2021年4月1日 写真が歌い出すアプリ「Avatarify」が、めざましテレビ で紹介されていました。
1. AvatarifyはiOS版しかない(2021年4月1日時点)
番組内でも表示されてましたが iOS版しかありません。
Avatarify
iPhoneなど「iOS限定」無料で利用可能
逆にいうと、Androidスマートフォン用のアプリはありません。
現在(2021年4月1日)、Playストアにある「Avatarify」は偽アプリです。
正しい開発元はAvatarify, incですが、偽物は違っています。
偽アプリは、レビュー評価の2点台と低いですし、ダウンロード数も1万程度と少ないです。
アプリをインストールする前に、
・ダウンロード数
・評価
・開発元
をしっかり確認しましょう。
特にダウンロード数。
メジャーなアプリは、ダウンロード数が10万件を超えます。それ以下のアプリは、要注意です。
2. 【追記】AvatarifyのAndroid版 類似アプリが増えていました(2021年6月18日)
久しぶりにAndroid版の正規のAvatarifyが出ているのか調べてみました。
結果はまだ正規版はなく、同名のアプリを5つ見つけることができました。
ただ、前回(2021年4月1日時点)にあった偽アプリと比べてみると、公開元が違っていました。また、アイコンをみると、前回は本家Avatarifyと酷似していましたが、今回はそれぞれ独自のアイコンになっています。
「Avatarify(アバター化:Avatar + ify)」を、一般的な用語と捉えれば、「偽アプリ・偽装アプリ」とまでは言えないかもしれません。
2-1. 「去演-Avatarify」のアプリ権限が気になる
特に、「去演-Avatarify(DeepArt Limited)」は、レビューが3.6、ダウンロード数が50万以上、ということで、アプリ自体として評価されているように見えます。
では、「去演-Avatarify(DeepArt Limited)」をお勧めできるかというと、そこは要注意。
広告がないかわりに、「アプリ権限」が不自然に多いことが気になります。
「位置情報」や「デバイスとアプリの履歴ー実行中のアプリの取得」、「その他ー起動時の実行」など、スマホの利用状況をかなりアクセス・収集できる権限が要求されています。
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