- 月のクレーターをきれいに撮影するには、「暗く」設定する必要があります。
- スマホのカメラアプリでは自動調整されるため苦労しましたが、なんとか撮影できました。
- 撮影できた写真の「詳細」を確認してみると、露出時間が小さく、ISO感度が低い値になっていました。
環境
Pixel 5, 標準「カメラ」アプリ
◆ タップできる目次 ◆
満月の撮影は自動調整に合わない
Pixel 5の 標準カメラアプリでは 露出は自動調節されます。
月が白くつぶれないように撮影するには暗くしたいのですが、露出を一番下まで下げてもうまくいかないときがあります。
しかし、いろいろピント合わせ直していると、うまくいったときがありました。

実は、スマートフォンのカメラアプリは、月をタップしたときにピントを合わせるだけでなく露出補正を自動調整しています。
しかし、満月の場合は なかなか思い通りになりません。
- 周りが暗いため露出が自動的に上げられることと、
- 月の周りには距離を比較するものがなく遠近感がわかりにくいからです。
基準となる明るさが明るすぎたときには、いったん露出補正をキャンセルしてピントを合わせ直します。

ピント合わせに画面をタップしてから、じっくり待つのがコツみたいです。
うまく撮れた写真のExif情報
撮影した写真の詳細情報を確認してみます。
「フォト」アプリで写真を表示して、上にスライドします。

露出を決定する三大要素は、絞り、露出時間、ISO感度です。
- 絞り…光が通過するレンズの開口部の大きさ
- 露出時間…光センサーがアクティブな時間
- ISO感度…光センサーの感度
うまく撮れた写真では、露出時間が 1/700 ぐらい、ISO感度が 55になっていました。


このあたりの考え方は、一眼レフカメラなどと共通です。
スマホで手動調整しようと思ったら、それに対応したカメラアプリをインストールすることになります。
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