- iPhoneの「写真」アプリには、テーマごとにまとめる「アルバム」があります。
- 「ライブラリ」や「アルバム」での写真管理は、パソコンなどのフォルダを使ったファイル管理とは微妙に違います。
- 原本は「ライブラリ」で管理するので、写真の削除には注意しましょう。
YouTube動画でも話しています。
1. 写真を選んでアルバムにまとめる手順
写真を「アルバム」にまとめるには、
- 「ライブラリ」を表示して右上の「選択」を押します。
- 写真にチェックをつけてから左下の「共有」ボタンを押します。
- 少し下にスクロールして「アルバムに追加」を押します。
すでに作ってあるアルバムに追加することもできますが、「新規アルバム」から新しいアルバム名を決めることもできます。
1-1. 写真の共有と共有先
一枚ずつ写真を大きく表示しているときにも「共有」はできます。
この共有メニューは、アルバムのほかにもメールやプリンタなどに送るのにも使われます。
2. 「ライブラリ」と「アルバム」の関係
「アルバム」は、
ファイル管理での「フォルダ」のようなものではありません。
ちょうど音楽の「プレイリスト」のようなものです。
写真データそのものは、「ライブラリ」としてiPhone内にまとめて保存されています。
それを「ピックアップ」して表示しているのが「アルバム」なのです。
iPhoneが音楽プレーヤーの iPod から進化してきたこととも関連しています。
2-1. アルバムは「掛け持ち」できる
アルバムの管理方法の特徴は、1つの写真をいくつかのアルバムに「掛け持ち」で入れられることです。
例えば、家族で海に行った写真なら「家族」のアルバムや「風景」のアルバムなど、両方に入れることができるのです。
どのアルバムに入れるか迷ったら、両方に入れればいいんだね。
これはデジタル管理ならではだね。
2-2. ライブラリの役割は「管理」
一方、「ライブラリ」は、iPhone内(あるいはiCloud写真)のすべての写真を時系列で一覧するためのものです。
ここを見るだけで、すべての写真を探し出せることに利点があります。
写真をアルバムに整理しても、「どこに行ったかな」とアルバムを探し回る必要はないのです。
3. ライブラリの「原本」は削除に注意
ただし、写真を削除するときには注意が必要です。
つい「大事な写真をアルバムにコピーしたから、ライブラリからは整理したい」と考えて、ライブラリの写真をまとめて削除してしまうケースがあります。
しかし、実際には写真はアルバムに「コピー」されていません。
ライブラリにある「原本」を削除すると、アルバム内の写真も表示されなくなります。
ライブラリの写真は、雑多に保管されているけど、それはそのままでいいんだね。
3-1. アルバムから写真を削除する
「アルバム」にある写真を削除するときには、
「アルバムから削除」するだけのか、
写真そのものを「削除」するのか、
選択できます。
この写真を削除しますか?
それともこのアルバムから取り除きますか?
3-2. アルバムそのものを削除するには?
アルバムは、右上の「…(メニュー)」から、名前の変更や削除などができます。