ユーザー自身が行う必要があります。
サリバン氏は、ユーザー自身が情報の裏を取る習慣をつけることの重要性を説いています。