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中古スマートフォンを購入するときのチェック項目

とりあえずのメモスマホ基礎操作には要注意

中古スマートフォンは、「買ったはいいけど動かない」とならないように、購入前の注意点がたくさんあります。

  • 販売業者は信用できるのか?
    (店舗形態・期間・取り扱い台数)
  • 劣化具合はどうか?(新古品、美品〜ジャンク品)
    (ディスプレイ・傷・バッテリー)
  • 機種に通信制限はないか?(白ロム・残債)
  • 持っているSIMカードが適合するか?(サイズ・通信ネットワーク)

いわば「目利き」が必要です。
そこが、携帯ショップで選んで購入するのとは違います。

細かなチェックも大変なので、多少「割高」と思っても携帯ショップで購入する方が安心ではあります。

免責事項

なるべく正確な情報になるよう努力していますが、個々のPC/スマホにより状況は異なり、結果の保証はできません。
操作の際には、十分に注意の上、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。

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中古ショップの選ぶ

まずは、「販売業者が信用できるのか」。
これが大前提です。

とくにネット通販サイトで購入する場合は、相手の顔が見えません。
最悪のケースだと、空箱や壊れた商品が送られてくることもあります。

慣れないうちは個人や海外事業者を避け、実店舗でも営業しているような大手の中古ショップ(例えば、ソフマップやゲオオンラインなど)を選択した方が確実性が高いと思います1

劣化具合は?

使える状態であっても、購入時から傷や画面割れがあるとガッカリします。

中古ショップでは、商品状態を「ABC」などで評価していることが多いです。
予算にもよりますが、なるべくAに近いものを選択しましょう。

あと、外見からはわかりませんが、内部のバッテリーも劣化しています。
製造から時間が経過しているものはバッテリーが減りやすいことも考慮に入れておきましょう。

「残債」(白ロム)

携帯ショップで販売されたスマートフォンの中古では、分割払いの「残債」が残っている可能性があります。

もし、元の所有者が「残債」を支払わなかった場合、スマートフォンは通信制限になってしまいます。これを「赤ロム」などと言います。
あるいは、盗品の場合でも通信制限になっていることがあります。

反対に、すべて支払い完了しているスマートフォンは、「残債がない」「白ロム」などと言います。

このような通信制限にかかっているかは、携帯会社で確認できます。

スマートフォンには、個体番号(IMEI2)があります。
それぞれの携帯会社のウェブサイトで個体番号を入力すると、残債があるのか確認できます。

auの場合、ネットワーク利用制限携帯電話機照会

中古スマホを購入する前に、商品ページに IMEI の記載があれば、自分でも確認しておきましょう。

SIMカードが使えるか?(ナノSIM)

今までのスマートフォンで使っている SIMカードが そのまま使えるのかチェックも必要です。
SIMカードを交換できなければ、電話・モバイル通信ができません。

まずは、SIMカードのサイズです。
現在、一般的なのは ナノSIM ですが、他にも大きさ違いがあります。

今のスマートフォンと購入するスマートフォンの対応SIMカードのサイズが同じかどうか、カタログ情報などで確認しておきましょう。

もし、サイズが違う場合は、携帯ショップで SIMカードを「変更」してもらう必要が出てきます。

SIMロックとSIMフリー

あとは、通信ネットワークです。
SIMカードは、docomo, au, SoftBankなどの通信ネットワークと対応しているからです。

最近のスマートフォンなら、どの通信ネットワークのSIMカードでも通信できます(SIMフリー)。
しかし、古い機種(2021年10月1日までに発売された3)だと、別の通信ネットワーク用のSIMカードを読み込めないことがあるのです。
これを「SIMロック」といいます。

例えば、auなら SIMロック解除は、My auサイトから手続きできます4

au回線契約と一緒に購入した機種は、au IDで本人確認をします。
そうでない携帯電話(解約後・中古端末含む)のSIMロック解除には、IMEI情報が必要です。

SIMロックが解除されているかは、スマートフォンで確認できます。

  • Androidスマートフォンなら、「設定」ー「端末情報」の「SIMカードの状態」を見て、ステータスが「許可」なら SIMロック解除ができています。
  • iPhoneなら、「設定」ー「一般」の「情報」にある「SIMロック」に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロック解除ができています。

初期設定は自分で

中古スマホの場合は、初期設定も複雑です。

ただ、SIMカードを入れ替えるだけでなく、アクセスポイント名の設定(APN)やメールプロファイルの読み込みなど、携帯ショップであらかじめ設定してくれていることを自分でする必要があるのです。

このような設定をしないと、インターネットにつないだり、メールを受信したりできません。

(補足)

  1. 昨今の自動車中古販売でのニュースを見ると、大手だから安心とは言い難いですが。- ビッグモーターの修理、44%で不正の可能性 : 読売新聞 2023/08/06
  2. 「IMEI」は「国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identifier)」の略。
  3. 【SIMロック解除】au携帯電話は、購入時点でSIMロックがかかっていますか?| よくあるご質問 | サポート | au
  4. 【My au】SIMロック解除の手続き方法を教えてください| よくあるご質問 | サポート | au
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