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共有エクスペリエンスの「Microsoft アカウントの問題」でパスワードを入力する理由 [Windows10]

インターネット小話パソコン基礎知識

Windows10には、知らない機能がたくさんあります。

何かエラーか出てくると、なんのことかわからないまま「とりあえず」の対処をしていることって、ありませんか?

ギクッ(・・;

今回は、「共有エクスペリエンス」のエラーと、アカウント認証の意味について解説します。

結論
  • Windowsには近くのパソコンとの共有機能がある
  • 自分のデバイス以外を共有対象に含むか選べる
  • だから 自分のデバイスかどうかの本人確認が必要
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通知メッセージ

Windows PC で作業をしていたら、通知メッセージが表示されました。

設定

Microsoftアカウントの問題

お使いの Microsoft アカウントを修正する必要があります(最も多いのはパスワードを変更された場合)。こちらを選択し、[共有エクスペリエンス]の設定で修正してください。

今回は、特にパスワードを変更したタイミングではなかったのですが……。

設定から共有エクスペリエンスを修正する

通知をクリックすると、設定アプリが起動し、「システム」→「共有エクスペリエンス」が選択された状態になります。

お使いのアカウントの一部に注意が必要です

[今すぐ修正する]

「今すぐ修正する」をクリックすると、パソコンのPINコードを要求されました。

Microsoftアカウントのパスワードを要求されたのではないので、パソコン端末の設定であることがわかります。

  • 端末のPINコード → パソコン固有の設定
  • Microsoftアカウントのパスワード → オンライン アカウントの設定

PINコードを入力すると、もう完了したみたいです。

すべてのアカウントが正常動作中

共有エクスペリエンスとはなんなのか?

この本人確認は、何をしたことになるのでしょうか?

「共有エクスペリエンス」とは、いくつかパソコンの間で、作業を共有するためのWindows 10の機能です。

共有エクスペリエンス」は、Windows10のCreatorsUpdate(2017年4月)に、設定に追加されました。開発段階では、「Cross-DeviceExperiences」とも呼ばれていました。

出典:Windows 10の「共有エクスペリエンス」とは何ですか? – TheFastCode

設定アプリの説明をよく読んでみます。

共有エクスペリエンスでは、すべての システムアカウントを使用してデバイス間での操作を承認します。

う〜ん??

文章がなんか頭に入りません〜

続きを見てみると、大きく2つの機能があることがわかります。

共有エクスペリエンスでできること
  • 特定のアプリの作業をほかの端末に引き継ぐ
  • 通知を送信する
共有エクスペリエンスの機能
  • 近距離共有
    Bluetooth / Wi-Fi で近くの端末とコンテンツを共有する
  • デバイス間の共有
    ほかの端末とアプリを通してメッセージを送受信する

近距離共有を オン にすると、エクスプローラーでファイルを「共有」すると、共有先候補に 接続している端末を選択できます。

へぇー、いちいちUSBメモリに移して、ファイルを渡す必要がないのかー。

iPhoneを使っている人には、AirDropみたいな機能というとわかりやすいかもしれませんね。

ほかにも表示しているウェブページを「共有」したりすることもできます。

「自分のデバイス」をどう区別しているのか?

共有範囲は、「自分のデバイスのみ」と「近くにいるすべてのユーザー」を選択できます。

「自分のデバイス」と「他人のデバイス」は、どう区別するのでしょう。ここでは、同じMicrosoftアカウントでサインインしているかどうかです。

これで、ようやく 本人確認の意味がわかりましたね。

「自分のデバイスであるのか」確認していたわけです。

自分のパソコンやスマホの間でのデータのやり取りで利用したいなら、「自分のデバイスのみ」を選びます。

職場のほかの人とデータのやり取りがあるなら、「近くにいるすべてのユーザー」です。

そもそも、無線でのデータのやり取りが必要なければ、2つとも機能をオフにします。

おすすめは、使うときに限って有効にすることです。

共有エクスペリエンスの2つのリスク

近距離共有やデバイス間の共有は便利な機能です。

「データ受信」のリスクもあります。もし、悪意のあるファイルを受信をしても、「保存」をしなければ問題ないはずですが、Windowsの機能に脆弱性がないとも限りません。

また、企業にとっては「データ持ち出し・データ流出」のリスクもあります。かんたんに機密データを別の端末にコピーすることができてしまうからです。

ですので、企業によっては禁止している場合もあるんです。

QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。
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