Apple IDは本名で登録しなきゃいけないと思っていたのですが、偽名でもよいのですか?
ウェブサービスに本名を登録して、インターネット上に残るのが心配です。
「Apple ID」の「名前」も、必ずしも本名である必要はありません。
好きな名前で登録することができます。
クラウドサービスに本名を登録することに抵抗があれば、変更して構いません。
ニックネームなどにするのも多いかもしれません。
1. Apple IDには「名前の変更」がある
その証拠に、Apple IDの設定から「名前」は自由に変更できます。
ただし、Apple のサポートで配送するときなどは、その名前で来るのでご注意を。
どう名乗るかは、アイデンティティの基本です。
「アイデンティティは自分で決めてよい」という考え方なのかな、と思ったりします。
2. Apple IDの名前の公開範囲
Apple IDの名前は、どんな利用サービスや場面で表示されるの?
Apple IDの名前は、次の場面で表示されます。
基本的に、連絡相手以外の不特定多数の人に公開されることはありません。
ただし、3つの「iCloudとアプリを連携」している場合はアプリ次第です。
とはいえ、一般的には公開されません。
データ共有相手には、自分の名前が表示されます。
iCloudでのデータ共有
お使いのアカウントに関連付けられた姓名とファイル名は、共有が公開か非公開かにかかわらず、共有リンクにアクセスできるすべての人が知ることができます。非公開共有への参加者の識別情報は、その非公開共有に参加を依頼されて承認した人以外の誰にも知られることはありません。
Apple IDとプライバシー – Apple サポート
連絡先として相手に表示される名前は、相手の設定によっては略称になることもあります。
略称を使って、連絡先に表示される名前を変えることができます。
略称の設定は、メール、メッセージ、電話のほか、一部の他社製 App にも適用されます。
略称を使って、連絡先に表示される名前を変えることができます。
iCloudと連携しているアプリを確認するには、
「設定」アプリ
ー「Apple ID(自分の名前)」
ー 「iCloud」と選択すると、
「iCloudを使用しているApp」という項目を表示します。
iCloudとApp
一部のAppはiCloudを使用して、Appに入力されるデータやコンテンツを保存するので、iCloudが有効になっているすべてのデバイスでこのデータにアクセスできます。このようなAppは、データの一部またはすべてをiCloudに保存する場合があります。他社製Appはあなたを検索することを要求できます。これにより、そのAppのほかのユーザがApple IDで検索したときにあなたの姓名が表示されます。
AppがiCloudにデータを保存できないようにするには、そのAppをオフにします。その場合は、“設定”>“[自分の名前]”>“iCloud”と選択し、“iCloudを使用しているApp”に表示されているAppをタップしてオフにします。
Apple IDとプライバシー – Apple サポート
基本的には自由ですが、Apple Storeとのやり取り(修理の配送など)で使うことがあるので、あまり突飛なものだと気まずいかもしれません。
ペンネームやニックネーム程度なら、大丈夫です。
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